新宿でちょっと買い物をした日。
なんとなくお肉が続いたから今日はお魚を食べようと、
3丁目あたりをブラブラしました。
以前に訪れてからさほど時間も経っていないのに、
「こんなお店なかったよね~」
入れ替わりが激しいのですね・・・
飲食業は大変です・・・
入ったお店は、「とときち」
おそらくこのお店も前にはなかったかも・・・
メニューを見ると、たしかにほとんどお魚のメニュー。
築地にもお店があるようです。
サラダ、炙りしめサバ、銀むつのカマ焼きを注文しました。
お魚が自慢というだけあってオイシイ~
銀むつのカマ焼きも、上品な脂で、
しかも焼き加減もちょうどよく、皮までオイシイです~
せっかくなので、日本酒を飲むことにしましたが、
何しろ種類がたくさんありすぎてワカラナイ~
・・・ということで、
隣の席のお客さまに流暢な英語で話しかけたりしていた、
おじさまに相談してみました。
他のスタッフは、カタコトの日本語の女の子だったので・・・
お燗のお酒を何か薦めてください、と言うと、
お酒の温度と好みの味を聞いてくださいました。
出されたお酒は、
京都・伏見の「蒼空(そうくう)」というお酒でした。
そして、どういう酒蔵でどのように作られているお酒なのか等々、
詳しく説明してくださったのです。
この知識はスゴイです~
おそらくこの方は、メニューにある全て(60種類くらいありました~)
を把握しているんだろうなあ・・・
まさにソムリエですね。
今度は冷やのお酒も飲みたくなり、
2杯目もまた相談してみました。
私は、地元のお酒で聞いたことのない銘柄「杉勇」、
すっきり辛口~
ダンナさんは、長野・小布施のワイナリーが作っているという、
「ソガ ペール・エ・フィス」。
ボトルはまさにワインでしたが、
少し濁っているけれどスッキリしていて、なかなかの味でした。
こうやって、色々詳しく説明してくださるのは、
お客にとってはとてもウレシイことですよね。
しかも、彼のしゃべる口調がとてもインテリジェンスで優しい感じで、
この方に会いに来るお客さんが多いのじゃないかなあ、
と思いました。
入れ替わりの激しい飲食業界。
がんばってほしいなと思います。