*「魁!!女塾」*

THE GOOD LOVIN’sというバンドでギターを弾いています
京都市在住

I’ve got a guitar!

2008年12月27日 | ★Music

アコギを手に入れた

夏の終わりから探してて、
時間ができるとちょっとずつ地道ぃ~に旅してた。

楽器屋さんをはじめ、
質屋さん、リサイクルショップ、フリマなんかも行ったよ。

でも気に入ったのがなくてダメだった。

でもこのギター惚れた。


一発ガーンと弾いて
「ナニコレ」
惚れた。




しかも「5千円でいいよ」だってさ。

!!!!!

最初、聞き間違いかと思った。


ずっと前、楽器屋で働いてた時、
売り物のマーチンやらギブソンの、
5千円の百倍以上する高価なギターを
接客後なんかにちょくちょく鳴らしていて、

それはそれでいい音だなぁとは思ったけど
別に欲しいなぁとか
思わなかったもんなぁ。

このギターは
絶対欲しいって思った。


もう今は製造してない、1970年代のギター。

いろんなところを旅してきたギターなんだってさ。


いつか?今日でもいいよ

2008年12月24日 | ★I Think・・・

15年会ってない昔の友達から連絡がきた。

お互い連絡先わからんかったし、
一生会わないままかもしれなかったような。

ミクシィで発掘されたん

ミクシィ、全然積極的に活用してなくて、
ミクシィで日記書かずにこのブログを繋げてるよな無精ぶり。
且つ、会う事ないであろう人とは絶対からまない偏屈ぶりやけど、

ミクシィやってよかったーと思った。

メール2往復くらいして。



あのね
ときどき思うけど。

「いつか会おうな」とか言うてたら
いつまでたってもきっと会えんよね?

タイミンングがあるんとしたら、
それは常に今やと思って。

それに、
「いつか会いましょう」なんていう社交辞令さえ
まだ知らなかった野生時代の友達やから。


だから私は
びっくりさせたくて電話する。


ケータイにいきなりフツーに電話かける。

すごく変な感じよ。

15年ぶりに電話かけて
「コンバンハ」だってさ、笑いがこみあげてくる。


15年前ってそういえばケータイなかったな。
電話でしゃべった記憶もない。
いつもいきなりアパート戸を叩いてたな。
呼び鈴もなくて引き戸の木の扉。


笑い方が変わってなかった。

写メ送ってよ」って言ったら

「送らへん、近いウチ会うから必要ない」ってさ。

あ、通じてる
って思った。

ニヤリ。

どうでもいいことかもしれないけど、

大人になっても
どんだけ忙しくても、

「今日でもいいよ」っていう気持ちな、

実際ムリでもそういう気持ち、

なくしたくないの。


ベンジー

2008年12月22日 | ★Music
客の男が
「一回殺してくれよッ
ってステージに向かって叫んでたけど、

わたしは今日確実に殺されたなぁ、ベンジーに。

シャーベッツ@なんばHatch。

ベンジーのライブ、ひさしぶり。
前に見たのはまだブランキーの時。

ベンジー、本当に粋だ

つま先までロッカー。
声が消えていく瞬間、語尾の語尾まで粋。

行ってよかった行って良かった行ってよかった。

どんな言葉でも陳腐になりそうで
今日のライブことは言葉にできないや。

シャーベッツのお客は、男が多かった。
おしゃれな人がすごく多い。

ベンジーが昔雑誌のインタビューで

「俺はいろんなことを話さない。
勝手にそれぞれ自分の浅井健一像を好きに作り上げてくれよ」

って言ってたけど。
うん、あたしの中にもあたしの浅井健一像がある。

あんな年のとりかたをしたい。

小顔

2008年12月19日 | ★Life☆

今日、仕事の帰りに歯医者さんで親知らず抜いたんだけど








昔行ってた歯医者の先生が

「親知らず抜くと小顔になるよぉ
芸能人はみんな抜いてるんだからー

とか言ってたけど。


ホンマか。


ホンマにか。



親知らずは、今日抜いたのがもう最後の1本だったので。

ならば

本日をもって私は
ついに
小顔度がマックスに達する運びとなる


おめでとうございます!

というわけで、さっきか何度も鏡を見ているのだけど、


小顔どころか

頬が腫れとる!


やれ感!?

2008年12月17日 | ★I Think・・・

味がでてるとか
いい感じのヴィンテージ感のことを

「やれてる

って言うんだってー。


なにやらこれは
雑誌「ライトニング」誌上等において

ヴィンテージをこよなく愛するおじさま(おにいさま?)たちが
こぞってお使いになる用語なのだとか。


「やれてるねー」
「やれが出てきたね~」
「やれ感があるねー」

などと活用するんだってさー。

この言葉ちょっとお気に入り。


やれてるって 何をやねん!みたいな。
このウンチク感ぷんぷん漂う暗黙の了解的美学というか。
それでいてカジュアル~な感じがお気に入り。

「やれて」いてカッコイイものは何でしょうか


エンジニアブーツ。

ライダースジャケット

男の皮のお財布。

ギターのブリッジ
(ジャガー、グレッチならなお良し)

ギターのハードケース
(やれを通り越してボロボロなのも大OK

包丁

ステンレスキッチン道具

バイクのマフラー(ネイキッドタイプ)

男のデニムのお尻ポッケ(財布の跡) などなど。


わたしの持ち物の中で、一番イイ感じに「やれてる」のは
カエルのぬいぐるみー
ボロボロで汚くて愛しいのよー

ギターのハードケースはまだまだ「やれ」が足りないわ。


最近買いたての真っ白のスニーカー(アディダスのスーパースター)をはいてたら

「白すぎる」と

あたりまえであろう!という理不尽な難癖をつけた揚句
隙あらば土足で踏もうとして来る悪友がいたけど

人のスニーカーに勝手にやれ感を出さないで戴きたい。


叙情

2008年12月12日 | ★Life☆

瀬戸内晴美(寂聴さん)著の小説を
はじめて読みました。


寂聴さんが、人生の指針みたいな、
そういうヒューマンな本をたくさん出版されてるのは知ってたけど、
そういうのは読んだことない。

すばらしいことがきっとたくさん書いてあると思うのだけど
失礼ながらそういう本には興味がない。


それより、そういう境地にいたるまでの、
至る前の人間に、興味がある。


寂聴さんが仏門に入る前の、
破天荒に生きてはった瀬戸内晴美だったころの本。

当時センセーショナルで向かい風を浴びつづけたという彼女の私小説とも言われるソレは、


とにかくすさまじかった。



限りなく人間やった。



特に面白い!とか感動!とか
そういうわけではなかったんやけど。


でも、
この感情のえがきぶりはすごかったぁ


読んでて、次どうなるの?みたいな
手に汗握る展開の小説よりも
こういう特にストーリーのないような小説がすき。

ストーリーで魅せるのじゃなく、
どこまで文章で叙情をやれるか。

それだけで真っ向勝負してるような


わたしは小説家じゃないから
そういう事を
音楽でやりたい。

そういうギタリストになりたい。