鍋料理と言えば家族団らん、仲間団らん~寒い時期のイメージですが…
私はひとり~~団らんと言う訳には行きません
まだ子供時分、或いは我が家庭が出来て家族構成~多い時で8人が揃っていた頃、鍋を囲むテーブル賑やかでしたね
好きな具の早い者勝ち的奪い合い!熱いの!味が濃いの!薄いの!~もっと食べたい!だのと鍋奉行の悲鳴に近いたしなめや盛り付け取付けと大忙しの感じがあります。
長い年月に一人減り二人減りして今では私ひとりがひとり鍋の時代になってしまいました
家内と二人になった時期から鍋の回数も減って~やはり鍋は大勢で囲んで食べるイメージはそのような私の長い経験から生まれた感じがあります。
実家でひとり暮らしていた父母も私たち家族が毎年秋に1~2日で泊りがけで帰ると必ず鍋料理で迎えて呉れるのが習慣みたいになっていた。
やはり二人だけの鍋はなかなかしづらいのかも?量も限られるし盛り上がりに欠けると言うか~何かがありますね
食べ終わった後にうどんとかご飯が入って総仕上げ。最後のしっかり味がしみ込んだ仕上げがまた格別。
そのように鍋の思い出を再現できない境遇になった今、敢えて鍋!!
それは牡蠣です。この時期になれば亡くなった家内が大好きで生で良し、焼きで良し、フライで良し、鍋で良しと食べる習慣が私にも習慣になって……一昨日の病院帰りに道の駅【なあど】によって活きの良い牡蠣を目にして~自然と手が出た感じで求めて参りました。
その晩の料理になった訳です。 家内が亡くなった病院帰り~家内が好きであった牡蠣~何か因縁を感じる所がありますすが…
ひとり鍋、昔の賑やかさはありませんが…味は変わらず完食。熱々をフーフー言いながら美味しく頂きました。なんか気持ちが落ち着くと言うか、心がホッーとするような時を過ごしました。たまの鍋でしたが~チョコチョコやろうかな(笑)