ご挨拶
2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。
介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。
今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。
2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。
介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。
今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。
それは多分、幻覚。
母が壁の方を指さして、そこに誰かいるように私に話す。
「私には見えないの」
「アラ、見えないの?」
その視線、何かが見えている。
「誰がいるの?」
母はなにやらいろいろ説明してくれる。子供がいるみたい…。
「守ってるのよ」そう言った。
誰を? なにから?
「なんていう名前?」
母が答えたその名は…
「天使ちゃん」
「守ってるのよ」
またくり返す。
守護霊さまか?!
「見えないの?そこにいるわ」
今度は窓の近くを指さした。
「男の子?女の子?」
「女の子」
その天使さまは、手のひらに載るくらいの小ささらしい。
「羽、あるの?」
「ううん。クサがある」
クサ??……なんでしょ、それ?
「お父さんの隣にいるわ」
それは死んだ父のことですか?
………思い当たるのは…
私を生む前に母が二度流産していること。
この世にうまれることなく死んでいった私の兄か姉。
いるのかな?父と一緒に。