和食が「無形文化遺産」に登録されたこともあり、この春の輸入業者の試飲会では、和食とワインとの相性を提案しているところが多かった気がします。 その筆頭にあがるのが、フランス・ブルゴーニュの「シャブリ」。 昔から、「生カキ」との相性がいいと言われていますが、「生カキ」やお寿司などの生の魚介類と合わせるシャブリは、ステンレスタンクで熟成したキリッとした味の方がいいですね! 同じ「シャブリ」でも、1級畑(プリミエ・クリュ)特級畑(グラン・クリュ)、もしくは通常の「シャブリ」でも木樽で発酵や熟成をしているワインは、まろやかになり、コクもでるので、合わせるお料理の幅が広がります。 先日入荷した ドメーヌ ジャン・コレのシャブリ プルミエ・クリュ ヴァイヨン【2011】 は、まさにそんなシャブリです。 東京の「懐石 高野」の店主いわく 「私の料理とは素材の持つ味わいを表現するために素材に『添え手』をすること。素材の持つ味わいとは素材を育んだ土地の味わいに他ならない。そのような料理には、土地の味わいをピュアに表現したワインがよく合う。 懐石とはきれいな余韻が残るもの、ワインも味わいが「きれいに消えていく」ものが合う」。余韻がきれいではかないジャン・コレのシャブリは私の料理と見事に寄り添うワインだ」 また、京都の「日本料理 京甲屋」の店主は 「料理の基本は『出汁』にある。出汁と相性のいいワインであれば全ての料理と合わせることが出来る。ジャン・コレのシャブり ヴァイヨンは出汁との相性を感じられるワインだ」 東西の名店がともに自身のお料理との相性がいいと勧めています。 通常の「シャブリ」より少しお値段が高くなりますが、お料理の最初から最後までこれ1本で合わせる事を考えれば、お値打ちです。 実は、今回各輸入業者のシャブリを、グラン・クリュ(特級畑)も含めて何種類か試飲したのですが、価格と味のバランスで考えると、このドメーヌ ジャン・コレ シャブリ プルミエ・クリュ ヴァイヨン【2011】が、一押しです!! まだワインに力を入れていない日本料理のお店で、持込が許されるならば(料金を払って)、ぜひ一緒にお試し下さい。 和食とワインのマリアージュ・・・きっとはまりますよ!! ★ドメーヌ ジャン・コレのシャブリ プルミエ・クリュ ヴァイヨン【2011】 4770円 グレープフルーツ、青りんごや梨などの香りが華やか、樽香とのバランスも心地よい。酸味は確りしているがまろやかでしなやか。アフターテイストに重量感があり、僅かなアーモンド香と共に長い余韻が楽しめる。 ▼受賞歴/認証団体など インターナショナルワインチャレンジ 2012 金賞受賞 (2010年) ジャパンワインチャレンジ 2010 銀賞受賞 (2008年) 第24回 シャブリ ワイン・コンクール プルミエ・クリュ左岸 銅賞受賞 (2008年) |
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