*「魁!!女塾」*

THE GOOD LOVIN’sというバンドでギターを弾いています
京都市在住

友達の友達

2007年11月28日 | ★I Think・・・

先日、7年ぶりに辻くんにライブハウスで思いがけず再会した。

辻くんは、わたしの友達A君の元バンドメンバー。
7年前
わたしがギャルバンをやっていたころ
何度か対バンをした。

初めてVOX HALLの楽屋で会った日のこと、今も覚えてる。


「キミがメグミちゃんか。
俺は初対面やけど
キミのこと信頼してんで」と
会うなり辻くんが言った。

突然のことに驚いていると

「だってキミはA君の大事な友達やろ?
A君の友達ならええ人間に決まってるやないか」


と辻くんは笑顔で言った。
あたかも「だって水は酸素と水素から出来ているじゃあないか」というかのような
ごくごく自然な調子で辻君は言ったのだ。。。


友達の友達なら全員を信頼できるか、
は謎につつまれている。

過去にはそうではない事を経験している人も多いであろう。
にもかかわらず、だ。

それでもあえてそう笑顔で言い切れる辻くんとA君の関係が
当時いろんなことがあってすさんでた私には
ものすごく美しいものに思えた。

友達の友達なら信頼できるかどうか、という事よりも、
当たり前やないか、という調子でそう言い切る辻くんとAくんの関係がスバラシイじゃんか!と当時思った。アミーゴ!

実際にそうであるかということではなく
これから、そう思えるような人間づきあいをしていこうと当時思った。

そんで今、7年後の現在。
友達の友達なら信頼するぜ!とは別に日々思って生きてはいない
(単純にそんな発想が頭の中に常にはない)。

でも、改めて思えば、
わたしには今、大事な友達が何人かいるし、
「キミの友達、会うひと会うひとみんなイイ人ばかりやなぁ」
と思うこともしばしばある。

それはすごく幸せなことやと思う。

Aくんと辻くんのバンドはもう6年前に解散してるので、
辻くんに会う事はもうないかもしれないなとずっと思ってた。

「あの時辻くんが言ってたこと、あれから何度も思い出すことがあったよ」って
今度もし再会する事があれば言おうって思ってた。

なのに突然の再会に嬉しくなってワーってしゃべって、
肝心のそれを言わないで帰ってしまったのだ。

電車の中で「しまった!」と気づき、帰って
「もう会う機会なんてないのに、しょーもないことばっかり言ってしまった~アホや」とガックリ報告していると、夫が
「それはきっと、もう一度どっかで会えるってことや。その時に言えってことやで」と言った。

今度こそ会えたら言おう。

すさんでたあの時のわたしに美しいものを見せてくれてありがとう。


2007年11月26日 | ★Life☆

今日はヘアサロンへ行ってきました。
いままではオット(美容師)に家で切ってもらってたけど、
なんか毎回頼むのも気を遣う。
(家で切ると環境が整ってないからかなり疲れるらしい)

めったに行かないサロンに行くならオッシャレーなところに行ってみたくてmod's hairに来ました

モッズヘアは美容師さんの数が多い。
みんな黒ずくめやねん。
で、ヒゲ率100%! ヒゲ!全員!


壁一面おっきな鏡になってるから、
他のお客さんや美容師さんの様子が鏡ごしにバッチリ見える。

いろいろ観察してたら、恋をひとつ見つけました。
アシスタントのふたりが恋仲、絶対。

ふたりは会話もしてないし、目も合わせてない。
でも。仕事の手があいたら、相手をチラって一瞬見はる。


最初は店内の仕事の状況を把握してはるだけなんかなと思ってたけど、
何度目かで気づいたねー。
別にニヤけてもなくてクールにしてはるんやけど、
表情を見てこれは恋仲やな、ってピンと来た
鏡ごしに。

子供の頃から、周りの秘密の恋とか誰かの片思いとかすぐ気づいちゃう。
目みたらわかるよね。

今も、まわりにそういう人いる。
本人たちはバレてないと思ってるみたいだけど、
んもー、わかってるからぁ、みたいな。

でも。隠しても隠し切れないのが、恋だよね!

(ちゃんとわざと気づかないフリするんだ。)

恋かー

恋かー

恋か・・・・


RECミッション完了

2007年11月19日 | ★Music

週末にギターでレコーディングをしました。
自分のバンドのじゃなくて、DScratchのボーカルjyun君の。ひとりプロジェクト用の曲だって。


レコーディング中に怪奇現象が起こりました。

NGテイクの中に、なぜか明らかにオッサンの声が録れてるんです。

オッサンの正体はjyun君の声だった!とかいうオチは一切ナシです。


でも、よくよく考えたら、
ちょうどその箇所は弾き終わりにあわててミュートをし、
ミュートしきれなくて変な音が鳴ってしまった箇所。
どう聴いても、明らかにオッサンなのよ
確実にオッサンが外国語で叫んでる。。。

何度も再生しては「コワイ!コワイ!」とゲラゲラ爆笑。

「気持ち悪いからオッサン消そうよ。もう一回弾くから」とjyun君に言うと
「いや!このオッサンは使える!」とjyun君はノリノリでそのトラックを採用していました。


普段のスタジオとかならOKな範囲のリズムのズレも
レコーディングでは録り直し。
1小節を全音符でジャーンと弾くだけのものがこれほどにも難しい。。。

普段、いかにいーかげんに弾いてるかという事を改めて思い知るいい機会。

この日はさんざんNGを出し
(ゴメンもう一回!と何回言うたやろう…)、

途中で井村屋のあずきバーをいただきながら、
可愛い猫ちゃんに心奪われながら
最終的にjyun君にギター気に入ってもらえ終了。

この日録音した曲のギターは、DScratchのギタリストsige君とのコラボレーションです。

画像はエフェクターを操作するモリゾー君。