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観てきました!!
いやもうなんつーか。
作画すごい。
予告編の作画がかなり凄かったので
「どうせ凄い部分だけ抜き出しの編集だろ?」と疑ったけど
本編は予告以上に凄かった!!!
不安を孕みながら歩く重心の変化や
会話するだけのシーンなのにずっと強風に髪をなびかせたり
顔のシワひとつひとつを使った感情表現の描写など
「そこまでやるか!?」と叫びたくなる重厚なオーラ。
背景美術もすごい。
キャラクターとの位置関係の取り方もあって
最近ルパンのOPで話題になった「片目で見る立体視」が可能。
…というのは俺の気のせいかもしれんけど、
それだけパースの正確性も素晴らしいってことだよな。
これから観に行く人は試してみて。
「委員長と初めて出会う」「瀕死の忍に血を与える」
前半のストーリー内容は本当にこれだけなのに
作画枚数が異常すぎる。
「終物語」に費やすべきエネルギーを全てこっちにつぎ込んでたのか。
エンドロールの原画動画スタッフの数が多すぎワロタ。
そして音楽は復活の神前暁。
求められたレベルに対し、それをはるかに上回る仕事で応える天才。
音楽だけ聴いても楽しめるクオリティなのに
場面ごとに「曲が合っているのか、合っていないのか」と不安になる
このシリーズ特有の雰囲気を完璧に抽出する能力。
これから他のアニメでも活動再開していくだろうし、全力で期待。
あとは。
やっぱ坂本真綾の演技ってとんでもなくレベル高いんだな…。
高潔な吸血鬼から幼女に変化しても違和感をまるで出さない
清廉な声質と脚本の理解力。
忍の声優が変更された理由はわかるようでわからないけど
少なくとも結果はオーライだと信じておく。
///ここから小声///
前半が凄いのは書いたとおりだけど
後半の暦・メメ・忍の三人の会話シーンは
画面が暗いのと淡々とした話し方のせいで
徹夜明けだったこともあり半分くらい眠ってしまった。
もともと60分上映と短めの作品なのに
前半で力を集中させて後半は尺を伸ばすための部分、
という意味合いが強い気がした。
魅せる点でメリハリをつけたおかげでインパクト抜群だったので
その意味では正解だったと思ってる。
////
敵キャラ3人を示唆して終わったので
次回以降はジャンプバトル的な展開になっていくのかな。
キャラ立てがすごく面白そうなので楽しみだ!!!
あと入場特典は品切れでもらえませんでした…。