「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
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幸せな最期……と思った話

2017-01-23 | ●介護回想(2015~)
知り合いの話です。

旦那さんのお母さん。自宅からわりと近い老健入所中の90代。
夫婦で出掛ける朝、お母さんの顔を見てから行こうと奥さんが提案。
旦那さんは、忙しいからやめようといったけれど、虫の知らせなのか、奥さんは、いや、行こう!と。

お母さんは食事を口にしてなかった。
旦那さんが抱え込むようにして(旦那さんが胡座で椅子がわり?)奥さんが正面から食事介助。
二口くらいで白眼を向くような状態に。
医師からは
「老衰です」と。

苦しむことなく
息子に抱かれで旅立った

一番楽な終わり方は枯れるように死ぬことだと医師が書いていた。
まさしく、そんな終わり方

羨ましかった。
涙が出てきた。

飛行機で出掛けるはずだった御夫婦。
(親戚の挙式だったそうで)

こんな話は、
何かの力が働いた?!と思えてしまう。


枯れるように死にたいけれど、それには長生きしなくてはならない。
おひとりさまの私としては、あまり長生きをするわけにはいかん!と思う。
ボケないうちになんとかなっておかなくては……と。

誰か暗殺してくれないかなぁ~~なんて冗談を言うと
「お金、かかるよ」と友人。

死ぬこと自体も、この世での最後の修業なんでしょうか?