「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
→こちら Instagram

無関心

2008-06-29 | ▼ユルユル日常
介護のことではないんですが…

以前からのおつきあいのある方は、私がひきこもりの従妹の話を書いたのを記憶されているかと思います。

簡単に書きますと…
20歳を過ぎた頃からひきこもりの従妹はすでに30台半ばになろうとしているはず。
私がそのことを知ったのは彼女が28くらいの頃。
ネットで調べたり、友人が知り合いだった登校拒否の支援活動をしている方にアドバイスをもらい、従妹の住む街の保健所やら区役所やらに問い合わせて、とにかく両親が相談にいくようにと……(同居してない従姉の私が相談しても家庭訪問などはして貰えない)
でも、叔母夫婦は相談には行かず「もういいから」と…。
相談なり受診なりするからもういいよ…なら安心だけど、そうじゃなくて、「あの子はもうダメだから」とか「親がいなくなっらどうにかするでしょ」という言い方で。

ポストにさえいけず、被害妄想まで出ている娘を放置していることが信じられなかった。
ひきこもりについて調べたり、本を読んだりしてる様子もない。
親として、なんかヘン…と思っていた。

そして先日、ラジオの人生相談で、中学生の息子(相談者は男性、再婚相手の連れ子)が障害をもっていて(アルファベット四文字で言ってたけど忘れました…。行動に問題がある。落ち着きがない…というような)普通の高校は難しいだろうと言われて、行動にいろいろ問題が出ている、どう接したらよいのか?という質問をしていた。

相談者は「あなたはナルシスト、母一人子一人で頑張ってきた二人を受け入れる自分に幸福感を持ってるだけ」……みたいなことを言われてた。
つまり、その息子さんにホントは関心がないんですよと。
ちゃんと向きあってたら、暢気に「普通高校は難しいと言われて~」なんて言ってないで、息子さんへの接し方も今後の道筋もちゃんと考えていると。

「何もしないのは関心がないから」だと。

これ聞いてて、従妹のこと思い出してしまった。
叔母夫婦が何もせずに時を過ごしているのは、実は、娘である従妹に関心がないからなの?!

二十歳を越えた娘が家から出られない。人との付き合いも一切断ったまま。
普通なら将来のことを心配するはずで……。
両親揃ってて何してるの!って、周りの親戚もちよっとムカムカしてるくらいで。
娘のことを考える余裕がないほどに生活が大変だったとも思えず……。

なぜ?なぜ?治療させようとしない?
それは関心がないからなの?

…となると……この先ずっとこのまま?

そして叔父は小脳変性症を発症してしまった。娘のことを考える余裕はますますなくなった。
………で、どうなるのか…
順番だと親が先にいなくなる。
……どうするのか…

なんでで私が悩まなきゃならないんだろ。悩んでも私には何の力もない。
そこを突破して従妹のことに責任を持つほどの勇気も余裕もない。

思い出すと、考えるとタメイキ。
私には従妹の扶養義務はないけど………従妹には弟が一人いるけど…………。