ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

「めまい外来」で受信して得た「大きな気づき」

2019-11-21 08:01:01 | エッセー

 今日は聖マリアンナ医科大学病院の「めまい外来」で検査を受けてから4回目

特別異常がないので、今日は最終回だった。20年ほど前に「突発性難聴炎」に

なり大学病院に緊急入院した。精密検査をしたがすべて正常だったが、ステロイド

療法を受けるため1週間入院し治療をした。でも、左耳の聴力は落ちて左耳に

耳鳴りが残ったので、私は20年間いろいろ工夫して、耳に良かれと思うことを

毎日続けていた。

※聖マリアンナ医科大学病院

 

 2年半ほど前に、夜中に天井が回りまったく歩けず、救急車で入院したが

病名は「当発性良性頭位めまい症」だった。ある先生は「めまい症は突発性

難聴炎の後遺症だ」と言われたが、20年も経ってから後遺症など信じられ

ないが、今度診て頂いた先生も同意見だった。

 8月に撮ったMRIの写真を持って受信したが、それは5年前大学病院で撮った

ものとほとんど変化はなかった。実は精密検査を受けたら「脳の手術をしなけれ

ばいけないかも?」と不安感だったが、でも、お陰様で異常はないそうで、今日で

無罪放免になった。

 ※ずっと富士山が見えていたのにスマホで写らなくて残念

 

 先生は「めまい症になる人は、几帳面な人が多く、ルーズな人や無責任な人は

ほとんど起きない症状だから、心当たりはありませんか?」と笑いながら聞かれた。

 「そう言われれば他人にはそうではないけど、自分にかなり厳しい面がある」と

気づいた。「少し自分に甘くなって肩の力が抜けたこと」「惰性で飲んでいたアル

コールを毎日飲まなくなったこと」。この二つは「めまい外来」を受診した、最大の

メリットだった。心理カウンセラーとして、「完璧主義はよくない」と、長年指導し

たり、話したり、著書に書いたりしていたのに・・・何でも経験すれば何かを得る

ことができる、と思った「めまい外来」の受診だった。

※向ヶ丘遊園駅

コメント
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