ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

老夫婦なのに、二人共優等生

2018-01-26 06:39:49 | エッセー
 お正月の3日の夜12時頃、背中の圧迫感で目が覚めた。
痛くもないし、苦しい訳でもない、しばらく我慢していたが、どうしても眠れ
なくり、夜中に3が日休んでいたブログの記事を書いて投稿した。
 そしてベッドに入り、うとうとしたが「何故なのだろう?」と気になり、4日
から始まるホームドクターの内科医院へ行った。心電図、レントゲン、血液検査
血圧を計ったが、まったく異常がなかった。それなのに、またその日の夜に同じ
ような状態になった。結局東邦大学医療センターで精密検査を受けたることにした。

 通院では最高だと言われる「核医学検査」「冠動脈CT検査」「エコー」など、新年
から4回も目黒区大橋の病院へ通ったが、その間まったくそんな症状はなかった。
 でも今月から始める「シニア女性限定クラス」のためにも、健康が最も重要なので
そのハッキリした証明が実は欲しかったのも理由の一つだ。
 私は自分の体には大変敏感で、何かあるとすぐに受診する方だが、苦しくもなく
痛くもない背中の圧迫感は、ふつうの人なら多分そのままほっておくかも知れない。

 敏感さ故にオーバーな検査を受けたが、結果はパーフェクト、先生は「内科の
先生の紹介状を見た時は、そのまま入院かと思った。でも検査の結果はまったく問題
はなく、心臓はキレイです。何をやっても大丈夫」と保証して下さった。
 高齢でもいつも元気なので、ホームドクターは、きっと心配して、私に精密検査を
勧めて下さったのだろう。また血液検査の数値も例年と同じで、すべて基準内の合格点
だったのは言うまでもない。82歳の私は食生活、運動、習慣など長年続けているから
「健康優等生」で、自信を持って新しいクラスを指導出来る。
そう言えば、発病してから満8年目に入り、一昨日松沢病院を定期受診した夫も
8年間一度も怒ったこともなく、自分のことはほとんどできる「認知症優等生」
(私の造語)なので、我が家は二人の優等生がいることになる、とちょっと
嬉しくなった
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目の前で転倒し骨折した人を見て

2018-01-25 06:58:24 | エッセー
 昨日の朝9時過ぎに夫の病院へ行くために、経堂駅前で「八幡行き」のバスを待って
いた時のことだ。駅へ続く道は真ん中だけ雪がなかったのに、何故か雪の上を歩い
たいた高齢の男性が滑って転倒した。座りこんで肩を抑えて「痛いきっと骨が折れた」
と言っていたので、私は「大丈夫ですか、こちらへかけたら」と、バス停の椅子に
何とかかけさせたが、「救急車を呼びましょうか?」と声をかけたら、お願いします
と言われ、スマホでかけたが繋がらない。すると傍にいた女性も心配そうに「電話
かけてきましょうか?」と寄ってきたらバスが来た。
 一時間に二本しかないので、病院に予約があるため、その女性にお願いしてバスに
乗ったが、だんだん人が寄ってきて「交番へ行きましょう」と、誰かが走った。
 滑って転んで怪我をする人が多いそうだが、目の前でその現実を見て、今日も余程
注意をしなければならないねと、夫と話した。





 松沢病院は一面の雪景色で美しかった。病院内の通路は全て雪がなく、安心して
歩けた。あの男性は今頃どうしたかしら?ととても気になった。
 でも、みんなでかけ寄ってお世話するやさしさは、とても素敵だと思った。
空は雲ひとつなく澄んでいて、雪景色と対比して美しい日だった。
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「世界心理治療学会」で発表 小池能里子のアドバイス

2018-01-24 06:57:56 | エッセー
☆「リコーバカ」と「バカリコー」 
 世の中にはこの二つのタイプがあると言われています。
A 利口馬鹿とは・・・・・IQ(知能指数)が高く頭脳明晰だが、社会的な適応性が
なく 心の機微にうとく、自分ではそれに気がつかない。
B 馬鹿利口とは・・・・・・あまり頭は良くなくても、いわゆる気働きができるので
 人間関係も良く、仕事の面だけではなく、個人レベルでも引き立てられること
が多い。
知能指数は受験、入学、就職には大変有利です。でも、社会に出たら、余程天才
なら別ですが、「心の知能指数」も高くないと大成するのはなかなか大変です。

 実はカウンセリング・ルームに相談に訪れる多くの方は、失礼ながらAタイプ
多いようです。でも、色々な具体例を紹介しながら、性格、心理分析などをして
「自分自身の内面を明確に知ること」で、「心の知能指数」も高まって、もともと
頭の良いタイプなので、その変化は目覚ましく、これほどやりがいのあるご指導は
ありません。私の古い友人の息子さんは、IQはバツグンですが、現在は入院して
治療中です。どんな世界でも、「能力三割、人間関係七割」とも言われるそうですが
Aタイプの方は、人間関係があまり良くないため、たとえ能力があっても、周囲から
引き立てられることがないため、サクセス・ロードから外れてしまうのでしょう。

☆心の知能指数うとは(1月12日にも紹介しました)
 1 自分の感情をコントロールできる。(怒り、不平不満、落ち込みなど)
 2 自分自身の内面を理解する(性格、考え方、行動パターンなど)
 3 前向きに考えること。(プラス思考、肯定的)
 4 努力できること。(持続性 、集中力など)
 5 他人と協調したり、共感したりできること。
 6 感謝の気持ちを持てること。
 7 他人の好意を素直に受けること。
 言葉にすると簡単ですが、これらを自然にさりげなくできる人と、相当努力をし
なければ難しいタイプがあると思います。もしもあなたが自分はAタイプで損を
しているなと感じられたら、このようにご自分を変えるように、努力なさっては
いかがでしょうか?この7項目はカウンセラーとして、以前大手企業の研修講師
をしていた頃に、いつも感じていたことです。
どんなことでも全てが人間関係ですので、大変役立つと思います。

 私の指導経験では、家庭での関係が良くない人は、多分職場でもあまり良好
な人間関係が築けないのではないかと思います。また「外の顔と家庭での顔
(内面と外面)が極端に違うタイプは、職場では良い顔をして、家庭では
ホンネで家族に対応するために、あまり円満な家庭を営めないでしょう。
 一言で申し上げれば、「自分の気持ちにある程度正直でありながら、相手にも
協調できる心の持ちかた」ですが、いつでも、どこでも付きまとう人間関係が
スムーズにできるか、そうでないかによって、人生は大きく変わることでしょう。
 最後に重要なアドバイスはあ、「時間を守れない人、挨拶ができない人は、たとえ
どんなに能力があっても、決して一流にはなれない」と言われています。
 心あたりがある方はぜひご用心下さいね。ちなみに私は多分「バカ、リコータイプ」
だと思っています。

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大雪で大変、でもドアを開けたらレッスン室

2018-01-23 05:32:45 | エッセー
 今朝自然に目覚めたのは4時半、カーテンを開けて外を覗いたら、雪がベランダ
と電線にあった。室温18度、いつも20度あるが、2度も低いのは相当冷えているの
だと強めの暖房を入れた。テレビをつけたら4時現在東京都心21センチ、相当大雪
だったが、都内で雪が原因と思われる交通事故687件もあったそうだ。
 今日成城ホールで開かれるシニアスクールの講座は、昨日中止になった。
雪に慣れてないので、交通も相当乱れているようで、通勤の足も大変だろう。

 雪でご苦労なさる方はお気の毒だが、私はドアを開けると、そこはレッスン室
キレイなカーテンを開けると、3メートル近い鏡が私を待っていた。
 そこで体を大きく伸ばしながら呼吸法をしたら、朝からとても幸せな気分になった。
前のスタジオは二階だったので、階段を降りドアを三枚開けたけど、今はドア一枚だけ。 昨夜久し振りに着た娘が、「パパとママはまた旅行をキャンセルしたから、私が
温泉に招待する」と言ってくれたのも、ご機嫌な理由の一つと気いづいた。
 明日から「シニア女性4人限定クラス」を始める。3年間の指導の空白期間に
坐骨神経痛も完全治癒、突然のひざ痛など、全て運動で治した実体験も、指導する
ための良い参考となった。心身両面からのアプローチ、私だけしかできない指導法。
 明日がとても楽しみだ。1回参加もできます。予約制なのでよろしく!

 03-3420-5393 090-4820-6956、

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毎日自己暗示していても眠れない

2018-01-22 02:26:03 | エッセー
 先月「後期高齢者認知症の会」に参加した時、一人づつその状態について
話したが、私が「何時も穏やかで、認知症になって8年間、一度も怒ったこと
がない。自分のことはほとんど一人でできるし、無論粗相したこともない、家事
も少しだが手伝ってくれる」と話した。
 すると、係りの人も参加者も驚いたけれど、もともと温厚な人だが、怒らせる
のは至極簡単だ。でも、一応色々学習しているプロとして「怒りは心身に最も悪い
自分で毒を生産しているのと同じ状態」と、シッカリ認識しているので、無論自分
自身もそうだが、夫にもできるだけ穏やかに接している。
 
 でも、家にいるとソファーで一日横になっている夫を、何とか動かさなければと
お手伝いも決めているが、それもいちいち言わなければならない。
 16歳になるペットも病気治療中で、それにも気を配らなければならない。
「私は幸せな介護をしている」「私はいつも明るくて元気だから」など、いつも
自己暗示をしているが、時には気持がくじけそうになることもある。
 でも「世の中に苦労のまったくない人などないのだから」と、自分に言い聞かせ
てはコントロールしている。本当は人一倍依頼心が強い自分を良く知っているが
夜中に目覚めると必ず考えてしまう。まして最近体力が落ちて、私が付き添わな
ければ、一人では絶対外に行かない夫だが、一緒に住んでいる息子も、近くに住ん
で娘もほとんど顔を見せる訳ではなく、すべて私にまかせっきりだ。

 私も夫が入院したり、救急車で搬送されたりしたときには、声をかけるが、それ
以外はほとんど頼んだことはないが、しかし親子とはそんなものなのかも知れない。
 私がカウンセリングルームで「シニア女性のクラス」を作ったのは、教えるのが
大好きで自分の能力をお役に立たせたい気持が先行しているが、自分自身の生きがい
のためでもあるのは否めない。カウンセリングも同じだが、生徒さん達が明らかに
向上していく様子が、私の精神状態には最高のユーストレスで、ブログで時折
書いたりする以外宣伝している訳ではないが、お陰様で初めての日曜日は満員に
なった。また夜中に目覚め、どうしても眠れずこれを書いた。
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