サイケデリック・ブギー

ナツ真っ盛り

私の夏の定番アルバム。

T.REX 「テレグラム・サム」


私が生まれる前
１９７０年代はじめのサウンドなので

こないだ車で
「夏の定番やでー」ってかけたら、
ともだちに

「ぜんぜん定番ちゃうし！」
「Ｔ・ＲＥＸて　もぅ化石みたいなん聴いて」
などと言われましたが、

もうこれはロック・レジェンド。
あたしの永遠の定番で。

これはＴレックスのオリジナルアルバムではなく
ブギーナンバーをごっそり集めたアルバムです。


マーク・ボランの
不思議にエレクトリックな
暑くるしい声。

「テレグラムサム」のイントロがはじまる。

シラフなのに、自分が少し酔っている感覚になる。いつも。

８ビートの拍が
かすかにかすかに遅れるような　気がする
のが気持ちいい。

ジャストに疾走するビートより
そういう妖しいビートが熱帯夜みたいでイイ。


涼しい室内にいるのに
真夏の夜に屋外でビール飲んでるような

あぁ今飲んでないんだっけ・・・

と、少しだけ頭ん中がどうかしそうな
サイケデリック・ブギー。　

けだるい夏の濃密ブギー。

やっぱり夏はいいなぁ

どこでもいい

ともだちとゴハン行くことになって
お店をどこいこうか
お互い「考えとくね」って、なってて。

一生けんめい
おみせ　調べたりもしてたんだけど、


でも・・・

なんだかどうでもいいの。


好きな人や好きな友だちとだったら
ホントお店なんてどこでもいい。

だから決まらない。

親しくない人と行くんだったら
逆に　きっといろいろ調べて
良さそうなお店決めたりしてしまう。と思う。


バロメーターが逆かな？

だって、
会えたらいいんだもん
それだけで楽しいんだもん。

場所なんかどこでもいい。
道端でもいい。


で、
あたしどこでもいーよ　とか言ってしまう。
反省。


そこにおいしい食事があれば
なおＧＯＯＤなんだろうけど、

会って顔見てから
その日のふたりの気分で考えよーって
思ってしまう。

私が男だったら、
こんなんじゃ、モテないタイプだな


デートならいちばん理想的なのは
なんにもない真夜中の公園とか

その、つまんなさとか
何にもなさがいいんです。

なんにもないトコで
お酒もナシで
ずっといるのって

すごく気が合って好きな人とじゃないと
絶対イヤでしょ。できないでしょ。
だから最高のデート

映画とか、
テーマパークとかより
何にもないとこがいい。

そういうティーンネイジャーの頃にしてたような
シンプルで原始的なことが
実は、何歳になってもやっぱ
変わらないっていうか、
本質なんだなって
今の年齢になって　思う。

デートプランを立てないのって
一見どうでもいいと思ってるみたいに見えるけど

実際は全然逆！！

あんたといたら
どこだっていいってこと。

なんだって楽しいよってこと。

大幅に話がずれました


でも女子には
たまには決めてよーって
やっぱ時々言われる。

あんたが好きだ　ってことなんだけど、
肉眼では単なる不精だよね、、、反省。

みたらし祭

下鴨神社のみたらし祭に行きました。




私は神社の裏手にある下鴨中学校の出身なのですが、
ここ下鴨神社へは陸上部の練習でよく来ていて

みたらし祭で
ずらりと屋台が並んでいる場所でよく
真夏に　水分摂取禁止の地獄のトレーニングをしたものです。



裸足になってキリっと冷たいみたらし池を進み、
ろうそくを灯してきました。

池を渡っている時、
録音された解説を再生したものが


「知らず知らずのうちに～　溜まってしまう～　罪や穢れを祓う夏の行事です」


と、高らかに響き渡っていました。
何度も、エンドレスで。


罪とケガレ・・・
知らず知らずのうちに・・・


Yes　人間とは罪深い生き物ですね。


帰り道、幽玄なまんまるい月が浮かんでいました。
ぶらぶらと自転車で帰る真夏の夜

大山椒魚

水族館で萌え萌えになってしまいました。

オオサンショウウオ・・・ラブリィ…

広大な水槽のすみっこに
みんなでうじゃうじゃ　しかし静寂を保ち山積みにたまっているさま・・・

それで、誰かがその山をわしわし登ってきたら
踏みにじられ蹴落とされた者が
弱々しく水流にのって流されてって
岩場にゲキトツしてんだけど、

その激突ぶりが
無抵抗すぎて

よよよ・・・と世にも哀れな感じ全開で流されてって
岩に激突しても、「痛っ！」的なリアクションも全くなく

そのまま水底に
死んだふりみたいに転がってんのよ。
白いお腹まで見せちゃってさー

どんだけヤル気ないんだろう。
どれだけカワイイんだろう。

あいつら
赤ちゃんを抱きあげるように
脇に手をいれて持ち上げて抱きしめたいなー

ザラザラなのかなー
あのこんにゃくみたいな模様がたまらない


水族館ではmy boyがはしゃぎたおしていたため
写真なんてぜんぜん撮れず。

阿鼻叫喚です…
もう精神的にヨレヨレ

それでもたった１枚撮った写真。

このブレブレぶりが

人ごみの中
３才男児を連れて歩く母親の
凄惨な現場を如実に表しています

もはや何なんだこれは。
これはたしか妖しげに発光するクラゲの写真です

experience

先日、ハンドル握ってハイウェイをぶっとばした

ペーパードライバーを脱して１年。
はじめての高速道路！

助手席には、

カーナビなぞ不要！
マニュアル車運転ＯＫ！な（すてき）
ハードボイルドな女ロッカーを乗せて・・・
いや乗っていただいて。


よく晴れた午後で
あたしたちふたりの好きな
The Birthdayのカレンダーガールって曲を流して
かなりゴキゲンだった。


大阪湾まで。
大阪だいすき。
前世は大阪人だったんじゃないかってくらい
大阪に来るといきいきする

すごく水が合うんだよー。

大阪って　私にとって
なんだか圧倒的にロマンティックな街。


IKEAでランチ
彼女とIKEAに居るってことが
やっぱり不思議。

１０年前にライブハウスで知り合って
今までに、一緒にいろんなことしてるのに
ニトリにさえ一緒に行った事あるのに
それでもやっぱり今でも、
生活を感じる場所に彼女と居ると
おぉっと感じてしまうのは変わらない。

いい意味で生活感がない。
あたしもそんなふうになりたいものだ。

IKEAは、トイレもスタイリッシュで
スタンリー・キューブリックの映画みたいだった。


帰り、高速のサービスエリアで
飲み物買って、空を眺めて立ったまま飲んで、
そのときたぶん１９時台だったけど、
午前４時にここに居て
空の色が変わっていくのをずっと見ていたらステキだろーなと思った。


誰か、午前４時の夜明けに
サービスエリアでデートしてください。