コロナで長い間寝込んでいたので
回復した今も、頭のはたらきがさらにスローになった気がしてなりません。
ややこしいことをしてシャキっとしようと
ルービックキューブの、ひとりタイムトライアルに久々に挑戦したりしています。
マイ・キューブは、
冬のみかんのように籠に入れ、リビングに置いています。
楽器だと、値段の問題ではないですが
ルービックキューブは、
値段に比例するような気がします。
安いのは、あまり滑らかでなく
速さを求める時は、ちょっとストレス。
でもそのチープさが嫌いじゃなかったりもするけれど。
写真の、左上のパステルカラーのものは
600円と一番安く
いちばん回しにくいんだけど、
なんだかいちばん愛着があります。
3000円くらいのものが、安定の品質かなと感じています。
「トライボックス」というところのがオススメです。
最近は、スケルトンのような、ゼリーのような
透明感のあるキューブがあるそうで
それを買ってみたいなーと思っています。
私は小学生の頃に
ルービックキューブを挫折しているのですが
40歳ごろ、急に出来るようになりました。
名前も知らない京大生さんのおかげで。
当時、京都大学のある左京区吉田に住んでいて
5才だった息子と、ときどき大学食堂を利用していました。
すると、広い食堂の片隅にいつも
物静かなハイパー頭脳集団がいることに気がついたのです。
彼らはルービックキューブサークルの面々で
たった10秒ほどで全面を完成させたり
目隠しをしたまま全面を揃えたりと
それはもう、全知全能の神が降臨したのかと驚愕してしまいました。
それがきっかけでルービックキューブにハマりました。
彼らに「天才じゃなくても出来ますかー?」
と無邪気に質問したら
「はい、誰でも必ずできます」と
当たり前のように断定しはったので、
さっそくネットでキューブを買い、そこからハマりました。
小学生の頃のように
気合いだけで闇雲にやるとかえって難しく
「LBL法」という理論を理解すると、解決です。
LBL法というのがありますよと、
京大生さんたちが教えてくれました。
ちなみに彼らは、それよりはるかに難しい理論でやってはります。
彼らほど光速では到底できませんが
楽しくやっています。
あのキューブサークルの京大生さんたちはどうしておられるかなと、たまに思い出します。
きっともうとっくに卒業されて、
立派な社会人としてご活躍なのだろうなあ。
楽しいことを教えてくれてありがとうです。