感想:心が叫びたがってるんだ。 その2

2015-11-21 15:57:12 | 劇場アニメ



「ここさけ」2回目観てきました!!

前回の感想はこちら


前回は拓実と順の関係ばかりに意識を集中していたけれど
2回目は直情馬鹿の大樹に注目して鑑賞。
ひとつのことに打ち込む体育会系の根性と実直さを
ストレートに表現している男らしさに惚れた。

ラストへの伏線もこれでもかとバラ撒かれてたし
初回だと結構気づかないもんだな。


それにしても。
担任だけじゃなくあのクラス全員いいやつだよなぁ。
順というわけのわからんクラスメイトを素直に受け入れてくれるし、
催し物に対して全員が協力体制だったし。
「モメる部分は必要最低限に」というストーリー作りが
この作品の気持ちよさの根底にあると思うわ。



声優の演技も例外なく素晴らしい。

担任の先生が超絶いいキャラ。
野原ひろしを例に挙げるまでもなく
積み重ねた人生経験に基づく飄々っぷりが
藤原啓治のカラーそのもの。
教え子の成長を素直に喜んでくれる教師はまさに理想!

サブキャラで存在感トップのいっくんこと三嶋役が村田太志。
テレビアニメではひたすらチョイ役ばかりだけれど
「ダントラ2」の主人公役がとても良かったので
こっそり応援していた声優。
やはりいい舞台にいい演技で応えるだけのポテンシャルを持ってた!

そしてもちろん水瀬いのり。
もはやロリキャラ専用声優などとは言わせない。
この作品で名実ともに演技派女優にランクアップだな!
歌の上手さもアピールできたし
これからの活躍がものすごく楽しみだ!!!


作画で気になったのが菜月の尻に対するこだわり。
もともとチア部でスタイルが良いという設定なのだろうけれど
教室で座っているときの尻のラインと
ミュージカル衣装のときの尻のラインが素晴らしすぎるので
スタッフに相当な尻フェチがいるに違いない。



で。
やはり2回目だとストーリーを事前に知っているわけで
場面ごとに登場人物の繊細な表情の意味を汲み取って
より深く心情を理解できた。

そのおかげかクライマックスは不覚にも涙が零れた。
大人の視点も併せて見せるのがズルくて最高だ!!

周りで観てた女の子たちもマジ泣きしてたし
劇場の空気そのものを引っ張り上げる演出の秀逸さ。
こういう雰囲気を味わえるのが映画館に足を運ぶ理由のひとつだね。
だけどしゃくりあげるほど号泣してたデブ(♂)はギルティ。


はー…。素晴らしすぎて3回目も観たくなったわ。
そろそろこちらは上映終了っぽいので
なんとか早いとこ予定を作りたいな…。


今回の入場特典。



コメント
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