「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
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♪ギュッギュッと握ったらギュッギュッと返るよ

2014-05-13 | ●介護録(~2015.2月)

力はあるみたいな母。
表情は…泣き顔しか出ないし、言葉にならない声しか出ない。

でも手を握ると強く握り返してはくれる。

ギュギュッと握ると同じようにギュギュッと握り返してくれる。

力がある。
この力があるうちはまだ大丈夫なの?

カテーテルからの発熱後、また弱くなった。
一カ月前にも同じ発熱があったと聞かされて
なんだか弱ったな~と感じていた理由がわかった。

在宅の時だって何度か発熱したけどこんなにガクンと弱ったりしなかったよ…とつい言いたくなる。

退院は無いと言われたことを、在宅介護時のケアマネにメールしたら
入院前は食べられたのに…と驚いていた。

正直、サクッと胃瘻にしていたらもっと元気だったろうな。
いたずらに延命するだけと言われればそのとうり。
でも生きていて欲しいと思う気持ちは……あるんだ…

いずれ胃瘻の選択を…と言われての療養病棟入院。
待っていたけど医師からの話はなく月日が流れて
結局、療養病棟の医師にその考えはなくて
もうね、もう、そんなことなら最初から胃瘻の話なんてしないでほしかった。

イロイロ考えた分、疲れた。
疲れた挙句、何もなく、なんか考え損。

だけどそう
母に、力が、体力があれば、ウダウダ言ってる間もなく、嚥下訓練したんだろうし、嚥下が弱ければ次の措置って話になっていたんだろうし…

こういう運命…

本人は辛いのか?
わからない

「認知症患って、長い間いっぱい頑張ったからもう楽になりたいよね?」
……とベッドの母に何度か聞いた。

ある介護友人が、90を過ぎているお母さん(認知症)から自分は幾つまで生きるんだと聞かれ、100まで生きるんじゃないの~と答えてたら、満面の笑みだったとか。

人の生存本能?
母は生きたいだろうか?
それとも…



さっきラジオから
バリー・マニロウさんの歌声が流れた。
久しぶりに聴いた。
心地よい歌声
なんか癒された
CDをかけようかな