カリフォルニアワインの奇跡を描いた「ボトル・ドリーム」のDVDを、貸していただいたので、二回も見てしましました! 昨夏に訪問したワイナリー「シャトー・モンテレーナ」の実話に基づいた成功物語です。 1976年「パリ・テイステイング」にて、それまで二流ワインとバカにされていたカリフォルニアワインが、見事に赤・白共にフランスの名だたるワインに勝利しました。 フランスの専門家達がブラインドによるテイスティングで行い、誰もがフランスの圧勝を信じて疑わなかった中での快挙、今となっては伝説になっています。 今では、カリフォルニアワインは、世界中に認められたブランドで、カルトワインに至っては手に入らないほどの人気です。 このワイン対決を開催したのは、イギリス人のスティーブン・スパリュア氏で、ワインスクール「アカデミー・デュ・ヴァン」の創設者です。 「アカデミー・デュ・ヴァン」は、今では非常に権威のあるワインスクールで、日本にもありますが、「ボトル・ドリーム」を見る限りは、当時スティーブン氏は、パリで小さなワインショップとワインスクールをしているワイン評論家で、無名で誰にも相手にされない存在でした。 彼にとっても、ワイン対決は一発逆転の転機になったようです。 蔦が絡まる瀟洒なシャトー・モンテレーナ。 2013年9月に訪問、ちょうど収穫したばかりのぶどうが運べれてきました。 ワイン対決で白ワイン部門で優勝したシャルドネ。大切に展示してあります。 1976年「パリ・テイステイング」勝利の重大さが認められ、スミソニアン博物館にも展示してあるそうです。 この映画は、まさに「アメリカン・ドリーム」なので、全米では大ヒットしたそうです。 サクセスストーリーとしてみるのもいいですが、映画の中に数々のワインに対する賞賛の言葉や造り手の情熱、思いを表す言葉が、あちこちの散りばめられていて、私はそちらの方を楽しみました。 フランス VS カリフォルニアは、すでに過去の事のようになり、今では世界中のワインが同格になり、それぞれのテロワール、ぶどう品種、造り手が織り成す作品としてワインを楽しむ事ができる時代になりました。 時代の転機としての「パリ・テイステイング」、一度見てみる価値がある映画ですよ! |
*~*~*~ アミの想い ~*~*~*~*~*
大切な人たちとの楽しいおしゃべり、幸せな時間
自然の恵みに感謝と喜びあふれる豊かな時間
私たちの笑顔、喜び、幸せが地域に波及して
明るい未来につながることを心から祈っています。
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