シャーベッツのライブに行きました。
浅井さんってのは本当に粋なひとだなぁと思う。
曲も、歌詞も、
声の裏返りかたも、
ギター弾く肩の角度も
足の開き具合も
いちいちが全部、
もう なんというか粋としかいいようがない。
浅井さんの歌は、
決して熱いメッセージを発していないし、
めちゃめちゃクールでデンジャラス
殺伐としてたり難解なのもあるけど、
なんか 涙が出そうになるくらいものすごくやさしい、泣かないけど。
子供の頃のまま、
純粋100%でなんて生きられない。
やさしいキレイな気持ちは、
いつの間にか
いろんなものに覆われてしまって見えなくなったり、
または、自らあえて包み隠したりもするだろう。
そうして、ときには自分でもその所在が
わからなくなったりしてしまう。
浅井さんの歌は、
そんな、奥底に小さくなって何かに包まれている、
誰にでもある、やさしい、やさしい、温かな気持ちを
はるか遠くのほうから、
ズバーーーっと
直径5ミリくらいの針金のようなもので
キューピットの矢のようにピンポイントに突き刺して、
「そこにあるだろ?」と、思い出させてくれるような
そんな気がしてしまう。
それが、心の奥底で
どんなに固く、小さくちいさくなってしまっていたとしても、
決してハズさず、ズバーーーっと。
直径5ミリの針金で。
「わすれんなよ」って
浅井さんの声が聞こえるような気が
勝手にしているのです。
浅井さんの瞳は
照明が青くなったとき
びっくりするほど暗闇で強く光っていて
思わず立ち尽くしてしまった。
この、ひとりの男の歌がききたくて
みんなさまざまな場所から やってくるんやなーと
そんなこと ぼんやり思いながら
磔磔のいちばんうしろから見てた。
けっして値段の問題なわけじゃないのだけど。
それにしても
文庫本って、安すぎない…? と
ときどき思う。
だって400円とか500円・・・
たとえば
大好きな小説だったら
これが4,000円でも読みたかったと思うし、
もし40,000円だったとしてもたぶん買いたかっただろうし、
いやいやもぅ むしろプライスレス
それが
100円玉4、5枚で読めてしまうなんて。
驚きだ、やっぱり。
いくら単行本より、
小さくて、発売から時間が経っていたとしても
作家さんが、数ヶ月とか数年かけて書いたと思えば
400円ってびっくりな金額だ。
…と、おもしろい本を読んだあとは
いつもそう思うのでした。
一緒に音を出すことになった人たちと
逢ってきました。
かなり夜更けにフレキシブルに合流
6人。みなさん年上。
到着すると、「死神」というお酒を
しっとりと飲んでいた兄さんがた
おとなの飲み会なんだけど、
マジに話してたかと思えば、
ときどきスイッチが入る瞬間があって、
とつぜん男子高校生のようなノリで渾然一体と盛り上がるみなさん
↓
ほんでサッと波が引いて、
元のアダルティな雰囲気に戻り。
↓
ほんでまた男子高校生のスイッチ!ファイヤー!
これだよー
女子会にはない このノリ
大人の男性も、永遠の「男子」ナリ
クリームのクロスロードとか
今度スタジオでやろーよ って話になっています。
My Boy、2才3ヶ月。
バレンタインには
保育園で同じクラスの女子から
人生初の手作りお菓子をもらう
その後、ことあるごとに
「みっちゃん、お菓子作ってくれたねぇ」とニヤけ続け、
もらった手描きの手紙をデレデレしつつ眺めた1ヶ月。
ホワイトデーも近いので、
手作りクッキーの練習をさせてみました。
途中まで、粘土遊びと思っていたようです
しかも目を離したスキに、
讃岐うどん職人のように
足で生地を踏んづけてたー!
焼くまでに10分以内で出来ます。
ここまでは良い感じ↓
なんだけど、オーブンで焼くと・・・
卵なしレシピだからかな?
それともホットケーキミックス使用だからかな
焼くと、なぜか河道屋の蕎麦ほうる のような風貌に…
押したスタンプも消滅しちゃった
もうちょっと練ったら改善できるかなぁ
本番までに、
もうちょっとしっかり生地をこねて再トライ。
京都の空の下から復興に願いを
いつ誰が亡くなっても不思議ではない世の中
今日も生きさせてもらっているのなら
いい人間になりたいと思うようになりました。
まるでこどもみたいな表現だけど、そう思うのです。
やりたいことを好きなようにやって
ただ欲望のままに生きても
そこに成長はないから
自分を律して、
違う段階へ進んでいけたらと思います。
1年という時間は
傷が癒えるにはあまりにも短い。
たくさんの痛み・傷ついた人々の心に
あたたかな光が降り注いで
すこしづつ回復していかれますように。