「ワインがある生活を楽しみませんか?」

ワインを気軽に楽しんむための小さなヒントです!
私と一緒にワインライフをエンジョイしましょう♪

2018年9月22日ワインセミナー「ジョージア(グルジア)ワイン」を開催しました。

2018-09-25 11:13:27 | アミ イベント
2018年9月22日ワインセミナー「ジョージア(グルジア)ワイン」を開催しました。
8000年という世界最古のワイン造りの歴史を持つ国です。

ジョーシアでは、赤粘土で造られる素焼きの土器〝クヴェヴリ″(アンフォラ)を地中に埋めて熟成させる伝統的な醸造を行っていて、その醸造方法が2013年ユネスコの無形文化遺産に登録されたことから注目されています。
文化遺産に登録されてからクヴェヴリ醸造の伝統と魅力を守ろうという思いが加速しています。

日本にも伝統的な醸造方法で造られたワインが色々と入荷するようになりました。

ジョージアのワイン5種類とジョージアと同じ南コーカサス地方にあるアルメニアのワイン1種類の6種類を飲み比べてもらいました。

白ワインの比率が多いのですが、白ブドウを果皮ごとクヴェヴリで発酵させるので、東ヨーロッパでも多く造られている「オレンジワイン」(白ワインだが、造り方によって呼び方を変えている)になります。

ジョージアではクヴェヴリでの発酵と熟成期間が長く、通常のオレンジワインと言われているものより、色味も味わいも個性も際立っているので〝アンバー″とも言われてもいます。

このアンバーワインを飲むのは初めてという方ばかりで、スロヴェニアのセミナーで飲んだオレンジワインの時以上の新発見!
初めてのぶどう品種、初めての味わいに戸惑いつつも、どんなお料理に合うかと楽しく議論してました。

赤ワインに関しては元々果皮と共に醸しをするので、ものすごく個性を感じることなく、新しいぶどう品種のワインとの出会いを楽しみました

アルメニアの赤ワインは、世界的に有名なワイン醸造家が手掛けているだけあって非常に洗練された味わいで国際的にも広く評価されています。

ジョージアワインで未知との遭遇!
ワインを通して歴史や国柄に触れることが出来るのはワインの楽しみの一つですね!


ワインの詳しい情報は、ブログにて確認していただけます。
https://blog.goo.ne.jp/wineami/

来月は10月27日19時~「スロヴァキアワイン」
またまた新たな出会いを楽しみましょう♪




★スリー・クヴェヴリ・テラスズ ルカツィテリ2017

  ジョージア カヘティ
  ぶどう品種 ルカツィテリ100%
  醸造:果皮ごとクヴェヴリで醗酵(天然酵母/約1カ月醸し)、マロラクティック醗酵  熟成:別のクヴェヴリに移し替えて果皮と共に4カ月
  ビオロジック(認証なし)
  生産者 パパリ・ヴァレー

リンゴやメロンなどの豊かな果実味に華やかなフローラルのアロマ。プラム、ドライフルーツなどの芳醇な風味がタンニンとよいバランスを生み出し、美しく長い余韻が魅力。
デキャンター94点

パパリ・ヴァレー
2004年に設立された小規模の自然派ワイナリーです。
「パパリ」とはジョージア語で「馬のたてがみ」を意味し、ラベルにはワイナリーのロゴでもある『馬』が描かれています
パパリ・ヴァレーが造り出すワインは、洗練されたクリーン系のナチュラルワインです。濁ったワインも多いジョージアですが、その中でも特に「クリーンなアンバーワイン」として注目を集めています。
伝統的なクヴェヴリ醸造に現代技術を融合
彼らのマラニ(クヴェヴリを置く施設)は、ジョージアで初めてクヴェヴリを3段階に分けて設置。1段目と2段目のクヴェヴリは1階に設置され、上部まで砂で埋められて温度管理ができるよう、クヴェヴリの周りに冷却水が流れるパイプを引いています。更に一番下の層にあたる3段目のクヴェヴリは、地下に設置して地中に埋められます。ここでの温度管理は、地中の安定した自然の温度環境に任せることです。


★マカシヴィリ・ワイン・セラー キシィ2016

  ジョージア カヘティ
  ぶどう品種 キシィ100%
  醗酵:天然酵母で果皮ごとクヴェヴリ醗酵(マロラクティック醗酵)   
  熟成:果皮と共にクヴェヴリで6カ月
  ビオロジック(認証なし)
  生産者 ヴァジアニ・カンパニー

伝統的な土器「クヴェヴリ」で醸造さるアンバーワイン(オレンジワイン)。桃やアーモンドの香ばしいアロマと生姜のようなスパイシーな風味が伴う逞しくもアロマティックな味わいです。

ヴァジアニ・カンパニー
その歴史は、15世紀後半のカヘティ地区の貴族マカシヴィリ家から始まりました。
そして、19世紀後半のジョージアでは貴族による様々なスタイルのワイン造りが花開きました。中でもクヴェヴリを使用したワイン造りに秀でた技術をみせたのが、ヴァジアニ・カンパニーの創設者の祖先でもある、マカシヴィリ王子です。
マカシヴィリ王子のワインは1888年から醸造され、その伝統と技術が今に伝えられています。
ヴァジアニ・カンパニーが所有する醸造施設は2012年に再建されましたが、以前のワイナリーは20世紀前半、旧ソビエトの共産党が誕生した後に建設されています
そして再建の際、この古いワイナリーの地中から200もの古いクヴェヴリが発見され、損傷の少ない40のクヴェヴリを再生利用することができました。これらクヴェヴリは120年以上も前に作られ、現代の物とは異なり、ヴァジアニが信じる蜜蝋無加工の大変貴重なものです。
マカシヴィリ・ワイン・セラー シリーズは、これら貴重なクヴェヴリを用い、ジョージアの固有品種"ルカツィテリ"、"サペラヴィ"、"キシィ"、"ムツヴァネ"、"ヒフヴィ"や国際ブドウも使用し醸造を行っています。そして、ジャパン・ワイン・チャレンジ2017年では最優秀ジョージア白ワイン賞「トロフィ」を受賞しました。その他、世界各国のコンペティションでも多くの賞を受賞してきました。


★ヒフヴィ 2016(ノン・フィルター)

  ジョージア カヘティ
  ぶどう品種 ヒフヴィ100%
  天然酵母にて果皮ごとクヴェヴリ醗酵、マセレーション約6週間(マロラクティック 醗酵)
熟成:クヴェヴリにて果皮と共に6カ月、その後果皮を取り除いて更に6カ月   
  瓶熟:4カ月  
  生産者 シャラウリ

ジョージアの希少品種、ヒフヴィ。竹を割ったような香りと共に杏子や甘いアカシアの蜂蜜香が広がります。濃厚な味わいと硬骨なタンニン。少し早めの抜栓をお勧めします。
ワイン・ジャーナリスト山本明彦氏「これほどバランスが取れたオレンジワインは少ない」「ナチュラルワインのようにすいすい飲める」と高く評価。

シャラウリ
シャラウリでは国際品種を使用せず、ジョージア固有品種を自然農法で栽培し、醸造所の地下に埋めた29のクヴェヴリ内で天然酵母を利用し、ブドウを自然醗酵させます。可能な限り人的介入を避け、醗酵後はクヴェヴリにて醸し(6カ月)、さらに種・果皮・酵母の残りかす等の固形物(チャチャ)を取り除いてから、再びクヴェヴリにて熟成(6カ月)を施し、フィルターを使わずボトリングを行います。そして、更に最低1年間の瓶熟を行うという贅沢な仕様です。(安定化の為にSO2はボトリング前に最小限使用)
ワイントレンドの発信地であるニューヨークやカンヌ、ニースはじめとするミシュラン星付きレストランや、和食店も含め世界各国の一流レストランでオンリストされ、ジョージアを語るに外せないワイナリーとなっています


★ムツヴァネ 2015

  ジョージア カヘティ
  ぶどう品種 ムツヴァネ100%
  天然酵母にて果皮ごとクヴェヴリ醗酵、マセレーション約6週間(マロラクティック醗酵)  
 熟成:クヴェヴリにて果皮と共に6カ月、その後果皮を取り除いて更に6カ月   
  瓶熟:18カ月  
  生産者 シャラウリ

果実や花々の香しいアロマが広がります。アーモンドやドライフルーツの香ばしい風味と複雑で深くフェノリックな要素を持つアンバーワイン(オレンジワイン)です。
(2015)サクラ・アワード 2018 金賞、(2015)ジョージア・インターナショナル・ワインコンペティション2016 金賞


★マカシヴィリ・ワイン・セラー サペラヴィ2016

  ジョージア カヘティ
  ぶどう品種 サペラヴィ100%
  醗酵:天然酵母で果皮ごとクヴェヴリ醗酵 16日間(マロラクティック醗酵あり)   
  熟成:果皮と共にクヴェヴリで6カ月
  ビオロジック(認証なし)
  生産者 ヴァジアニ・カンパニー


深いルビーの色味と、品種由来の鮮烈なアロマを持ちます。ジューシーなカシスの凝縮感に、適度なタンニンが寄り添い、心地よいフィニッシュを誘います。


★カラシイ 2015

  アルメニア 
  ぶどう品者 アレニ・ノワール100%
  醗酵:天然酵母使用 コンクリートタンク醗酵   
  熟成:アンフォラ(10-12カ月)/瓶熟成:8カ月
  生産者 ゾラ・ワインズ
  

赤果実やスパイス香。エキゾチックでソフトな赤果実を持ち乾燥したハーブも感じます。タンニンやミネラルがフィニッシュを彩り、ほのかに石墨のようなニュアンスも感じます。

ゾラ・ワインズ
初ヴィンテージでいきなり!ロマネコンティ2009に並び世界のTOP10ワインに!
アルメニア最高峰の造り手「ゾラ・ワインズ」。
アルメニアは隣国ジョージアに並びワイン誕生の地として知られる南西コーカサス地方に位置する国の一つです。ソビエト連邦崩壊後ワイン産業も復興も進み、類まれなるテロワールに目を付けた世界最高峰の醸造家であるミッシェル・ローラン氏やポール・ホブス氏、更にはアントニオ・アントニーニ氏などがアルメニアの地でワイン造りを開始しています。
この中でイタリア人醸造家のアルベルト・アントニーニ氏が手がけるワインがこのゾラ・ワインズで、3人の中で最も早くワイン造りに着手しました。ゾラ・ワインズでは何千年も前からこの地で栽培されてきた世界最古のブドウ品種の一つで、アルメニアで最も重要な固有品種「アレニ・ノワール」を中心に世界を震撼させるテロワールワインを生み出しています。ワイナリーでは、この希少なブドウ品種の特徴を余すところなく表現すべく、カラシ(アンフォラ)を使用し昔ながらの伝統的な手法と現代の技術を融合させワイン造りを行っています。
初ヴィンテージ2010年ではジャンシス・ロビンソンが17.5点を付け、更にはワインライターのエリン・マコイ氏が監修する”Bloomberg 2012”で4000を超えるワインの中から、世界TOP10ワインににランクイン。初リリースにしていきなり世界の脚光を浴びます。この年、同じくTOP10入りしたワインの中にはロマネ・コンティ2009年が含まれていた点でも、初登場から世界で注目を集めた理由がうかがえます。
その後も高評価を立て続けに獲得、マスター・オブ・ワインを始め評論家、マニアや愛好家が集まる数々のワイン会に登場。2015年にはミラノ万博開催時にフォーシーズンズホテル(ミラノ)にて催されたTOPシェフ5名による祝賀ディナーでもサービスされ、話題を集めました。


 *~*~*~  アミの想い  ~*~*~*~*~*

   大切な人たちとの楽しいおしゃべり、幸せな時間
   自然の恵みに感謝と喜びあふれる豊かな時間

   私たちの笑顔、喜び、幸せが地域に波及して
   明るい未来につながることを心から祈っています。

  *~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

コメント
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