「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

悲しみ

2007-11-21 | ▼ユルユル日常
昨日、学生時代の友人から短いメールがありました。
お父様が亡くなったと…。

彼女と電話で話したのは一ヶ月くらい前、誕生日にプレゼントを貰ったのでお礼の電話をした時。
特にお父様の具合が悪いというような話はなかったし、これまでにも聞いたことがないので、突然のことだったのかもしれない。
(簡単な返信をしただけで、まだ彼女とは話していないのでくわしいことはわからない。もし突然のことだったとしたら、その悲しみはどれほどのものか…。)

彼女の短いメールには………ビゴのお父さんが亡くなった時、その悲しみをゼンゼン理解していなかった、ごめん………という一言がありました。

そんなこと、今はどうだっていいのに…、ツライ時に、そんなことを考えた彼女のことを思うと、泣けて、泣けて、仕方ない。

だんだん「親の死」という話が増えてくる。
知り合った時には私と同じように、すでに片方が他界している方もいる。
そういう年代であることをしみじみ感じながら、ダレもが通る道だけど、なんて悲しいんだろう~と、思わずにいられない。

80、90を過ぎてなお元気なお年寄りの話題を目にすると、うらやましいと思うことがある。
今朝もラジオで、90を過ぎた母親が漬け物をつけてくれたことに感謝しているという投稿があった。
足腰が痛いのに漬けてくれた…と。
偏屈な私は、そんな「いい話」を聞きながら「いい加減、これからは私が漬けるからね」くらい言えよ~と心の中で突っ込んでいた。
これって多分、妬み。

生きるってホントに苦しいね。
悲しいこと、ツライこと、苦しいことが山のように転がっていて、その中から小さな、小さな幸せのタネ、どれくらい、探せるのかな……。

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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
分かるからツライT_T (まり)
2007-11-21 17:01:41
ほんと永遠の別れは悲しいT_T
なんか節目節目の月日が心を少しずつ癒してくれる気がするなぁと最近思うわ。その人が、一生懸命生きたこと、病なら病と闘ったこと、生きていた時の事を認めて忘れずに居てあげたい。。

お友達もゆっくりゆっくり悲しみが癒されることを願ってます。きっとビゴちゃんなら分かってくれる!という思いがあると思うよ。一緒に泣いてくれる、話したいときは聞いてくれると..経験者だから分かるって事あるものね。

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生きる事・死ぬ事!! (しょうこ)
2007-11-21 18:15:42
お友達のお父さんのご冥福をお祈りします

”生きるも地獄・死ぬも地獄”って病人から聞いた事があります
何時かは誰もが迎える最後・・・
私の父は39年前(私が16の時)交通事故で亡くなりました・母は長い入院生活を繰り返しながら9年前に他界
母は長い闘病に認知症+透析・・でも最後まで笑いが絶えない人でした(家族は大変な事が沢山有ったけど)
親を亡くす事は本当に寂しいです(どんな親でも!!)
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寂しいね・・・ (トラコ)
2007-11-21 20:04:05
察するにお友達のお父様は、突然・・・の出来事のように思える。

そのお悲しみ、いかばかりかと・・・

近いうちにと覚悟していても、何ヶ月もたっても未だに生々しいもん・・・

以前、親しい方の母上(認知症だった)が亡くなったと言う知らせを聞いて、数日後にお電話をしたことがあったの
そしたら、その方が「今は駄目、何も話せない」って仰った。

私の父が亡くなったとき、「今は声をかけられない、落ち着いたらゆっくり話そう、美味しいコーヒー入れるから」ってお手紙を貰った。

話を聞いてくれる嬉しさありがたさもあるし、そっとしておいてくれるありがたさもあるし
その時々、相手によりけりだけど

私も、自分の父を亡くして、その方の悲しみをあらためて知った、そんな気がしてます。

お友達のお父様のご冥福を心からお祈りします。m(__)m
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心の痛み (りん)
2007-11-22 12:01:47
お友達のお父様のご冥福を、お祈りいたします。

父が他界したのが12月。年末年始は夫の実家に行くはずだった・・・私は、キャンセルを申し出ました。それを受けて、夫は自分の分だけ航空券の手配。(この話の細かいことは、以前たんぽぽさんのところに書かせていただきました。)

父を亡くした悲しみと、私をおいて帰ろうとする夫への悲しみを、何人かの友達に話しましたが
「親が先に逝くのは、当たり前でしょう。」
「自分の悲しみを、人に押し付けてはいけない。」
「自分が悲しいと思うなら、自分だけのことにしてよ。」

友達に恵まれなかったのでしょうか・・・

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まりオンニへ (ビゴ)
2007-11-23 13:25:21
そう、経験しているから、その痛みが分かるってあるよね。

父が亡くなったときのことを、思い起こしたりして…。

友達はすごくお父さんと仲良しだったように思う。私と父の関係とは違って、「いいお父さんなんだな~」なんて思った時があったもの。

私も、彼女のお父さんが作ってくれた切り絵を二点頂いてるので大切にしようと思います。
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しようこさんへ (ビゴ)
2007-11-23 13:29:32
そうだ…しょうこさんは、ずっとずっと若い時にお父様を亡くされていたんだよね。
おはなし部屋でかな?聞いた気がします。

人ってどうしても上ばかり見ちゃう。父は65でなくなったけど、周りからは、「早いよね」と言われたし、親戚関係でも父のような死に方をした人がいなかったので、私も「まだ若いのに大変な経験したね」みたいな慰めかたをされて、自身も「あと10年くらい先にしてほしかった」って思いました。

でも、世の中にはもっともっと若いときに命を失う人もいるわけで、子供のころに親を亡くす人もたくさんいるんだ……って、ふと思うのです。

みんなが乗り越える大きな山ですが…キツイ山ですね。
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トラコさんへ (ビゴ)
2007-11-23 13:33:39
きっと多分突然だったのだと思う。
そう思うとなおのこと、連絡とるのはやめようかな~と思ったり…
いや、それとも、話したいだろうか?こんな私でも声を掛けた方がいいんだろうか…?と思ったり…。

自分はどうだったか?なんだかワカラナイです。
少なくとも、余命宣告されていたからココロの準備出来ていたけど……。

お手紙書こうかな…と思っています。お花券を一緒に添えて。
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りんさんへ (ビゴ)
2007-11-23 13:37:49
お友達の言葉…お友達にも何か考えることがあったかもしれないけど、キツイです…。

同じように悲しんでくれ…とは言わないけど、せめて、今、その悲しい思いを受け止めてくれるくらいの懐の深さが欲しいです。
その人も自分が同じ立場になったときに、きっと分かるんでしょうね。

私はとりあえずの想像力があれば、いくらか、他人の痛みや辛さを思いやることは出来ると思っています。
完全に、完璧に、本当の意味での理解ではないかもしれないけど、「思いやる」くらいはね。

結婚していない私に夫婦のことは分からないけど……旦那様……うーーーん………チョイと悲しい。
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