「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

災害弱者

2016-04-28 | ●介護回想(2015~)
「災害弱者」過酷な生活 難病や車いす、寝たきり… 福祉避難所開設少なく (西日本新聞)のコメント一覧 - Y!ニュース



この記事のコメント欄に
強者なんていない。健常者だって被災者。
という主旨のコメがあった。
その方、多分、壮年の男性なのだろう、健康な男性が一番後回しにされているという感想を持ったらしい。


こういうコメを見ると
避難所で周りの理解を求めるのは難しい
と、思ってしまう。

障害とか介護に無縁な人達すべてに、全部受け入れて、わかって~~というのは酷なこと。仕方ないこと。



寝たきりの母から目が離せないから、配給の列の長さを見てあきらめた
なんて話を読んだら泣けてきた。



認知症初期ならガッツリ手をつかんで一緒に並ぶことは可能だけど
果たしてどのくらいの時間だまって並んでられる?
うちの母なら私が力ずくで止めておけるけど、被介護者が自分より大柄な男性だったら難しい。

進行してからだと車イスだったり寝たきりで一緒に並べない。
パッと行ってサクッと受け取れないなら、私も諦めるかも。
長く一人にしておけないから。


介護中は
初期には初期の、重度になると重度ゆえの避難困難(と思われる)要因を考えて
どうか、介護中に、そのような災害がありませんようにと祈るしかなかった。
進行してからは、運を天に任せるしかない……と思ったけれど……
逃げられないし。


トロミ食しか食べられなくなった母のことを思うと、
ペットボトルとオニギリやパンでは、食事出来ない人はどうしたのだろうかととても気になった。
配給に介護食あるのでしょうか?
お水用にトロミ剤なんてないよね?

オニギリ……
私が咀嚼してから…………という方法が最初に思い浮かんだ。
お水はどうしよう?

なんか切ない……。




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