*「魁!!女塾」*

THE GOOD LOVIN’sというバンドでギターを弾いています
京都市在住

4:00 a.m.

2023年08月31日 | blog
今年の夏は、
家族が入院していたので
夜中に病院に向かうことや
夜明け前に病院を出て帰ることがありました。


ふだんは家で眠っている時間の街を見ることができ
新鮮でした。



夜明けのロームシアター京都まえ

 










だんだん夜が明けていきます




 
 

誰もいない こんなの初めてだ…







夜が明けたばかりの宝ヶ池
この時間こんな色なんなんだ…





写真中央に黒猫がうつらうつらしています




何日もそんな日があり
午前4時過ぎになるといつも
おじいさんおばあさんがウォーキングに出かける数がすごい。


南の方の病院から、自宅のある北の、左京区までの帰路
市内全域で、おじいちゃんおばあちゃんが4時になると家を出てこられます!
すごいなぁ、元気だなー
絶対そんな時間にウォーキングとかできないわぁ。






解散したバンド

2023年08月28日 | blog

先週、知り合いのバンドが解散した。
20年近くあったバンドだと思うので、正直おどろいた。

詳しいことは知らないけれど
「方向性の違い」とのこと。

その理由を聞いて、ああ、いいなぁと思った。


50代半ばを過ぎて
守りに入らず、お互いが新しくやりたいことを始める。

活動休止にして
別バンドを立ち上げることだってできるのに

あえて長い月日に終止符を打つという選択。


あるバンドマンが言ってた名言
「解散や脱退は、本気でバンドをやってきた証」

本当にそうだなと思う。


せっかく築き上げたものを
作ってきた曲たちを捨てたくなんかない。
長い間ともにやってきたメンバーと離れたくはない。


それでも、まだ
やりたいことがあるっていう気持ち。


何十年も続いているバンドは素晴らしいし
どっちが良いと言うことではないけれど
本気でエッジィにやればやるほど
解散は背後についてくるかもしれない。

でもそれでいいと思う。
メンバーは仲良しお友達じゃない。



解散した知り合いのバンド
それぞれのメンバーが、秋から何をやるのか楽しみにしてる。






ことば

2023年08月27日 | blog
考えていること、
感じていることを
100分の1も言葉にすることはできません。

誰にも言わず
ひとりで胸におさめてきた気持ちを
人の作品の中に見ると、なんだか救われるような温かい気持ちになります。

 
下記のリンクですが
今日のYahoo!ニュースで読んだ、
作家・凪良ゆうさんの記事です。


凪良さんと自分は
境遇の種類は違うけれど


度を越すと何も感じなくなること
高校の頃に爆発したこと
「あの頃よりマシだ」と振り返る「あの頃」があること

そんな文章を読み、
何かが救われました。


高校生の頃
話を聞いてくれた大人が一人だけいました。

わたしも、
人の「誰にも言えない話」を聞ける人になりたいと思っています。


凪良さんの「物語」が
わたしにとっては「音楽」でした。

 

15歳で1人で生きる決意、本屋大賞の作家・凪良ゆうさんを絶望から救った「物語」(読売新聞オンライン)
 
 
 

花火

2023年08月27日 | blog

 

 


 

もうすぐ8月が終わりますね。


この時期になると聴きたくなる曲があります。
山崎まさよしさんの『花火』。


遠くに消えていった過ぎた日のあやまちを
少しの後悔とともに愛おしく思い出すような曲です。



山崎まさよしさんの曲は
これしか知らないのですが
この曲が好きすぎて、
ほかの曲を聴いてみようという気持ちになかなかならないんですよね。


夕暮れにこの曲を聴きながら川沿いを車で走ったりすると
なんだかとても、ゆったりした気持ちになります。


今日は夕暮れに
2階の部屋で、窓をあけて
ベッドに仰向けに寝転び
この曲を聴きながら
アイスコーヒーを飲んでいました。
風鈴がゆれて、ニッポンの夏ノスタルジック。


窓の外が、もうあんまり暑くなくて
夏が終わるような気がして
夏が終わる時って、なんでいつも
何かやり残したような気になるのでしょうね。
年末とかより夏の終わりのほうがずっと。

 
 
 
 

YouTubeアップしました

2023年08月26日 | blog

Youtubeに動画をアップしました。

今年3月から
Youtubeでブルースロックを弾くチャンネルをはじめました。
2曲目のアップロードです。


高校生の頃
ブルースやスライドギターを好きになったのは
この曲がきっかけでした。

【Love In Vain】~cover~ Robert Johnson/The Rolling Stones


あきらめないこと

2023年08月20日 | blog

もうすぐ中学生の夏休みが終わります。

息子は、インドアな趣味に走っているのと
わざわざ親と出かけたくないお年頃です。

今年の夏
唯一ふたりで出かけたのが

大阪梅田にあるESP音楽専門学校の
オープンキャンパスです。

息子が敬愛するSuspended 4thのベーシスト
フクダヒロムさん(通称むぅさん)のベースクリニックがあり

わたしは中学生の保護者として参加です。



中高生数十人に混じって
むぅさんのセミナーを聞きました。
(生徒さん達は、みなさんむぅさんのコアなファンで、息子もそのひとりです)


むぅさんは、超絶技巧のプレイヤーさんで
中高生男子たちは、むぅさんのテクニックに
「マジか…」を小声で連発していました。

質疑応答コーナーでは
奏法に関する、マニアック質問だらけで
みんなのマジさがすごかったです。



むぅさんは、セミナー中

「お前ら、絶対にあきらめるな。
反復練習をしろ。
自分を信じて、不屈の精神でやれ。
(バンドマンになった)お前らと、ライブハウスで会おうな」

と言っていました。
不屈の精神、と何度も言っていました。


10代の頃に
こんなふうに言っていた大人がいたこと
きっとのちに思い出すんだろうな。

絶対忘れないんだろうな。


わたしにも同じような思い出があります。



19歳の頃
大阪でギャルバンをやっていて
女だけのハードロックイベントに出演しました。

梅田のアムホールで、
そのイベントのゲストは
ノーマ・ジーンというバンドでした。


イベント終了後
出演者の打ち上げがあり
ボーカルのダイナマイト・マリさんと席が近くになりました。

人生で初めてしゃべる、プロのバンドマンです。



マリさんはステージで見るより
オフステージのほうが、硬派な感じがしました。

マリさんは
「あんたら、プロになりたいか?」
と私たちに聞きました。

私たちは「ハイ、なりたいっス!!」
と答えました。


するとマリさんは

「自分がそうなっている姿を、
いま、リアルに描くことができるか?
そしたら、絶対にあきらめるな。
絶対にあきらめなかったら夢は叶う。
こんなわたしがそうだったんだから、ほんとなんだ」

という内容のことを言いました。


あきらめなければ絶対に叶う夢ばかりではないことは
19歳のわたしも知っています。

「絶対にあきらめない」
実にシンプルな話で、いろんなところで聞くフレーズです。


でも、実際に夢を実現させた人のことばは、重いです。


「絶対にあきらめない」
実にいろんなところで、飽きるほど目にするフレーズです。


でも、思い返せば
誰にあきらめるなと言われてきたことより
ダイナマイト・マリさんに
目を見て、ズバンとそう言われたこと
当時、相当に響きました。


だから30年経った今でも
その時の細かいことを覚えています。

 

今日は帰り、むぅさんに

「母です。息子がお世話になっています。
今までゲーム中毒やったのが
むぅさんに出会ったおかげでゲームほとんどしなくなりました。
なんか、おおきにです笑」

なんて言っていたら
「逆に俺がいま、ただのゲーマーになってんだけど(笑)」
ですって。

すばらしい世界を息子に見せてくださり、ありがとうございました。

 

 











台風

2023年08月16日 | blog
 



今年から、ブルースを弾くYouTubeをしています。

今日は台風がゆっくり通過中。
家でボーカルのレコーディングと
ボーカルさんの動画撮影をしました。

雨戸を閉めていても
マイクが拾いそうな雨音です。


今やっている曲は
ブルース、スライドギターを好きになるきっかけとなった曲です。
17才の頃に初めて聴き
ギターがかっこよくて震えました。


録音や撮影の技術的には
今回初めてチャレンジすることがいくつもあり
脳みそがフル回転です。


せっかく全パート録音が終わったのだから
今日すこしミキシングもしようかなーと思ったけど
耳が疲れているのか、聴けば聴くほどわからなくなってやめました

また耳と頭ををリセットしてから
フレッシュなかんじでやりたいと思います。




 
 

お盆

2023年08月15日 | blog
 



今年も、お墓参りと棚経が終わりました。


父が14年前に亡くなり
母は気づかぬうちに静かに認知症になっていて
愚息 愚娘のわたしは
お盆のお仏壇のしきたりをきちんと知らないままに
お仏壇を守ることになり、数年たちました。



最初の年は、
記憶をたどり、またはネットで調べ

なんとか精霊棚・霊供膳をこしらえ
お布施・御膳料・お車代などを、金額を迷いながら用意。

いろんな記述(流儀)があって正解がわからない。
正直に「不躾で申し訳ないのですが、まちがっていたら教えてください」とお坊さんに尋ねました。


そんな段階を経て
今年こそは余裕だぁ、と思っていたけれど
1年にいちどだから、うっかりまたヘマをしてしまう。

今年もお坊さんにまたひとつ、教わりました。


お坊さんのことを「おっさん」と呼ぶのは
京都、関西だけなのかな?

子供の頃から普通に「おっさん」と呼んでいたのだけど
これは敬称としてOKなのかしら、、、?
などと、またしても悩み、
迷った挙句、無難に「ご住職」と呼んでいます。

ああ、わからないことだらけです。

こうして、少しずつ少しずつ
大人になっていくのかもですね。


もうずっと前、母も
「お盆の霊供膳の献立と並べ方、また忘れてしもた、
あんた、覚えてない?
来年のためにメモに残しておこう」
なんて言っていたのを思い出します。


 
 
 

アコギと歌

2023年08月09日 | blog

今月から、ぴーちゃんと弾き語り活動です。

ぴーちゃんは、よそのバンドのボーカルさんです。
8年くらい前にライブハウスで対バンになり、遊ぶようになりました。


私たちは別々にロックバンドをしていますが
昭和歌謡も好んでいます。
わたしもぴーちゃんも、
自分が物心つかない頃の昭和歌謡にも詳しいです。



暑いので、街中のスタジオではなく
カラオケ屋さんへ。
マイクだけ使ってギターで歌いました。


森進一さんの「冬のリヴィエラ」を歌いおわったあと
ぴーちゃんが

「うち、この歌めっちゃ大好きやねん。
でも歌詞の男、よく考えたらとんでもないねぇ

”あいつによろしく伝えてくれよ”ってイヤイヤイヤ
自分で伝えんかーい笑
あと、カバンを上手に隠すのやめーぃ」

とか言ってて笑いました。


これこそ王道の「ザ・昭和の男のロマン」
女を港に例えがち
とにかく旅立ちがち♪


スマホの動画モードで録音して帰ったのですが
楽しすぎて、サビのところとか
盛り上がりすぎてキモキモなノリでギターを弾いてる自分が見切れて映っていました。

ああほんとに昭和歌謡が好きだ♡

 

 





 
 


 

 

 

 

 


ねがい

2023年08月07日 | blog

いま、ダイニングテーブルにいます。

向かいの席では
中学生の息子が夏やすみの宿題をしています。
ノートパソコンを開け
『ねがい』というテーマで作文を書いています。


わたしも
「ねがい」で書いてみよう。


・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥


大人になると
「ねがい」は、ひとつではありません。
歳を重ね、大切なひとが増えると
自分だけのことを願うことが少なくなってきます。


しかし、ここではあえて
自分だけの願いのことを。




よく、こんなふうに思います。

17才だった頃の自分が、
わたしとは別に、今もどこかに生きているような気がするのです。


姿は見つけられないけれど、
意識や残像は残ってるような気がするのです。
あの頃すごしたいくつもの場所に。


17才は、わたしのターニングポイントでした。
人生で最も濃かった1年でした。

17才のわたしが願ったことを
大人のわたしが叶えて生きていく
そんな感覚が確かにあり、今もその過程です。


ああ、何も成し遂げていないな。
そんなふうに思います。

でも、少し違った目線で見れば
あの頃の願いとは少しちがった形で
実現していることも少しはあります。


何も叶えられていないと思っていたけれど
100%の理想を手放してみれば
小さく叶っていることが、探せばいくつか出てきます。

どれも、ビッグな願いでもなく
ささやかなものばかりだけど。


17才の自分、元気ですか。
これからも叶えていくつもりですよ。
あれからだいぶ時間が経ったけれど、
ゆっくりだけど確実に行きたかった場所に向かってるから
方角はまちがっていないと思うから遅くなるけど待っててなー。



向かいの席の息子の
「ねがい」の作文が書き上がったようです。
ママのも読む?と聞いたら
「いや、別にいいわ」と
案の定、即お断りされました。笑



写真は、平安神宮の風鈴です。
海月のような、透明な丸い風鈴。

いくつもの願いが風に揺れて
澄んだ音を立てました。