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7才の頃のともだちに
40年以上ぶりに、バッタリ遭遇しました。
あさ、駅に向かう道、
いつもは通らない角を曲がります。
たしかここは亜希ちゃんの実家だったなぁ
と思って通り過ぎると、背後でお玄関のドアが開いた気配がしました。
振り向くと、お母様の年齢ではない女性が、、ということは亜希ちゃんなの?
思い切って声をかけます。
40年ぶりの亜希ちゃんでした。
7〜8歳の頃
放課後は毎日いっしょの仲良しだったけど
会っていない年月が長すぎて
まるで初対面以上の距離感です。
大人だし、タメ口で話すのもなんだか失礼な気がしてお互い敬語です。
お互い急いでいたから、
近況もほぼ話せず、連絡先も交換せず。
知っているのは、お互いの実家の場所のみ。
もし縁があるなら、また自然にどっかで会うよね。
今日、お玄関のドアが開いた気配がした時
一瞬、振り向かず、そのまま足早に駅に向かおうとした自分がいました。
急いでいたのと、突然のことすぎて、何を言っていいか真っ白になったのだと思います。
でもわずか数秒のあいだに
待って、今日このまま駅に行ったら、もう二度と会えないかもしれない
と思い直して、引き返しました。
亜希ちゃんとはこれきりで
このまま、再び疎遠になるかもしれないけれど、
それでも今日、引き返してよかった。
迷ったら、するほうを選ぼう。
次はないかもしれない。
今の年齢になって
最近そんなふうに思うことが増えました。