「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

想い

2017-05-06 | ●介護回想(2015~)
父がガンで余命宣告され、手術したとき
(手術はなんにもせずに閉じただけ)

このまま手術失敗で終わったら楽になれるかも

って、私は一瞬考えた

失敗=死ってことだけど、永遠の別れになることには触れずに
ただ今自分が楽になりたいと……。

母が徘徊してるときも(介護度は2か3)
そのあとを追いながら

信号無視して道路を渡って交通事故で終わったら母も私も幸せかも?

って考えた。
そのときは、自分も一緒に終わるイメージで。

ガンにしろ認知症にしろ進行する病だから、ドンドン辛くなるわけだから。

交通事故で……云々と友人に話したら、真面目にお説教されてしまい、言わなきゃ良かったと後悔した。

「相手のドライバーさんのこと考えてるの!」

そんな真剣に怒らなくても…………

誰にも何にも言わないほうが平和なんだなぁ~~~~多分、世の中は。

私も逆なら同じようにお説教したのだろうか?

出来るだけ他人さまに迷惑かけないで死ねるように思ってるから、間違っても自ら車にぶつかるようなことはしないよ。



認知症が進行する姿を見ないで終われたら楽かもしれないね

って、そんなふうに言ってくれそうな人にだけ想いを吐露するのが正解。


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7 コメント

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初めまして (mini)
2017-05-06 22:49:07
ブログよく、拝見させていただいてます。私も認知症だった父を2年前に介護の末に亡くしました。結局は、8年前のガンの再発で亡くなったのですが、亡くなる3年前から重度の認知症と診断受けて、母と二人で介護していました。

その頃、辛い事や愚痴は、人を選ばなきゃな〜と私も感じてました。
お気持ち凄く分かります。
でも、そんな時に力になってくれた人、面倒くさそうにする人、友達でも様々だな…と思いました。
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miniさんへ (ビゴ)
2017-05-07 14:35:25
初めまして。
読んでくださってありがとうございます。

なかなか難しいですよね。
反対の立場なら、自分も悪意とかでなくてエールの意味で、
だけどああでしょ?こうでしょ?○○だと思うよ~~~~とかいっちゃうんだろうなと思います。

職場の愚痴とか、失恋したとか、そういうほぼ共通に経験あるようなことは簡単ですが、命にかかわるような重いことは軽々しくどうこう言えないんですよね。でも、ついつい言葉にしてしまうし理解してくれるものだと思い込んでしまうんです。
現実はそんなに簡単ではなかった……
はじめはわからないから、けっこうショック受けて、そして学んでいく。
そんなことの繰り返しです。
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Unknown (案山子)
2017-05-08 03:18:26
今日は。本当に介護の話しは人を選ばないと自分が傷つきますね。 特に近所の噂大好きなオバサン方の、惚ける、気がふれた様だという酷い表現は悲しくなりました。自分は絶体使えません。今、とてもお世話になった方が急に変わりつつあります。御夫婦とても人の為に尽くされてきた八十だい。御主人が、怒られてばかりで悲しくなっちゃった。ダメになって悲しい。と涙を流され切なくなりました。今迄の尊い御主人の生き方は消えるものでもないけど。奥さんの戸惑い、恥ずかしいさ、変わってしまった哀しみ、もわかるし。力になりたいけど安易な言葉はかけられない。自分の介護の始まりを思い出しています。連休明けイチゴの三方六に出逢える予定。母の介護を一人でやる、私の元気の源ってことで 長々すみません。これも私の癒し 有り難うございます。柳月の味楽しみにしてます。元気でいてね。
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はじめまして (あけ)
2017-05-08 23:21:32
私の、母は認知症で、2年前てんかんを発症し、寝たきりに、今年2月に他界しました。徘徊するたびに、近所の人に、母がいるのに、ぼけたくはないとか、さっさと施設に入れたらとか、生まれてはじめて殺意を覚えました。その言った本人は、今認知症で特養にいます。私は、心が狭いので、ざまあみろと思ってます。同じ立場にならないと相談や愚痴を言っても無駄ですね。
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Unknown (案山子)
2017-05-09 11:43:17
追伸 私は普通 と思っているので、酷い言葉を言われた方達は、今にわかるでしょう。地域のボランティア と盛んに言われるけど無視、そんな気持ちになるはずない。
柳月 きました。 苺三方六 しっとりしっかり苺、チョコも美味しい
ボンヌ 小さい中に何種もの味 が自己主張して贅沢ですね。チョビチョビ眺めながら濃いめの紅茶があいました。お酒を飲まない私はフワッとしましたが。 幸せ 苺三方六は甥っ子におすせわけ ボンヌは大人達で楽しみにます。カタログも入れてもらえば良かったな ビコさん美味しい情報ありがとね。
あけさんも、気をつけてね。私も父を送り4ヶ月です。母も心細くなっているわたしです。
携帯変えて、修正と思っても送信されたりトラブルばかり、ご無礼お許し下さいね
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案山子さんへ (ビゴ)
2017-05-09 16:00:58
現実感のない人、想像力に欠けた人は(なんて偉そうに言っちゃうけど)、配慮に欠けた言葉とか、酷い言い回しとか平気で使うんですよ、きっと。気づかないんだと思います。
自分は(もしくは自分の親や家族は)アルツなんかでなくて良かったーって、思っていても口にはしないことも、そういう人は当たり前のように口にする。
もうしょうがないですね。

介護状態になったご近所の方には、案山子さんが話を聞くだけでも十分、力になると思います。
同じ目線で話せるだけで救われるはず。

柳月のお菓子が癒しだと、柳月さんに伝えたくなります!
ボンヌもロングセラーです。大人の味ですね。
柳月のサイトから地方発送を頼んだことがあるんですが、以来、定期的にメルマガが届いています。
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あけさんへ (ビゴ)
2017-05-09 16:18:45
こんにちは。

わたしは母を保護してくれた警官に、母のいる前で(まだ介護度2か3の話も全部わかるころ)「まだらボケかぁ~~~~(笑)」と言われて、切れそうになりました。まだ今ほど認知症が広まってない頃だから仕方ないとも思うけど、その後も警官には、ちゃんと見てたのか?みたいなことを何度も言われているので、いまだに警官へのイメージは悪いです。

今年は班長で介護も終わったから役員会などに出てますが、引越してすぐに介護生活になってろくに近所付き合いしてなくて、私へ話題がふられるとどうしても介護の話。
認知症について話すことは嫌ではないので話していたけど、周りの方は年上ばかりでヘルプはいるけどアルツではない80,90代の親がいるという人達。
たんだんと、ああ、きっと自分の親はそれなりに元気でよかったと思っているんだろうな~とか、
その人達が話している老いた親のエピソードが、そんなの全然楽だし~とか、母より年上なのに元気なんだ~とか、切なかったりイライラしたりで話すのが嫌になってしまいました。
「うちも介護に近い状態だから」なんて言われても、聞いてみると、全然違うし。
もう介護が終わったけど辛い気持ちはまだまだたくさん……。
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