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*「魁!!女塾」*

THE GOOD LOVIN’sというバンドでギターを弾いています
京都市在住

Live 1975

2015年02月18日 | blog

数日前から、
中毒のように何度も再生している
YouTubeの動画がある。

『外道』というバンドの40年前のライブ。


外道って、
こないだまで知らなかったの。

一度観てだいすきになっちゃった。


昔の音楽だけを礼賛しているわけじゃないし、
今の時代の音楽を否定するようなオトナには
なりたくないのだけど、

めちゃめちゃかっこええ!
と思うのは
ほとんどが昔のロックだ。


外道って
最高にロックバンドだわ。

いろんなロックが世の中にはあるけど、

やっぱり


ヤバくて、
キケンで
華があって毒があって
どこまでもキレてる


私の中では
そういうのは
外せない要素。


外道の3人、
めちゃめちゃスリリングで
セクシーで
バイオレンス。
そしてそんな曲を
笑いながら演奏してるというのが、もう。


ジミヘンに感じるような
ヤバい感じがある。

「ヤバい」って言葉
あんまり好きじゃないんだけど、
ヤバいとしか言いようがない。
この動画見てるとき
「ヤバいやろ」
「ヤバすぎるわ」と言い合ってた。


下にリンクを貼るので
いろんな意味でおもしろいと思うから
よかったらぜひ観てみてほしい。


1975年なのね、


ロックがまだあまり根ざしてない時代だからなのかな?
客がカッコいいロックを目の前にして
どうノッていいのかはじめは戸惑ってんの。

で、パンチパーマとかリーゼントの
チンピラ風の悪そうな若者らが
体育ずわりで、なんと手拍子しながら観てる


でも次第にたまらなくなって
最終的にステージに押し寄せてんのよ。


やっぱりこれだよね。
ロックマニアをうならせるとかより、
やっぱ若者を熱くさせる、
若者に自由の香りを見せつける、見せてくれるのが
わたしはロックだと思う。


↓ リンク。
5分あたりから
戸惑ってた若者がだんだん盛り上がってくるとこがおもしろいよ。
こういうの見てると泣きそうになる。
不良っぽいけどマジメそうなあんちゃんたち、律儀に拍手してるのが、笑。
8:00あたりのギターがヤバい。

Gedou live-1975


卒業してしまわないで

2015年02月15日 | blog

昨夜、バンドのメンバーから

「シーナ、亡くなったらしいよ」
という短いメールが来た。


ついこのあいだ
in2014年夏
ライジングサン・ロックフェスティバルの
ステキなシーナを見た。


出演者が一同にステージに上がり
セッションをしてた。

バンドマンがひしめき合う
ぎうぎうのステージで

鮎川さんの隣にいるシーナさんを見たとき
やたらせつない気持ちになった。


私は鮎川さんとシーナさんのことなんて
ステージでの姿以外何も知らないけど、

このひとは
旦那さんを
今でも大好きなんだろうなぁと
思っちゃった。


そんなの知らないよ?
勝手に私が下世話なことを
勝手に感じただけ。


でも、すごく
男と女なんだなって思った。
これほどに正しく
男と女である夫婦って
なかなかいないんじゃないかと。

ふたりがただ
そばに立っているだけで。

そして眩しく思ったのと同時に
なぜか少し切なくなった。

レスポールを構えた旦那の隣に控えめに立っているだけで
それだけでこんなにも輝けるということが
なんだか美しすぎてせつなかった。


その日以来
わたしは
男と女、とか
つがい、ということを
数日間、なんだか考え続けてしまったなぁ。


シーナさんは
網タイツで脚をもろ出しにし、
衣装は赤のスパンコールかエナメル。
真っ赤なルージュにソバージュヘア
オールドファッションなロッククイーンで
お世辞にもファッショナブルじゃない。

そして腰つきがあまりにも扇情的で
とりあえずイカツ過ぎるのだけれど

シーナさんを見ていると
真面目さとか、
たおやかさとか
そんなものばかり感じた。


いかついロッククイーンなのに
妻であり、母親であることを
なぜか容易に想像できる。


一見相反するように思えてならない
「ロッカー・母・妻」を
なんの摂理にも逆らわず
ぜんぶ自然にやっているようなひと。


私はいまのところ
母歴5年であるが
そこのところは
まだバランスに迷う時がある。

わたしはその三つがおそらく
まだシーナさんのように融合していない。
それそれが独立してしまっているような気がする。

まだまだ若輩者である。
シーナさんを見ていると
おおきな愛を感じてやまない。


シーナさんが
なんかのライブで

「ロックを卒業してしまわないで」と言ってた。

「結婚したらもうロックやんないとか、できないとか、そういうことじゃないの、
海外のようにもっと自由に
いつまでもロックを楽しんでほしいのね」

と言ってた。


忘れられない。


全員女で

2015年02月11日 | blog

先日のライブ。
対バンのなかに、

全員が女性、そして熟女

というすてきなバンドさんがいらっしゃった。

そんな奇跡のようなバンドを見たのは初めてだ。


「全員が女でやりつづける」
というのは
かなり難しいことなのよ?


若いころは
女バンドマンもたくさんいるけれど
やっぱりやめていく人も多いから。
結婚とか、彼氏の影響とかで。

だから私も
ギャルバンは
27歳までしかできなかった。
その後はずっと男のひととやっている。


そんな中、
熟女になってもバンドをやり続けている人というのは
無条件にもう、気合いの入った女か
ロックをこよなく愛しぬいている女とみて間違いないのである。

そんな女性×5人!!
奇跡じゃあないか。。。


リハのあと、
メンバーとモスバーガーに行き、

「すごいなぁ、全員女性って。わたしの夢だった」と言うと

メンバーが
「でも、きみは男のなかでやってるほうが似合ってるよ」と
言った。

「なんで。女らしさが足りない?」と聞くと

「そういう意味じゃない。
でも女の中でやっているメグは想像できないしなんだか似合わない」
「なんかさ、女というより、ロッカーやねんな」

だって。


うーんでも一度でいいからやってみたいものだ


しかし、熟女さんっていうのは
やたら魅力的だったね。
なんていうか、若い子みたいに自意識過剰じゃなくって、
もうスコーンと抜けがあって、自由なんだよな。
気持ちのいい風が吹いてるような。

そりゃあ、若い子はキレイかもしれないよ?
でも女の妖艶さ、ってなると、熟女さんの勝ちだね完全に。
精神的な余裕がエロいのだ。


それにものすごくパワーがあった。
楽屋トークも
ライブハウスの近くのスーパーでお葱が安かったとか
京都のおいしいスイーツ情報とか。
みなぎる生命力ってかんじ。


私は、若い子でもないし、熟女でもない。

いつかロックな熟女になって
んで、ロックなばばぁになりたいね。


ライブ後の日々

2015年02月09日 | blog

そして元気にライブしたあと
帰るまでに急に40℃ちかくまで発熱し
その後3日間の記憶が
ちょっと曖昧です。


その日、
ライブハウスからどうやって帰ったのかも覚えていなく
しんどくて着替えることができなかったのであろう私は

土曜日にステージで着ていた服を
そのまんま火曜日の夕方まで着つづけ
部屋で倒れ伏していました


こういう時に頼れる家族がいないので
メンバーとともだちにはたいへん迷惑をかけてしまいました。


インフルエンザでした。



しかしインフルエンザになったのなんて
生まれてはじめてでした。
つわり&出産に次ぐ、第二位のしんどさでした。

予防接種したのに…

(さらに
「予防接種してたら罹っても軽く済む」という都市伝説は
あくまで都市伝説であることをここに証明します


しかしインフルエンザって怖いですよ。

後日メンバーに聞いた話ですが、
高熱でうなされて

「うちのベランダに京阪のあたらしい駅ができたんだよね」とか
うわごとを言っていたらしいです。
完全に狂っていますね。


あと、高熱で消毒されたのかなんなのか
眼の白目が、
うまれたてのベビーさんみたいに
青みがかったホワイトになるという現象も。


一時体重がだいぶ減り

やせちゃったね

と鏡を見ながら言うと

背後からすかさず

「おー、よかったやん
という息子の声が飛んできました。


だっていつも痩せたい言うてるやん
よかったやん
そういうふうにな
ええように考えていかなあかんよ

と、ポジティブシンキングの5才児に諭されました。

そ、そうだね…。

もう完全に元気になりました。


ライブ@AFTER BEAT

2015年02月09日 | blog

一週間前ですが、
ライブ、してきました。


今回もまた
「音圧がある」という感想を
いくつかもらいました。


音圧、みたいなものは
はじめて3人でスタジオに入った日から
あった。
これは技術じゃなく
内側から、あたしたちの腹の底から放出されるものだと思っています。


これからもロックしつづけたい。
3人でどこまでもいきたい。