私は素人ながら、心身医学、臨床心理学なども研鑽したので、ある程度の知識はある。そのため
妻としてだけではなく、栄養面、介護面でも、またプロの心理カウンセラー的な知識など、それらの
すべてを駆使して、夫を「何とか穏やかで平常心が保ち、日常会話ができ、身の回りのことはある程度できる」
状態をキープさせたい。この頃何となく表情が変わってきた、と思うこともあるが、でも、私が頼めば
できることは何でもやってくれる、やはり彼は頼りがいがある。これは絶えず私がかける
「あなたがいないとダメなの」「大丈夫忘れても、私がみんな覚えているから」この二つの言葉が
精神科の先生もおっしゃっていたが、もしかしたら特効薬かも知れない。
※ホテルの前 ロシアモスクワの新緑
20歳で何の惑いもなく大家族の長男の夫と、恋愛結婚したが私は人一倍神経が細く、同居の大家族との
葛藤に(決して虐められた訳ではなく、振り返って考えると、私が気を使い過ぎたようだが)それから
3年間近くも、その頃まだなかった病名「心身症」になった。
その時は寝込むほどではなかったが、小児科、精神科(多分現在なら当然言っていたと思う)を除いた
すべての医療機関に通院した。「ママみたいに神経が細いと、絶対に長生きできないね」と、中学生に
なった娘から度々言われたほどだった。そんな私がまだ元気で認知症の夫を介護していられるのは、ヨーガ
心理学、精神世界などを研鑽したからに違いない。また、心理カウンセラーになったのは、もしかしたら
夫の介護のためだったのではないかとも思っている。これからも食生活もより注意し、心のケアを重視して
残された人生を夫中心にして、穏やかに暮らしたいと思っている。
妻としてだけではなく、栄養面、介護面でも、またプロの心理カウンセラー的な知識など、それらの
すべてを駆使して、夫を「何とか穏やかで平常心が保ち、日常会話ができ、身の回りのことはある程度できる」
状態をキープさせたい。この頃何となく表情が変わってきた、と思うこともあるが、でも、私が頼めば
できることは何でもやってくれる、やはり彼は頼りがいがある。これは絶えず私がかける
「あなたがいないとダメなの」「大丈夫忘れても、私がみんな覚えているから」この二つの言葉が
精神科の先生もおっしゃっていたが、もしかしたら特効薬かも知れない。
※ホテルの前 ロシアモスクワの新緑
20歳で何の惑いもなく大家族の長男の夫と、恋愛結婚したが私は人一倍神経が細く、同居の大家族との
葛藤に(決して虐められた訳ではなく、振り返って考えると、私が気を使い過ぎたようだが)それから
3年間近くも、その頃まだなかった病名「心身症」になった。
その時は寝込むほどではなかったが、小児科、精神科(多分現在なら当然言っていたと思う)を除いた
すべての医療機関に通院した。「ママみたいに神経が細いと、絶対に長生きできないね」と、中学生に
なった娘から度々言われたほどだった。そんな私がまだ元気で認知症の夫を介護していられるのは、ヨーガ
心理学、精神世界などを研鑽したからに違いない。また、心理カウンセラーになったのは、もしかしたら
夫の介護のためだったのではないかとも思っている。これからも食生活もより注意し、心のケアを重視して
残された人生を夫中心にして、穏やかに暮らしたいと思っている。