昨日は渋谷ハチ公前10時半集合、参加者は28人我がクラスは、男女とも7人
だった。初めに行ったのは金王八幡、坂道の多い街にこんなところがあるとは
まったく知らなかった。春日の局が社殿と神門を寄進したそうだが、境内に江戸
三代桜、宝物殿があったが、源頼朝が植えたという大木もあった。
駅近くの混雑とからは想像できないほど、少し離れるとこれほど静かな空間が
あるのはとても癒されると感じた。
しばらく歩いて国学院大学博物館を見学したが、広い会場には神道のまつわる
さまざまな展示物があった。また大画面でその説明のビデオが流れていて
天皇の伝統ある儀式など、大変興味があるいろいろな知識を得られた。
とても静謐で、時間がゆったりと流れているように感じた博物館だった。
最後は「塙保己一資料館」だったが、外観は洋風で中は日本家屋の珍しい建物で
2階の会場で説明を受けたが、私は「塙保己一」と言う偉大な人物を初めて知った。
盲目ながら学問を究め、それを著書にした、そのあまりにも偉大な功績に驚嘆した。
現在でもその版木からすぐに本が印刷できるという、その膨大な数の版木を見学した。
「塙保己一」の人並外れた頭脳と、長年にわたる血のにじむような努力を痛感し
改めて人間の素晴らしさを感じた。長年生きていても、あまりに知らないことがある
と思う反面、そのため生きていることは、エキサイティングなのだと感じた日だった。