「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

介護者カウンセリングなんてのがあったら?

2017-06-28 | ●介護回想(2015~)
米ドラマ(FBIものとか)よくみるのですけど
カウンセリングの話がよく出てくる

発砲射殺した捜査官とかカウンセリングを義務付けられているからストーリーの中で、
義務なんだから行きなさい!
いや、問題ない!
というやりとりはよくある。

それ以外にも

ごく普通に仕事して生活してる登場人物が定期的にカウンセラーのもとに通っていたり(そういうことが必要な感じには見えない元気そうなキャラでも)
子供の時に母親がなくなり、その時にカウンセリングを受けたことがある……とか
仕事でトラブルが起きたあとカウンセリングに通うことになったり
離婚の危機乗り越えのために夫婦でカウンセリングうけたり。


日本も、心療内科が一般的になったし、「街の?カウンセリング」なようなところもあって、専門家に頼るハードルは昔よりは低くなったようには思うけれど、

ちょっとカウンセリングに行ってくる~~

というほどハードル低くはない……


美容院に行くくらいにハードルが低かったら……


先日も米ドラマでカウンセリングの場面があって
本人が話す気になるまでずっと待っていたカウンセラーが
何回目かのセッションで
君が話さないと何もはじまらないんだよ……と声かけ
そして本人号泣

泣くと色々解けていく色々片付く
一気に全てが片付くわけではないけど、楽になっていく
でも、普通の生活では、なかなか泣けない。

もしも、介護しているときに
ハードル低く行ける在宅介護者カウンセリング的なものがあったら
もう少し楽になれたかな?
グチャグチャにたまった介護のあれこれをそこで吐き出して、もちろん解決はしないけれど、心のケアをして、明日からの介護のエネルギーを充填。

安定剤を使っている介護者さんもたくさんいる。

私は、母のために通っていた内科の先生に、思わず、私に安定剤ください!と、訴えたことがあったけど、先生はそのとき、薬は勧めないよ……という感じで色々話をしてくれて、どうしても必要ならいつでも出すから……ということでその日はそのまま帰宅。
結局、私はこの先生との時間で(結果として先生の話を聞いてる時間のほうが長かったけど)癒されたらしい。

(いい先生なんだけど、実はとてもコワイ。)

そんな程度に心が疲れた私には医療機関ではなく街のカウンセリングでも十分だったのかも?


介護中は、
介護者が気軽に訪ねて行けるサロンみたいなところがほしいと考えていた。
そこにいるのは同じ介護者や介護終了者、もしくは介護職経験者。
お茶会しながら愚痴を言う。
プロではないけど、共感しあえるので癒しにはなる。

認知症カフェは、認知症も一緒にだから、それとは別に介護者オンリーのカフェもいいよね。

(あれ?介護者カウンセリングのはずがカフェの話になってしまった)


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9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんはんは (あんず)
2017-06-28 23:26:54
そんな場所があればいいのにと
私も思ってました。
というか、施設を利用するようになっても、
同じように利用者さんの家族と話がしてみたいと、
今も思っています。
しかし、施設の管理者側は、
個人情報云々が気がかりなようで、
なかなかそのような機会がありません。
おそらく、それぞれの家族の皆さんも忙しいのでしょうけれどね。
孤独な気がします。
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Unknown (まあこ)
2017-07-01 19:32:13
ビゴさん、まだ日本ではカウンセリングっていうと違う視線を感じますよね。
私も出来たら受けてみたい。
今でも思います。

お友達で同居ではないけど実親の介護が始まった方がいてちょくちょく愚痴とかの電話がきますよ。
きっと聞いてほしいだけだろうなぁ。と思って必要以上には話さないで聞いてます。
何か言われたらちょっとめげそうだから黙って聞いてくれる人いたらいいですよね

我が家はもうすぐ1周忌どんな気持ちで迎えられるのか不安です。
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しゃべって楽になりました (うす紫式部)
2017-07-02 11:42:54
こんにちわ。
ウチも母の介護卒業して1年半になります。
介護していた時に北見の「認知症の人と家族の会」(よりそいの会)の事務局を友人がしているというご縁もあって2か月に一回の集会に顔を出しました。
在宅や施設入所している親や配偶者の介護をしている方が近況を話すだけですがそれぞれ状態は違ってウチはその段階経験しましたとか、そんなんなるのかとかアドバイスをもらったりもしましたがむしろ回答をもらうより吐き出してすっきりして帰るってことの方が大きかったと思います。
自分をさらけ出すことになるので、話せずにお帰りになった方もいらっしゃいました。
102歳の母の介護は卒業しましたが、今度は自分の心配もあって引き籠りにならないよう集会には顔を出そうと思っています。
経験話もあんまり言われても自分自身「ウチは、私は」となかなか聞けるものではなかったので、お話を聞いてあげれればと思っています。
どこかで抜くのにブログで愚痴も悪かないと思ってました。
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あんずさんへ (ビゴ)
2017-07-03 15:10:30
施設等の家族会、案外ないですよね。
私が利用していたところも、過去にはあったけど、自然消滅したといってました。新しく始めたいという思い、スタッフの中にはあったけど、やはり時代なのか、なにかあった場合の責任とか、個人情報云々とか実現はしなかったです。
長年続いてる家族会が地元にありますが、母の担当ケアマネは私には勧めなかったので存在を知ったのは介護後半。
のちのち調べたら、認知症者と介護者一緒になにかやろうというのがメインでした。
それは私の思い描くものとはちょっと違う…………。
なかなか難しいですね。
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まあこさんへ (ビゴ)
2017-07-03 15:15:59
一周忌ですか……。
私はうちに住職に来ていただいて、特別なことはせずにすませました。
お経の間、泣きました。

介護が始まったお友だちさんは幸運ですね。
まあこさんのような方がいてくれるのは心強いし、気持ちもわかってもらえるし、経験談も聞ける。
うらやましい。

わたしも10年遅く介護生活だったらなぁ……なんて思ってみたり……
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うす紫式部さんへ (ビゴ)
2017-07-03 15:24:45
そういう会がよい形で継続しているのはいいことですよね。

私の住むところは、全国的に展開してる有名な家族会がないという、珍しい?都市です。
数年前から自治体が認知症介護者のための茶話会を定期的にやってます。
わたしは、通いにくい場所だったことや、もう介護も中盤すぎて、ネットなどをとうして話し合える仲間も出来たあとだったので一度も参加しないまま終わりました。
出ている方の話では、老々介護の人が多いということだったので、出席しても合わなかったかも?

うす紫式部さんのように、介護卒業者さんが聞き役になるのはとてもヨイことだと思います。
専門家より、素人目線の経験者が聞き役として、時に経験からの助言役として一番ではないかと個人的には思っています。
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Unknown (案山子)
2017-07-04 15:16:08
父はデイなど全て拒否だったので、何処かにゆっくり出掛けるのは無理だったし、今は母が外に出掛ける力がないから、せいぜい一時間位の用足し にいく程度。週五家で何らかのサービスを受けている。だから孤独は常 介護や諸々の愚痴はこのようなブログの場と最低月一訪ねてくれるケアマネさんに助けられています。介護経験のある友達とたまには会ったりがせいぜい かな。 訪問カウンセラーなんて方もいてくれたら良かったなあ。村では在宅の高齢者と話をするボランティアの方を講習などして希望者には訪問する支援はありました。私も一緒にいてお茶飲んだりしました。が自分の気分転換にはならなかったかな。でも良い方々と知り合う事ができました。家族会も田舎では人のお茶のみ話になるから本音は語れないし。 介護在学中の自分は入門したての方に 何気なくちょっと美味しい物や忘れていないですよ。という気持ちだけでも 届けられたら と思っています。父が弱ったら割合近隣にいる五人の父の妹達 は一人以外全く来ず お気楽に自分達だけ頻繁に会って楽しんでいる。
ちょっとした言葉や気遣いが嬉しく救われるのになあ。反面教師となってる事に感謝すればいいかな。 生協でビゴさんお薦めの一つ大平原が今日来ます。楽しみでーす。 暑くなりそうです。気をつけてやりましょう。
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Unknown (案山子、)
2017-07-05 00:09:49
追伸
大平原、以前にも食べた事はありますがビゴさんのコメントを思いながら改めてじっくり頂いてみました。しっかりのバター味、香りですね。買い物もゆとりなく、さっ行くだけで殆ど生協や生活クラブ。
生協で北海道のスイーツを注文するのが楽しみになっています。でもね、、、介護中も介護卒業もやはり悲しいですね。二人とも90超えていても、、、仕方ないと思っても、皆そうなんだと思うけど、、、そんな気持ちとも付き合っていかなくては、、ですね。
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案山子さんへ (ビゴ)
2017-07-06 09:08:12
介護者は絶対(といっていいのかな?)孤独になるんですよ。
きっとお仕事もしてて外の世界とも繋がりが多いケースでも、介護に関しては孤独になってしまうんだと思います。
いつもの友人に話しても伝わらない、返って言わなきゃよかったってオチになり、話せなくなるから。
ネットがなかったらかなりキツイと思います。
確かに地元の集まりだと、本音は言いにくいですよね。誰かを通して話がとんでもないところに伝わることも無きにしもあらずデス。
義理関係の介護だったりしたらなおのこと愚痴も言いにくいと思います。

うちの母、昔、独居老人宅訪問ボランティアをやってました。
父の上旬の奥さまに誘われて嫌々やってた。
おしゃべりは好きなんだけど、よく知らない年代も上の人と話すなんて苦痛だったみたい。
1年の約束でサッサとやめちゃいました。
認知症になっても、ヘルパーさんが来ると、この人何しに来るの?やめてもらいたいって言ってたし、
とにかく、こういう類いのこと嫌いだったんでしょうね。
なんとなく、分かる気もします。
自然に出来た友人関係とは違うから、自分のペースを乱されるような、招いてもいないのにヅカヅカと入ってこられるような、そんな感覚かな?

大平原は美味しい(^-^)一口サイズのミニもあります。袋売り。たまにハート型が紛れてます。バレンタイン時期にはハートが増えるらしく、ハートとの遭遇確率が上がるみたいです。
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