11月16日岐阜県中小企業家同友会フォーラムで各分科会の後、NPO法人ベースボールスピリッツ 理事長 奥村幸治氏の講演で「一流の習慣術 ~イチローとマー君~」というタイトルのお話を聞きました。 奥村氏はプロ野球選手を目指し7球団のプロテストを受けましたがことごとくすべり、オリックスの打撃投手として入団。イチローの専属打撃投手となりました。 その後、阪神、西部でも打撃投手をつとめ、中学硬式野球チーム 宝塚ボーイズを結成、先日沢村賞をとった マー君(田中将大投手)は教え子だそうです。 奥村さんのお話は野球だけでなく、子育て、人育て、会社の経営、部下や社員教育にもとても役に立つ内容でしたので、私がメモに書きとめたことをお知らせしたいと思います。 ★イチローを見出した仰木監督はグランドで結果を出せばいいと、選手達に厳しい規律を強いることはなく、のびのびとさせていた。 しかし 自らが朝一番にグランドに来て試合に集中するための準備をしていた。 試合前には選手ががんばれば出来る目標を伝え、結果を求めない。 その目標をクリアするためにどんな準備をすればいいのか選手に考えさせていた。勝つことを目標としない。 ★メジャーリーグは メジャーとその下のランクが1A~3Aまであり、1Aは20歳以下の若い選手だが 技術だけでなく非常に厳しく「人」としての生き方をしつけられる。 メジャーになればかなりの年棒がもらえるが、それまでにメジャーとしての品格・人格をうえつけられる。 野茂選手に聞いた日本とメジャーリーグの違い 教え方が違う・・・日本はアドバイスなどいろんなものを与えるコーチング。過保護なコーチング。 メジャーは選手の気持ちを聞き出すコーチング。 なので自己主張、自己アピールが必要。しかしながら言葉で伝えなくても選手の行動を良く見て気づいてくれるので 行動でしめせば大丈夫。 ★メジャーリーガーに聞いたメジャーリーグで活躍するのに必要な2つの事。 まず誰よりも強い身体、 そして運をつかむことだそうです! 多くのメジャーリーガーは運はつかむことが出来るといっているそうです。 当たり前のことを当たり前にしていると運は必ず入ってくるようです。 一度には入らなくても必ず入るそうです。 ★イチローが活躍できる訳 「心 技 体」がそろっている。 超プラス志向、どんな時も毎日早く試合に出たいと思う、早くバットが持ちたい と思うそうです。 自分にとって何が必要かを毎日問いかける。その日のうちにやらなくてはいけない目標をみつける。 その目標がクリアになると次の目標がみえる・・・その繰り返しで練習をしていてあっという間に時間が経つ、最初からこれだけ練習しようと決める必要はない。 目標は高くてはダメ!がんばれば手に届くところに設定、高いものは目標ではなく夢。 毎日そのように充実して過ごしているので結果が出なくても辛くない。 1本1本の積み重ねが200本安打になる。 不安なときも常に練習量は同じなので波がない。 ルーティン・・・縁起をかつぐこと。これはイチローでは有名な話ですね。 でも、簡単なことほど続けるのは難しい、継続は力なり。 イチローはやり続けている。 ★マー君を見ていて思ってこと 非常に素直な心を持っているので 人のいいところはすぐ取り入れる事ができる。いろんな人のアドバイスを素直に聞くことができる。 ★少年野球を教えていて心がけていること 気づかせて続けるには大人の目線が大切。ちゃんと見てあげてほめてあげる。 近くの目標を定めてあげて 達成したらほめてあげる。 一流といわれる人のものの考え方、とらえ方、生活習慣を学べるとてもいい内容の講演会でした。 イチローになるのは難しいですが“ちょっとイチロー”になりませんか? と提案いただいたので何か一つ続けてみようかなとその気になりました。 小さな事からコツコツと続けること、継続は力なり・・・きっと運を呼び込めるはずと確信してプラス志向で毎日過ごしたいです。 今日から“ちょっとイチロー” 始めてみませんか? |
*~*~*~ アミの想い ~*~*~*~*~*
大切な人たちとの楽しいおしゃべり、幸せな時間
自然の恵みに感謝と喜びあふれる豊かな時間
私たちの笑顔、喜び、幸せが地域に波及して
明るい未来につながることを心から祈っています。
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