goo blog サービス終了のお知らせ 

*「魁!!女塾」*

THE GOOD LOVIN’sというバンドでギターを弾いています
京都市在住

サインTの行方

2012年09月30日 | blog

サイン入りTシャツというのを
1枚だけ持っています。



ベーシスト・ウエノコウジ氏が
ライブ後サインしてくれたTシャツです。



その日のブログ→コレ。


その日から1年たち、だいぶサインが薄く・・・

着用してるからです。
週に1,2回。

メンズサイズで大きいから
もっぱら家用。


バックプリントなのだけど、
先日、家族が背後でしみじみと

「あーぁ、そんなになるまで着て・・・
サイン薄くなってるやん…
と小さい声で言ってました。


まず、このTシャツを持って帰った日。

「さっ、うれしいから今日これ着て寝よ」と言うと

「えっ、着るの?! やめとけばー?」と言うわけです。

フツーは
着ないで保存用・観賞用にするんちゃうのん?って。


「え、着るよ」と袖を通しかけていると
「もったいないって~」とあんまり言うのでとりあえずその日は断念しました。

で、翌日着ました。

で、時折
「あ・・・メグまた着てる
「また今日も着てる
「それホンマよう着てンな」
などと笑われ早1年。


家に遊びに来たともだちにも
「部屋着にするなんてっ、考えられへん」と
怒られたこともあり。

あのね、私、粗末にしてるワケじゃないのよー?

大事よー。
むしろサインと一緒に寝てるわけだからね~LOVEでしょー。

と答えるも
「もったいなッ」と即バッサリ。


ある意味もう完結してるっていうか。 
サインTそのものより、
あの時サインしてくれながらしゃべった時がすべてというか。
それはTシャツのサインと違って色あせなーい。

このブログを書いているいまも着てます。


あの時と同じ

2012年09月23日 | blog



一年じゅう、ときどき思ってる事なんだけど、

今みたいに季節の変わり目になると
しばしば思うことがあります。


夕暮れの交差点を
自転車で走っているときとか

お店から出た瞬間の空のかんじとか

車のドアを開けて降り立った瞬間の
空気のかんじなど・・・


「あ。あの時の季節と今おなじだ!」
って、思うこと、ありませんか。


おなじ四季がめぐってきたってことじゃなくて、
もっと、細かい季節の変化。

ほんで
その「あの時」というのは、

きっとメモリアルな日ではないんです。


「あの時」は

「日」じゃなくて「数分」だったり。
ごく普通のありふれた日で

笑ってしまうほど細かく一部分だけを記憶している

そしてもう過去になった
幸せすぎず辛すぎず平和だった日の、
ふだんは決して思い出しもしないような。


その瞬間は、
ぼーっと気が抜けているときに
「あ!」と
不意にやってきます。


今日、
半地下の駐車場から1階に出たとき
久しぶりに
「あの時の季節と同じ!」
が来ました。

ちなみに、
本日の「同じ季節!」は

大阪にいた頃、天王寺にあるスタジオに週2かよってて、
ある日早く着きすぎて
ギターを積んだ原チャリを停めて、
原チャリに横座りして一服しながら19時になるのを待っていた時

と同じ季節。


以上、マイマザーに言おうものなら
「しょうもなっ、ヒマ人!」と言われることはほぼ間違いないであろう私のどうでもいい話でした。


青空

2012年09月18日 | blog

桂川の上流のほうへ
バーベキューに行きました。

山のなかにいると
すごく青空が近くて近くて

清冽なブルーに真っ白な雲を見ていると
邪悪さがシュルルーーーっと空に溶けていきます。


傍で、背中に和柄刺青バッチリの
任侠団体もBBQしてはったのですが、
強面のお兄さんたちも無邪気に川に入ってみんなニコニコのおおはしゃぎ


わたしは何かと偏りがちな人間で、
今まで仕事以外は、頭ン中はバンドバンドバンドで
BBQはもとより、アウトドアーな遊びをしたことは
思えばほとんどありませんでした。

が、近年は
いろんな遊びを楽しんでいます。

当初は、暑いよ~重いよ~しんどいよー
と、モヤシのような私でしたが、
やってみると、たのしい事いっぱいです。


Flower shop

2012年09月17日 | blog

あした敬老の日。


「大きくなって、
女性を笑顔にしたいときはお花も贈ってねー

などと2才の息子にチャラいことを教えつつ
お花屋さんに一緒に行きました。

いやチャラくないか、トラディショナルだ。

(「えーお花がいいのー?」とか言ってた)



カワイイよりシックな感じで ブーケを


川端今出川にある わりと新しいお花屋さん
花m(はなえむ)さんで。

ステキなお花屋さんが
たくさんありますね

この花エムさんと、
マルイの青山フラワーマーケットさんが
いま好きなお花屋さんです


ついに解体

2012年09月14日 | blog

ついに・・・京都会館の!!

解体工事がはじまったみたいです。


昨日の夕方、
足場を組んではるのを目撃したので

今朝、急きょ予定を変更し、
仕事前に行って
たくさん写真を撮ってきました


サヨナラ 思い出の京都会館。


あの日、京都会館で見た
ストリートスライダーズのライブ。

カルチャーショックでさ
赤と青のライトの中
前から5列目で立ち尽くしてた日。

カルチャーショックでは済まなくて
コドモなりにも
人生観がガラリと変わったのは
この場所からだった


サンキューサンキュー京都会館。


↓当日券を求めて並んだりしたココ




↓開場をココで待ったね




↓物販とか出てた場所。ロビー。





サンキュー京都会館


バイバイ


再会

2012年09月03日 | blog

連絡先もわからなくなって
二度と会えないだろうと思っていた人と、
奇跡的な再会をしました


ハタチすぎの頃、ギャルバン(おんなの子だけのバンド)で
ライブハウスに出ていました。

その頃、バンドを応援してくれた人がいました。


Mさんは
当時40代の 豪快な会社社長さんでした。
いつも部下を連れて
祇園に飲みに出てはりました。


若者だらけの退廃的なライブハウスにも、
ピシっとした背広姿で、部下を連れてきてくれたり、
そういうとこ、好きでした。

バンド活動に必要な物資をプレゼントしてくれたり、

次のライブでこんな衣装着たいねん、と言っていると
知り合いの会社に聞いてみるよ、と協力してくれたり、

お給料のほとんどが
生活費とバンドの費用に消えていた私に

「おいしいもん食べて、体力つけてバンドがんばれ。
若者は夢を追えよ」

と、よく食事にも連れてくれはりました。


それでいてMさんは
少しもエッチな見返りを求めたりしない紳士で
手のひとつ握られたことさえ
一度もないのです。


しかし人生の波にもまれて
お互い生活も変わり、
すっかり連絡先さえ
わからなくなってしまい。。。



そんなMさんと、
びっくりするような条件が重なり、
先日、奇跡的に再会したのです。


Mさんは会社をたたみ、
いろいろご苦労され、
脳梗塞に倒れ、
現在、後遺症で不自由なからだになっておられました。


10年以上ぶりに喫茶店でお茶し、
店を出ようかと立った時、

歩行が困難なMさんの杖が目に入りました。

別れた家族とも
音信不通のMさんの杖には
「これは看護婦さんがつけてくれた」可愛らしいキーホルダーと
テプラで作られたフルネームの名前シール。。。


それを見た時に、胸がつまってしまい、
かつての、派手で豪快なブイブイの社長さんだった頃の記憶
が思わず脳裏に浮かびましたが
しかしすぐに消えていきました。

無理がたたって脳梗塞に倒れるほどに、
苦労してがんばってこられた10年を思いました。


車で、おうちまで送りました。
こないだまではペーパードライバーだったけど、
今は、Mさんを送ることができる。


からだが不自由になり
1日中お部屋の椅子で過ごすMさんから

ありがとう夢みたいだった
めぐみ昔のまま、ファンだったころと変わらない

と、今日メールが届いていました

麻痺したままの手で、
たぶんすごく時間をかけて
打ってくれはったのであろうメール。。。


10年以上も会っていなかったけど、
昔、わかいころにお世話になったことって
決して忘れること出来ない。


1日中部屋ですごす日々が
これからもずっと続くのは
ときどき気が狂いそうだと、
Mさんが言ってた。

昔お世話になった私からMさんに
よっしゃまかせといて!と言いたい。
たいしたことは何もできないけれど、
これからMさんをお部屋から連れ出して
Mさんの好きなお寺にたくさん行けるよう
メグ、アッシー(死語)になれたらと思います