ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

「世界心理治療学会」で発表した小池能里子からのアドバイス

2019-11-28 04:41:06 | エッセー

☆ 自分の人生の主役は自分自身であるために

もっともストレスが溜まり、生きにくいタイプは、嫉妬心や競争心が強過

ぎる人です。嫉妬心に似ているのが競争心ですが、それはは自分を高めるため

のバネになるかもしれません。でも、嫉妬は本能的なナマの感情で、男女の関係

にはある程度の嫉妬心は、スパイス的な役目があり、むしろ愛が深まることも

あるようです。でも、自分にあまり関わりがないことでも、相手が少しでも優位

に立つとそれが許せず、イライラしたり、腹が立を立てたりする人も案外多いのです。

 

私はそんなクライアントにいつもこう言います。

「いつでも他人と自分を比較していると、安定した精神状態を保つことはできませ

ん。もしもあなたが(00さんにだけは、絶対に負けたくない)と思って生きてい

たとしたら、あなたにとって、人生の主役は00さんで、あなたは単なる脇役でし

かありません」と。「嫉妬心」は、いつも心の奥にメラメラと炎が燃えているだけで

あなたたにとっては何のメリットがなく、唯ストレスの元でしかありません。

関わりがない他人のことで、イライラするのは本当に無駄なエネルギーなのです。

そう考えると、バカらしいとは思いませんか?! 

 

嫉妬心が強いと、よりストレスを受けやすく、心身に大変悪い影響を及ぼします。

嫉妬心を捨てるためには、「他人のことは、まったく関係がない」と割り切ること。

たとえその人が、自分よりどんなに優位になっても、全然気にしないと考える

「心のクセ」をつけましょう。それは、楽に生きるためには大変重要です。

これは指導ケース例ですが、同期入社の同僚に激し過ぎる競争心を持ち、その結果

心臓神経症になった40代男性、また、自分の娘に「自分の娘時代とまったく違う」と

娘の言動に苛立ち、そのため、不眠症になった50代女性などには、大変効果的でした。

もしも心あたりのある方は、「自分の人生の主役は自分自身」であることを、しっかり

意識して、誰ともはり合わずに、マイペースで穏やかな精神状態を保つようにしましょう。その方がズーっと賢い生き方ですよ!

 

 私事で恐縮ですが、私は自分の人生は思い通りに生きてきましたが、誰とも張り

あったことはありませんでした。それは私を自由に羽ばたかしてくれた夫のお陰

ですが、一つだけ夫が嫌がったのはスキンヘットでした。でも賢く折り合いをつけ

て実行しました。無論日常はいつもウイッグを使いましたが・・・

※銀座マキシムの個室の65歳バースデイパーティ 偶然鏡に映った横顔は初めてで

 まだ誰も来ない時撮った大切な写真です

 

コメント
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