ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

7月10日忙しい日

2018-07-11 13:48:24 | エッセー
 夫の松沢病院の定期健診につき添って出かけた。バスの後の席に座っている
女性が私に何か話しかけてきたが、それは夫の着ているシャツが素敵だと、褒
めて下さっていたのだ。「ありがとうございます。」とお礼を言ってから「これ
ラルフローレンです」と答えたら「やっぱり!だから素敵なのですね」と言われた。
 夫に言ったらちょっと嬉しそうだった。夫は血液サラサラの薬を長年飲んで
いるので、腕が紫色になるので、夏でも人前では絶対に半袖を着ない。
 半袖は私好みでホントにオシャレなシャツが多いのに、残念でならない。

 結婚してから自分ではハンカチも買ったことがないが、彼の着るものはすべて私が
選んでいる。私は派手な男性は好きではないが、夫はなぜか派手なものが似合う人で
自分が買うとき、つい夫のも買うことが多かったので、男性にしては凄く衣装持ちだ。
 そのためか昔から、知人や友人達からは「ダンデイ」なんて言われていた。
出かけるときに久しぶりに着たのが、「ラルフローレン」だったが、「今度のお誕生
日会にはこれを着る?」と言ったら、うなずいていた。
 
今日も主治医の先生に、私が一度も彼を怒らしたことがないことを知っている
ので「それが何よりの宝となって蓄積されて、今でも穏やかなのですね」とおっ
しゃった。対応法だけではなく、その食生活がメンタルな面に必ず影響すると
私は信じているので、たったの一度もインスタントや、出来合いのものを食べ
させたことがない。帰ったらすぐ食事ができるように、すべて準備して出かけたが
帰りはタクシーにしたら我が家着13分後。食事はお魚を焼いたり、サラダをつ
くったり、味噌汁などすべて合わせて10分で完了。我ながら実に素早い。
そんな私の態度が、夫の精神性を安定させるために大いに役立っているはず。
これから「東京合唱祭」に出演するための最終レッスンで、いつもと違う場所へ
行かなければならない。いつもより夕食は遅くなるが、夫は入浴して待っていて
くれるだろう。
コメント
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