長女が帰って本当の独り暮らしが始まった。
長女が居た時は家の何処かに人の気配ばかりではなく、現実に居る事実が根底にあるし、動く度に音がついて回り、その音を耳にするだけで人が、家族が居る安堵があったが……
さすがに一人だけになると家が静かになった。
自分が動き作業する時に出る音だけで、時に物が落ちたり、人がいる時は気にもしない小さな音にも逆に敏感になって、見回る事がある。
テレビを見たりパソコンに向かっている時や新聞を見ている時はまだ良い。その対象に夢中になっているから気が紛れている。 すべき事柄を終えて一段落してホッとした後の~何もしない時間が出来る時があるではないですか?
何もしないなら~考える事もしなければよろしいのですが~そんな時に限って色々考えてしまう時間に変わってしまうのですね私は!
それを吹っ切るように激しいスポーツでもして考えないようにすれば一番いいのでしょうが~そんな体力も既になく、外に出て人と接し会話したり、趣味に時間をつぶせと言って来たが、ここに来て言われる立場になって、そのつもりで前向きに考えているし、四十九日も過ぎたからその方向に考えている。 ~が、しかし1日は24時間。意外と長いですよ! 必ずや自我に陥る時間があります。
今後の課題です。
先日訪ねて来られた弔問客様から頂いたユリが満開です。