「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

えん下能力の判定は肺炎発症のあとだった。

2017-05-29 | ●介護回想(2015~)
口腔ケアで高齢者に多い誤嚥性肺炎を予防!|オーラルプラス|アサヒグループ食品



私は正直、母の介護中、口腔ケアがどれくらい大切かわかってなかった。
誤えん性肺炎についても知らなかった。
母ののみ込み能力がどれくらい落ちているかもわからなかった。


(認知症の場合、介護度が3あたりまでは拒否が激しく歯磨きさせることがそもそも難しい。そこを越えると拒否はなくなるけど、歯磨きの意味がわからないから嫌がるしうがいもで来ないしでそれはそれで大変)


結局、肺炎になって二週間入院後に在宅復帰前リハビリのために入った老健で、えん下機能の検査をし、その時初めてそうした機能の低下やら口腔ケアやら、あれとかこれとか教えられた

遅いよ!

と、正直思った。

経験なしの在宅介護のマイナス面かもしれない。

なんだかんだ、起こってから調べる、尋ねる、考える
シロウト介護はそんなもんだ。

心の奥で
ケアマネさん、介護スタッフさん、もっと早めに情報ください……と思った。
ケースを紹介して、こういう危険性があるんだよって。

まあ、でも、
ないかもしれない危険性だから、むやみに家族を脅す?ようなことになってもいけないとか、
いつそうなるかわからないから情報を伝えるタイミングがわかりにくいとか、難しい側面もあるのかも?

その辺がうまくいけば、
高齢者の場合、老化とともに進行しよくなることはないから、備えあれば憂いなしで、介護の始まりに、進行するとともに予想されるコトは全て情報として伝えたほうがいい……とは思う。


認知症の場合、
数年後にはこうなります……みたいなことは、介護が始まったばかりの時は確かにあまり聞きたくないかもしれない。
そもそも認知症発症がショッキングだものね。

でも
やがて現実が目の前に……
もちろん人により進行の仕方も症状も違いはあるけれど
受け入れて介護をすることになるのはみんな同じ

情報も知識もあったほうがいい。
心の準備も出来るにこしたことはない。



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2 コメント

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Unknown (案山子)
2017-05-31 08:41:14
暑くなりましたね。私も素人、在宅自己流介護 だったので、そう、そうと感じるばかり。もっと自分に知識があったら色々な事が変わっていたかな、、、いつもは封印している場面がいくつも浮かんできます。特に飲み込みや介護食の知識。まだ介護に関わっていない方々は、介護制度そのものすらわかっていないとおもいます。一割、二割の負担でも十分な介護を受けるにはかなりの負担額になることも、、私もその一人でしたから 役場関係の講習もあったけど、その立場にならないとなかなか行かないし。
予防を推奨しているけど介護全般幅広い 知識は必要なんだろうな。
今、ミキサー食の母 約一時間の介助です。食事内容、姿勢、毎回一口にも注意しながら。父の時も今程度の知識があったらな、、、と切なく、申し訳なく感じながらの自分です。
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案山子さんへ (ビゴ)
2017-05-31 15:51:18
よく介護が始まる前に調べたり情報集めておこうっていわれるけれど、親が元気なうちにそういうことなかなか出来ないですよね。
それが普通かなぁと思います。
楽しいことなら先に色々調べるのも楽しいけれど。
知識があったら、少しは違っていたかも?という後悔は一杯です。
早くから施設にいたらプロの介護を受けられて誤えんしなかったかな?と思ったり。
(でも、母は病院にいたけど、夜中に見回ったらもう遅かったわけなので、どっちがどうとは言いにくいけれど)
全ては運命でしょうか?
出来るだけ在宅でという思いは一応達成したけれど、それは私のエゴ?って考えたりもします……
あまり考えすぎても仕方ないんですけれどね。
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