約30年前
京都にはかっこいいアマチュアバンドがたくさんありました。
当時高校生だった私は
テレビや雑誌の中、
そして大ホールでみるプロのバンドも勿論すきだったけれど
京都のライブハウスで
プロのバンドにはない種類の演奏をしている京都のバンドマンたちに
大きな影響を受けて育ちました。
高校生なんてのは
ほんとうに子供で
それでも、それなりに背負う重い哀しみはあって
でも子供だからその世界はとても狭くて
その哀しみをどうすることもできない。
そんな時に
バンドマンたちは夢見せてくれました。
どれだけ圧倒されて
どれだけ憧れて
どれだけ道を見せてくれたかわかりません。
鳥は、生まれて最初に見たものを
親だと思うらしいけど
私はロックにはまったとても初期に
こういうバンドマンたちを見たので
その時に感じた気持ちが
30年たった今でも、自分の中の大きな基礎になっています。
大げさかもしれないけれど
でも大まじめに今でも
ありがとう!って思っています。
たくさんの
京都のいいバンドの中でも
私たちロックキッズの中で
チェリーキャッツは超一流のバンドでした。
5年ほど前、このブログに
今はなきスポーツバレー京都にあった「ロック天国」について
書いた記事があるのですが
何と5年後の今週
そのコメント欄に
チェリーキャッツが2019年1月27日に復活すると
教えてくれた方がありました。
なんと、たまたま検索で引っかかったこのブログを見てくださったチェリーキャッツのメンバーさんご本人でした。
ところで、私は高校の3年間
スポーツバレーでバイトをしていたのですが
チェリーキャッツの某メンバーさんも
スポーツバレーで働いておられました。
広い園内で、仕事中のお姿をよくお見かけしたけれど
事務所でタイムカードを押す時にすれ違う挨拶ぐらいで
面識はありません。
そんなところで無粋に、または気軽に話しかけるわけにはいきません。
だけど、ステージでの華やかなお姿と
仕事中の地味な姿のギャップに
本気でバンドやってる人の日常というか
自分も高校を卒業したらこんなふうに生きていくんだ!なんて
当時、女子高生の私は ひそかに熱く決意したりしたものでした。。。
あのチェリーキャッツのお兄さんたちを
再び見られる日が来るとは!
どんなふうに年を重ねておられるのだろう。
1月27日
木津川市加茂文化センター
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