☆ 自分の人生の主役は自分自身であるために
もっともストレスが溜まり、生きにくいタイプは、嫉妬心や競争心が強過
ぎる人です。嫉妬心に似ているのが競争心ですが、それはは自分を高めるため
のバネになるかもしれません。でも、嫉妬は本能的なナマの感情で、男女の関係
にはある程度の嫉妬心は、スパイス的な役目があり、むしろ愛が深まることも
あるようです。でも、自分にあまり関わりがないことでも、相手が少しでも優位
に立つとそれが許せず、イライラしたり、腹が立を立てたりする人も案外多いのです。
私はそんなクライアントにいつもこう言います。
「いつでも他人と自分を比較していると、安定した精神状態を保つことはできませ
ん。もしもあなたが(00さんにだけは、絶対に負けたくない)と思って生きてい
たとしたら、あなたにとって、人生の主役は00さんで、あなたは単なる脇役でし
かありません」と。「嫉妬心」は、いつも心の奥にメラメラと炎が燃えているだけで
あなたたにとっては何のメリットがなく、唯ストレスの元でしかありません。
関わりがない他人のことで、イライラするのは本当に無駄なエネルギーなのです。
そう考えると、バカらしいとは思いませんか?!
嫉妬心が強いと、よりストレスを受けやすく、心身に大変悪い影響を及ぼします。
嫉妬心を捨てるためには、「他人のことは、まったく関係がない」と割り切ること。
たとえその人が、自分よりどんなに優位になっても、全然気にしないと考える
「心のクセ」をつけましょう。それは、楽に生きるためには大変重要です。
これは指導ケース例ですが、同期入社の同僚に激し過ぎる競争心を持ち、その結果
心臓神経症になった40代男性、また、自分の娘に「自分の娘時代とまったく違う」と
娘の言動に苛立ち、そのため、不眠症になった50代女性などには、大変効果的でした。
もしも心あたりのある方は、「自分の人生の主役は自分自身」であることを、しっかり
意識して、誰ともはり合わずに、マイペースで穏やかな精神状態を保つようにしましょう。その方がズーっと賢い生き方ですよ!
私事で恐縮ですが、私は自分の人生は思い通りに生きてきましたが、誰とも張り
あったことはありませんでした。それは私を自由に羽ばたかしてくれた夫のお陰
ですが、一つだけ夫が嫌がったのはスキンヘットでした。でも賢く折り合いをつけ
て実行しました。無論日常はいつもウイッグを使いましたが・・・
※銀座マキシムの個室の65歳バースデイパーティ 偶然鏡に映った横顔は初めてで
まだ誰も来ない時撮った大切な写真です