「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
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【介護】自己負担額UP↑

2012-03-29 | ●介護録(~2015.2月)

介護保険改定で自己負担がアップ
処遇改善加算とかいうヤツ。

国が負担していた分が減り利用者負担となったみたい
以前、国負担が半分になり残りは事業所それぞれのナントカ分から出しなさい
…という法案が決まったと聞いていた。
そのナントカ分というのは事業所が「何か」と時に備えて用意しているもの
それを処遇改善加算に使ったら「何かの」と時はどうするんだ?…って話。
そういうことが、こっそりきまってしまいますね~とケアマネと話していたのだった。

処遇改善はスタッフの報酬を引き上げのために決まったもの。
麻生さんの時だっけかな?
それでもまだまだ安いし、確か(間違ってるかも?)介護福祉士とか資格所有者対象だったような?

その処遇改善の国負担が半分に。
介護現場の処遇改善はずっーーと言われているのにこれだと後退だよ
そして外国人を受け入れ
国際貢献とかそれは大切かもしれないけど
日本人の介護従事者の処遇改善を進めずに外国人を増やすという方向は
なんとなく首をかしげる。

言葉の問題だってある。
どんなに心優しくて暖かい介護をしてくれる外国人であっても。
ただでさえ意思疎通が難しい場所。

確かに、介護の仕事は向き不向きがはっきりしていると思う。
こんな言い方は誤解を受けるかも知れないけど
お店でレジを打つ仕事より「私は無理」と感じる人が多いはずの職種。
だから、「仕事がない」今の時代とはいえ安易に「介護の仕事して」とは言えなくて
簡単に人手が確保できない現実があって「外国人」という選択なのかもしれないけど。

でも、キツイ仕事だからこそ、職場環境を改善する必要があるんじゃないのかと。
ちょっときつくてもお給料が良ければさ…少しはね…


母の通う小規模多機能は狭い。
とっても狭い。
それは、利用者全員に目が届く、アットホームな雰囲気…の利点もあるんだけど
狭いがために、静かな雰囲気を好む時や一人になりたい利用者さんのニーズには
イマイチこたえられない。
洗面所等も狭いので、出張理美容でカットだけではなく
パーマをかけたいという人のニーズにも答えられない。

さらにいうと、スタッフルームがない。
名ばかり?の事務室は管理者一人が事務するのがいっぱいいっぱい。
そのすみこっにスタッフのバックや上衣がおいてある。
見学に行き契約かわしたのもこの部屋で、スタッフさんが「すみません」といいながら
荷物を取りに来たていた。
休憩の時はみなさん自分の車にいくのだそうで………
増築願いは出しているものの、去年は新しいミニ特養をつくり、今、老健開設準備中
で、お金がないよ…と言われているらしい。
増設が先だろ!と、思わず突っ込む私だ。

最近出来ている小規模多機能は、とにかく広くてキレイらしい。
吹き抜けだったり、スタッフルームだけでうちの小規模多機能メインルーム規模だったり
ひろけりゃいいってもんじゃないけどさ……。
狭すぎるのもどうかと思う。
(これじゃみんな早く異動にならないかな~なんて思ってるかも?)

今回の外部評価で狭さが指摘されていたらしいから来年今後に期待?

まっ、それはともかくとして

国の負担が半分になり、残りは事業所のナントカ分で負担……という話を聞いた時は
「それって酷いですよね」と暢気に言ってたんだけど
その負担が利用者に回ってきて、もっと大きな声で「えっーーーー」といいたいところ。

介護保険は二年くらいで見直しされるけど
毎回、改悪?って気になる
変わる度に現場は右往左往だし。

でも、最近ではあまりメディアも取り上げてないようなイメージ?
……となると…
有名人、芸能人が介護してることを公にすることに
意味が出たりするんだよね
「功罪」って随分前に記事書いた記憶があるけど
プラスとマイナス両方あって複雑だけど