先週末はお天気がよくなかったので、自宅でDVDを見て過ごしました。 自分の好きな映画を一人自宅で見るのは、私にとって至福の時です。
7月から9月まで当店で開催している「さらに極めるワイン会」はイタリアワインです。 だからと言う訳でもないのですが、ちょうど新作のDVDでイタリアの都市名が題名に使われていたので、2本続けて見ました。
「ミラノ 愛に生きる」と「昼下がり ローマの恋」
どちらもラブストーリーなので、深いメッセージはなく気軽に見ることができて、気分転換になります。
内容的にはわざわざ感想を書くこともないのかもしれませんが、イタリアの風土や社会、ワインやお料理で心に残ったことを少し・・・
まず、軽いタッチの「昼下がり ローマの恋」ですが、3部作で青年の恋、中年の恋、熟年の恋・・・熟年の恋にはあのロバート・デ・ニーロが出ています。
壁という壁に落書きいっぱいのローマの街並みは、ちょっと残念…ライトアップされた夜の景色のほうがきれいでした。
青年の恋で、主人公の弁護士が出張でトスカーナ地方に行き、純朴な現地の人との交流をするという場面に出てきたワイン。
トスカーナ地方のみならずイタリアで一番有名な赤ワイン「キャンティ」…生産者が600以上あるのでピンからキリまであります。
藁で編んだフラスコボトル(最近は少ないです)が有名で、見たことある方も多いかと思います。 現地ではまだまだ健在で 映画の中で6L以上入るのではないかと思われる大きなフラスコボトル入りのキャンティを地元の人で回し飲みするのです。
ローマから来た主人公も仲間に入って飲んでみるのですが、「なんか酸っぱい!」 きっと安価なキャンティで、さらの大きなボトルに入っているので、酸化しているのでしょうね!
でも、フラスコボトルの大きなキャンティーの回し飲みは現地でしか味わえないし、初めて見ました!
「ローマの恋」での感想は、青年の恋と熟年の恋はハッピーエンドで終わっているのですが、中年の恋は家族も仕事も地位もなくし散々な目にあう主人公が何とも悲劇。
火遊びにはくれぐれも気をつけましょうね?!
「ミラノ 愛に生きる」では、未だに封建的なイタリアの上流階級の様子を見ることができます。
繊維業で財産を築いたレッキ家に嫁いだロシア人のエンマが主人公です。
内容は非常に俗っぽいのですが、ミラノの美しい街並みと主人公エンマの美しさとファッション、レッキ家の豪邸、エンマと不倫の関係になる長男の友人であるシェフが作るお料理の美しさは見る価値があると思います
レッキ家の財産を築きあげたエドシニアの誕生パーティから始まりますが、エドシニアが孫のエドジュニアに地下のセラーから1949年(記憶ちがいかも?)のワインを出してくるようにと指示をだします。
豪邸に住む上流階級の家にはセラーがあり、由緒あるワインが多く収蔵されているのがよくわかります。
洋画を見る楽しみは、その国の景色、暮らしぶり、ファッション、風習、ワイン、お料理などたくさんあって、内容の良し悪しよりそちらの方が印象的だったりします。
何も予定がない休みは、ゆっくりワインでも飲みながら自宅でDVDを見て、海外に行った気分になる・・・私流の気軽な休日の過ごし方です。
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