*「魁!!女塾」*

THE GOOD LOVIN’sというバンドでギターを弾いています
京都市在住

NEO京都人

2023年06月28日 | blog

 

 



ともだちとお昼ごはんを食べました。

少し前までは、お互いの仕事場が近かったので
昼の時間を合わせ、よく一緒にお昼を食べました。

いまは仕事場は離れたけど
今も平日にお昼ご一緒します。



「京都の人は、他府県の人から見ると
とてもイケズということになっているけれど
自分たちはどうなのかな?」

…なんて今日は話していました。

うふふ、どうでしょうね♪


たしかに、いにしえの京都人は、ちょっとややこしおすね。
はっきりものを言わはらしません(いにしえの京都弁を使ってみる)

うーん、でも
いにしえの京都人のジュニアである私たちは
あんまりそんなことおへんのどす。
二人とも、けっこうストレートなんどす。


→→ 結論: 人による。


ああそれ、京都人あるあるやね
と笑ったのが

「ちょっとそこまで説」です。



道で知り合いにばったり会ったとき

①まずは天候の話
(ものすごく手短に)

②どちらかが必ず
「これからお出かけどすか?」と尋ねます

③尋ねられたほうは
「ちょっとそこまで」と答えます。
「ほな、気ぃつけて」
ここまでワンセット。
この、絶対行き先を言わないのんが、京都人あるあるです。


これはどういう心理なんでしょうね
たいしたところに行くわけじゃないのに
ムダにミステリアスぶる謎の京都人。





わたしの母と祖母は「いかにも京都人」です。
そのジュニア、NEO京都人
自分たちの中にも潜む京都人ぽいところを、
あえて探してみましょう。



ともだちは
身につけているものを
「それ良いね、どこで買ったの?」と聞かれるのが好きじゃないそうで。
「まあちょっとその辺で」とか答えるそうです。
あっ、ミステリアスぶっています。
「ちょっとそこまで」の変形です。


私は「それいくらしたの?」と金額を問われても
数字は答えません。
さりげなく流すか、桁外れの数字を言ってボケます。
あっ、これまたムダにミステリアスぶっていますよ。


子供の頃から、
「人の生活をいろいろ質問してはいけない」
これは、母や祖母によく言われていました。
他人さんも、自分も、ミステリアスでよろし。的な。

でも京都人に限らず
込み入った質問されるの、誰でもそんなに好きではないですよね。


総論:
何人であろうと、
とりあえず、なんでも、人による。笑


 


2023年06月27日 | blog

 



日々のささやかなエモ日記です。

車に乗っていて、信号待ちをしているとき
笑い合い通り過ぎていく人々に、ハッとすることがよくあります。


たまたま見た知らない人の笑顔にも
けっこう癒やされているもんですね。
自分もつられて、ちょっと口角が上がってしまいます。


若い頃は
たぶんそんなことなかったような。

齢を重ねたからか
本当に月並みだけれど
笑顔はいいなと、最近しみじみ思うようになりました。




ところで
私の兄は知的障害があるのですが
昔から、そばにいる人が笑っていると、一緒になって高笑いします
(ほぼ100パーセントに近い確率で)。
それはもう、めちゃくちゃ笑います。

そして、そばにいる人がイライラしている時は、
どんなに隠していても察知して、兄も機嫌が悪くなります。


その、わかりやす過ぎる法則が家族(介護者)としては時に辛く
「こっちは色々あるんよ、いつも笑顔でなんていられないんよ」と
そのことをプレッシャーに感じることもあるのだけれど


でもそれ、人間の自然な姿なのかもなぁ。
大人になると態度には出さないけれど、原始的なことなのかも。



もらった手紙に
「笑っている顔が好きだよ」
「爆笑してるのが好きだよ」と書かれていることがあります。

そうなんだ、そこなんだ
と、ちょっと新鮮&意外に思ったりしていました。


また、若い頃は
みんなで笑顔でいることよりも
もっと別の何かを優先することも多かったように思います。


でも最近は
笑うこと
しんどいことがあろうと、一緒にいる時は笑顔で笑い合えること。
シンプルに貴重だぁーと、遅ればせながらわかるようになりました。


笑顔でいたくても、笑顔ではいられなくなるような年月を、
笑顔なんて忘れてしまうような日々を
たくさん経験した大人だからこそ
ようやくそう思えるのかもしれません。


明日も、遭遇した人と笑い合おうっと。
たいして面白いことなんてなくても、笑い合おう。

今日は家族はまだ帰っていなくて
仕事も単独だった。
でもガソリンスタンドの人と笑い合った。






R.I.P

2023年06月26日 | blog

ベニシア・スタンレー・スミスさんが
72歳でお亡くなりになったと、
今日ニュースで知りました。


日々の暮らしに心が擦り切れた時に
ベニシアさんの番組を見て、安らいだ人は多いのではないでしょうか。


13年前
自分が最も大変だった時期に
たまたまNHKで
ベニシアさんの番組をみました。


ベニシアさんは
イギリス出身のハーブ研究家です。
自然を愛し、家族を愛し、地域の人々を大切にし
京都・大原の里山の古民家で
暮らしておられました。


ハーブや季節の花々が咲く
ベニシアさんの手で整えられた庭。
自然素材の手作りの食事
インディアンのようなな孤高の精神。

その頃わたしは、こどもを産んだばかりでした。
実家・自分の家族、両方に大きな問題がたてつづきに起き
ベニシアさんの静かなる精神とはほど遠い日々を送っていたのですが

ベニシアさんの番組を見ると
不思議と心が凪ぎました。
ファンになりました。



しかしのちに知ったのですが
ハーブに囲まれ、丁寧な暮らしをする優雅な初老のベニシアさんは
波乱万丈の人でした。



イギリスの貴族として生まれ、悩み多く。
家を捨て、単身海外を旅し、日本にたどり着く。
結婚→離婚→子づれで再婚。
娘さんには精神障害があり
年下の旦那さんは女性問題で家出。

そんな過去があったのだそうです。



私にはベニシアさんの
わすれられない言葉が、二つあります。

一つ目は

「赦しは過去との決別」


ふたつめは

「どんなに難しい状況にあったとしても
それは誰のせいでもない。
今やれることをやりましょう。

過去はもう戻らないのだし
やり直しはできないのだから」


波乱万丈な日々を経て、試練に耐え
慈愛に満ちたおばあさんになったベニシアさんは
女神さまのようで。

どんなふうに歳を重ねるか
そんなことを最近よく考えます。


写真は、2019年に訪れた大原の景色です。
ベニシアさんがたどり着き、永遠に眠った大原。









エモスイッチ

2023年06月16日 | blog


エモいお年頃で、隙あらばうっかりエモくなっています。


仕事の帰りに、買いものに行くと
雑貨屋のアクセサリーコーナーで
子連れのお母さんがヘアアクセを見ていました。


かたわらには、5〜6歳の息子くんが張りついていて

「これなんか、頑丈そうでいいんじゃない?」とお母さんを見上げ、
イキイキと張りきって、ヘアクリップをいろいろと勧めています。


静かそうなお母さんが
それについて何か意見を言うと

「ああ確かにそうだね!」なんて
息子くんは明るく相槌をうち
さらに、母親の買い物に甲斐甲斐しくつきあっています。


それを見ていたら
うまく言葉にできないけど
なんともいえないエモい気持ちになりました。

ふつうの光景なんだけど、なんでしょう、
自分のエモスイッチが一体どこにあるのかわからない。



なんか
ちっちゃい子って
普段そうではなくても
やたら饒舌になる時がありますよね。

年齢にそぐわない大人びたことを
自分なりに一生懸命考えて言ってきたり。

それって、相手と居て
すごく幸せを感じてる時なんじゃないかなぁ。
うれしくて、テンション上がっちゃって、どうしようもなく饒舌になっちゃうちっちゃい子。
ふたりの世界というか、
何も心配したりしなくていい この今というささやかな瞬間。


公園で会った知らない子
知り合いのこども、
または私の息子
そして自分にもかつてそんな時があったような気がして。






ルーティン

2023年06月13日 | blog




仕事から帰宅してすぐ
ともだち来訪。

晩ご飯の忙しい時間にごめん〜
と言うともだちに

よかったら上がってー、
コーヒーいれるし。
ご飯? だいじょうぶ、話しながら作るし。

と言い、

キッチンで息子のご飯を作りながら
最近いろいろあったともだちの話を聞く。


「また今度」じゃダメな
今日じゃないとダメな日って、あるような気がして。


一般的には
結婚したり、子供が生まれたりすると
女ともだちとの関係は変わる。
それは悪いことではないのだけれど。

でも、私はそういうふうにしたくない気持ちがある。
ともだちのピンチを後回しにしてまで優先させたい日常のルーティンなんかない。
コーヒーいれて、迎えたい。






☆彡*:.。..。.:+・゚・*:.。..。.:+・゚

2023年06月08日 | blog
 
 
 


過度な情熱は仕事の質を下げるというけれど

楽器もそういうところがあるだろうなぁ。

よっしゃぁ!と思っている時より
気負っていない時のほうがなんかいい。
気負ってないどころか、やる気がない時のほうが、なんかいい。

あきらめた時になぜか叶う夢の法則みたいだなぁ☆彡


 

Call your name

2023年06月06日 | blog

先日、お花屋さんの前を通ったら
オフホワイトのきれいなアジサイを売っていました。

そのアジサイには「バニラ・スカイ」という名前がついていて
もっと好きになりました。

わたしも、うちの庭に咲くアジサイに
名前をつけてみたくなりました。


🔵こちらは
「エターナル・ブルー・ティアーズ・ヘヴン」

 


🟣こちらは
「ミスティ・キョウト・パープルレイン」
 



きよらかなアジサイ。

清潔感・透明感。








2023/6/4

2023年06月05日 | blog
 


近くの川に
今年も蛍が飛びはじめました。
夏のはじまりです。


「ひと夏の…」という言葉が
なんとなく好きです。


幾つになっても
ひと夏が終わる頃には、
肉眼ではわからなくても
自分にだけしかわからなくても
成長していたいなぁ。

蛍がふわりと舞う川縁を歩きながら思いました。