阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

私の予算委員会質疑打ち切り問題を契機に5分以内の質疑は厳格に時間が守られることに!

2024年12月22日 10時19分55秒 | 政治
12月12日、10年ぶりに予算委員会の質疑に立ちました。4分の質疑だったのですが、消費税の仕入れ税額控除の制度が搾取の構造を生み出す要因になっていることを指摘し、立憲民主党の方々に、2年前に一緒に法案を出した消費税減税、やりましょう!と呼び掛けていた3分16秒頃、安住委員長 によって「時間が終了しています」と催促され、3分27秒で「まとめてください。終わってください」と『強制終了』させられました。予算委員会の理事懇で交渉したくしぶち万里共同代表 によると、安住委員長は与野党の理事が揃う理事懇の冒頭、謝罪と再発防止の表明をしたそうです。
https://www.youtube.com/live/A3lvp4Hazfs (12月12日 阪口直人衆議院予算委員会質疑)

高井幹事長 のもとにも立憲民主党小川淳也幹事長より再三の丁寧な謝罪があったとのこと。以前、大石あきこ共同代表の3分の質疑が2分あまりで打ち切られた ことがあり、抗議の声をあげたところ、予算委員会の理事会では分切り(10分の質疑であれば9分台に入れば委員長の権限で終了させる)の慣習を、5分以内の質疑については、ストップウォッチで計測して時間いっぱい質問させることが決まっていたそうです。ところが、その決定は大石さんにも知らされず、立憲民主党の山井筆頭理事さえ知らず、正しく運用されていないことが今回明らかになりました。今後は 5分以内の質疑については正確に時間まで質疑を続ける申し合わせを厳格に適用することになりました。大きな前進だと思います。SNSなどで問題提起してくださった皆さん、ありがとうございました。少数派の声、小さな政党の声をリスペクトすることも民主主義の大原則。いつ切られるか不安を感じながらの質疑ではなく、与えられた時間を有効に活用してれいわらしい問題提起をして、5分ルールの対象にはならないような議席増を目指して頑張っていこう!と決意を新たにしています。

この臨時国会では予算委員会の他、外務委員会、地方活性化・こども政策・デジタル社会形成特別委員会で計5回質疑に立ち、各務原市をはじめ全国で大きな問題になっている有機フッ素化合物の問題、パレスチナやミャンマーに対する人道外交の在り方、さらにガバメントクラウドの問題について問題提起を行いました。これらの委員会での活動についても報告していきます。






10年ぶりの国政復帰と私が目指す政治

2024年10月28日 22時01分57秒 | 政治
与党を過半数割れに追い込んだ衆議院選挙。私も10年ぶりに国会に復帰できることになりました。れいわ新選組の東海ブロック比例代表で1位になり、3度目の当選をしました。

仕事人生の集大成であるはずの50代。他の選択肢もありましたが、あえて政治にしがみつきました。次も立候補のチャンスがあるのか、当選できるのか、生活はどうするのか? 先が見えない中で過ごした10年は長かったです。自分は政治には向いていないと思うことはありましたが、心が折れることなく挑戦を続けられたのは、どうしてもやりたい、やらなければならないと思うことがあったこと、そして応援してくださった方々の存在です。




この10年間、アメリカの戦争に協力するための安全保障法や、敵基地攻撃能力の行使の容認、5年で43兆円の防衛費の増額などが圧倒的多数の与党の元、十分な議論、説明もなく決められてきました。私の専門は平和構築という分野。戦争解決の仲介や、紛争で破壊された国で自由で公正な選挙に携わってきました。これらは国としての平和貢献の実績や、政治的な中立性があってこそ機能するのです。あまりにもアメリカの抑止力に依存する政策が日本の平和貢献の可能性を狭め、日本を戦争に巻き込む危険を高めかねないと危惧します。そして自分は安全な場所にいて『血を流す覚悟』を求める口だけ勇ましい政治家の存在。私自身が平和活動中に同僚を殺され、自分自身も何度も襲撃、銃撃を受けた経験から、戦争のリアリティーを知らない議員が日本を戦争の危機に巻き込みかねない状況を作っている現状は身体を張って止めなくてはならないとずっと感じてきました。

この10年間、生きていくために様々な仕事もしましたが、先が見えない不安、弱肉強食の新自由主義のもとで搾取されている人々に多く出会いました。5年ルールの適用で、あと少しで正社員になれると思っていたら雇い止めに遭った人、20年以上、ほとんど手取りが増えていない人々の数々。自分自身も当事者として、経済的な不安、苦しさが人間の自由や尊厳を奪う現実に直面し、この状況を改善する突破口としての消費税の減税、そして廃止は必ず実現すべきと考えています。

今回の選挙は裏金に象徴される自民党の利権政治とは全てにおいて対極の徹底したクリーンな選挙を目指しました。一日9時間、交差点を走って対話し、マイクで私が目指す政治を訴えました。草の根で支えてくださったボランティアの方々との手作り選挙を貫きました。貴重な時間やお金を割き、より良い社会を作るためにボランティアの方々は実に熱心にサポートしてくれました。市民が自発的に動く参加型民主主義は日本の政治を変える唯一の可能性だと確信しています。プロセスにもこだわった選挙で衆議院の議席を勝ち取ったことには大きな意義があります。草の根民主主義をもっと横に広げるため、是非、一緒に行動していきましょう!



ボランティアの方々と目指す国政復帰

2024年10月16日 00時02分30秒 | 政治
 衆議院選挙が始まりました。私はボランティアの方々だけの手作り選挙で国政復帰を目指します。自発的な市民の政治参加、そして早朝から深夜までのサポートには感謝しかありません。

https://youtu.be/7hS-vrHpoB0(出陣式での挨拶の後半)

 未来はあなたの手の中にあります。皆さんの一票で、今度こそ、政治を変えましょう。そのためのチャンスが今回の衆議院選挙。未来を守るための一票をさかぐち直人に託して欲しい。裏金政治に象徴される一部の特権階級の既得権を守る政治はもうやめて、普通の人々が安心して暮らせる社会を作る政治を一緒に実現していきましょう。


論戦から逃げた石破総裁-衆議院解散が決まった日にテレビ取材を受ける

2024年09月30日 22時43分46秒 | 政治
石破茂自民党総裁は10月9日に衆議院解散を表明。15日公示、27日投開票が決まりました。短期決戦になりますが、これまでの活動を信じ、全力で駆け抜けたいと思います。

石破総裁、衆議院解散前の与野党論戦の必要性を訴えていたのに論戦から逃げたのは、裏金問題や統一教会について抜本的な解決を図る意志も能力もないからでしょうね。

今日は早速東海テレビの取材を受けました。連絡くださった記者は、以前、私の2時間あまりの勉強会にも参加してくれるなど、何度も熱心に取材し、それを形にしようとしてくれていました。自民党現職の大臣就任と相まって急遽、放送が実現。ボランティアの方々に告知したのは16時からの取材の2時間前でしたが、8人の皆さんがポスターやプラカードで交差点を埋めてくださいました。映像には反映されていませんでしたが…。

石破氏は国防軍が出動命令に従わなければ、その国における最高刑に死刑がある国は死刑と非難しながら、自身は敵前逃亡を決め込んだようです。このようなトップが国民の命をどのように扱うのか、強い危惧を抱いていることをお話ししました。また、原発を所管する大臣に対し、原発には反対の立場で真っ向から議論したいともお話ししました。







従わなければ死刑、デモはテロ。石破茂新総裁の本質

2024年09月29日 07時39分58秒 | 政治
自民党総裁選は石破茂氏が総裁に決定。本命と思われた小泉進次郎氏が論戦の弱さを露呈して大失速。高市氏優勢と思われた決戦投票では、退屈極まりない石破氏のスピーチの後、唖然とするほど稚拙な高市氏のスピーチに驚きました。結局、消去法で小泉氏、高市氏が脱落し、仕方なく石破氏が選ばれた印象です。会場からは全く高揚感が感じられませんでした。

解散総選挙が来月にも行われるとの予測に基づき、今、多くのボランティアの方々が参加してくださり、また、動画の作成やSNSの発信に協力してくださっています。その一つ、友資さんがつくってくださったこちらの映像の中田厚仁さんはカンボジアでの国連平和活動での私のルームメイト。活動中、武装集団に殺害されました。

ボランティア作成のさかぐち直人紹介映像「命の終焉を覚悟した瞬間の記憶と平和外交への決意」


https://www.youtube.com/watch?v=ukpB_KmmtJg

自分は安全な場所にいながら国民に血を流す覚悟を求める政治家を私は心の底から軽蔑します。2013年7月、自民党幹事長として出演したBS番組で出動命令に応じない自衛隊員は死刑と言い放った石破茂次期首相もそのひとりです。





「だからそのときに、それに従え!それに従わなければその国における最高刑である、死刑がある国は死刑、無期懲役なら無期懲役、懲役300年なら300年。「そんな目に遭うくらいだったらば、出動命令に従おうという(ようになる)」と、軍事法廷の設置と、その最高刑として死刑もありうる、との見解を示しています。

石破氏はかつて安保法に反対する市民のデモをテロと断じるなど民主主義を冒涜する姿勢が際立つ政治家です。若い頃、アイドルの追っかけには熱心だったようですが、世の中を良くしたいと行動する市民の思いなど、全く眼中にないのでしょう。

衆院選の早期実施が見込まれる中、石破総裁が直面するのが裏金議員の公認問題ですね。政治資金収支報告書への不記載などがあった議員は82人です。離党や党員資格停止の処分を受けたり辞職した議員らを除いても40人以上が自民党として出馬するとみられています。安倍派幹部の萩生田光一前政調会長や松野博一前官房長官らも含まれています。

 石破氏は総裁選出馬表明で裏金議員非公認の可能性に言及したものの、翌日にはうやむやにしています。自民党の私利私欲の政治、特定の業界団体に便宜を図り、票や献金を得る政治、そして反日団体である統一教会に安倍晋三元首相自身が自民党本部で選挙協力を求めるなどの癒着問題にどう切り込むのか、うやむやにするのか、厳しく見ていきたいと思います。

バングラデシュ・ハシナ政権の崩壊とムハマド・ユヌス氏の暫定政権に思う

2024年08月08日 13時10分53秒 | 政治
 日本では大きく報道されていませんが、バングラデシュでは民衆による革命が、私が長く望んでいた方向に展開しようとしています。

 2010年に105ヶ国、35,757人、日本の62人の国会議員の署名を持ってチッタゴン丘陵の平和に向けてハシナ首相と面会、要望したのはダッカの首相公邸でした。その場所が占拠され、ハシナ政権が崩壊。独裁化を進めていたハシナ前首相が国外脱出した後、貧しい女性の自立に画期的な成果を挙げたグラミン銀行などの創設者でノーベル平和賞受賞のムハマド・ユヌス 氏が暫定政府のリーダーに指名されました。

 私自身が関わったカンボジアの除隊兵士の生活支援事業はマイクロ・クレジットを活用するユヌス氏の手法から多くを学びました。また、東日本大震災の後、ユヌス氏を被災地に案内し、生活再建のためのシンポジウムに一緒に参加したこともあります。

 これからどのような展開になるのかまだまだ予断を許しませんが、人々が望む政権に移行できることを願うとともに、私たちにできることは何か、考えて行動していきます。






大谷翔平選手の会見と自民党裏金議員の対応

2024年03月26日 08時53分52秒 | スポーツ
 大谷翔平選手、水原一平通訳の違法賭博問題についての関与や自身の送金について、記者会見で明確に否定しました。この一週間、自分の言葉で説明する機会を待ち望んでいたことが伝わる会見でした。文章を用意していましたが、しっかり前を向き、ほとんどメモを見ることもなく、堂々と、必要なこと、私たちが知りたいこと、今日の時点で言えることを自分の言葉で伝える様子に感銘を受けました。普段の野球少年の顔とは違い、選手生命にかかわる危機において、緊張した様子も見せず、明快な言葉で話す姿は、説明責任の在り方についても模範を示したように思います。裏金問題についての自民党議員の『説明』とはまさに対極の姿だったと感じました。これ以上ないほどの大谷選手の好感度をさらに上げる会見だったと思います。
 
 大谷選手を支える大きな役割を果たしてきた水原通訳がギャンブルによって窮地に追い込まれ、違法行為と嘘を重ねることになった経緯、大変残念に思います。大谷選手、信頼していた人の裏切りからの気持ちの切り替えは簡単ではないと思いますが、この苦境を乗り越えてのさらなる活躍を願いたいと思います。




山本太郎代表来訪の一日と決意表明-消費税廃止と平和外交に向けて

2024年03月24日 07時24分34秒 | 政治
 22日は山本太郎代表を迎えての各務原市での『増税?ダメ♡絶対!デモ』と岐阜市でのおしゃべり会を実施しました。デモのコースは普段は閑散とした場所。実施が正式に決まった13日からあらゆる手を尽くして必死で集客&アナウンスに奔走してきたのですが、想定、そして期待を大きく超える方々に来ていただき、温かい雰囲気で盛り上がりました。準備や運営、撮影などに協力してくださった皆さん、そして、前日を含め2日間に3つの国会質疑を終えて駆けつけ、無尽蔵のエネルギーで思いを伝えてくださった山本代表には心から感謝を申し上げます。

 また、先導してくださった警察の方々などや、沿道にお住いの方々にも感謝を申し上げます。家々から、お店から手を振って頂き、予想外に雰囲気につつまれたデモになりました。ポスターも少し見えにくい場所も含めれば沿道に16か所(23枚)貼ったのですが、山本代表も多くに気づいてくれて報われた思いでした。

 デモとおしゃべり会の冒頭の挨拶の機会で私が訴えたことは2つ。

 消費税を廃止するには次の衆議院選挙でれいわ新選組が躍進し与党を過半数割れに追い込むことが必要。交渉でキャスティングボードを握り、山本太郎総理を誕生させる状況を作ろうということ。そのためには比例区だけでなく小選挙区で勝つ議員を増やさなくてはなりません。裏金、脱税問題で信頼が地に落ちた自民党。私の岐阜3区は大いに可能性があり、れいわ新選組としては初めての小選挙区当選を目指していきます。

 もう一つは平和外交について。紛争地域で何度か銃撃、襲撃を受けた経験、とりわけ引き金に指を掛けた状態で4本のライフル銃を突き付けられ、死を覚悟した瞬間の記憶についてお話しました。その上で、今、自分が安全な場所にいる口だけ勇ましい議員が、日本を戦争ができる国にしようとしている。実際には情報も、戦略も全てアメリカ依存で、私たちの思いとは裏腹に戦争に巻き込まれる可能性が大きくなっていること。この状況は絶対に変えなくてはいけないこと。私たち日本が目指すべきは、世界の平和に貢献し、全ての命や尊厳を守る国として信頼や尊厳を受ける国になることであり、それこそが安全保障にもつながる真の国益であると訴えました。紛争地のリアルを経験した人間として、譲れない思いを言葉に込めました。

 終了後、多くの方が写真や映像の編集をして送ってくださいました。当日の様子を多めに写真と映像で報告します。









































 

 


3月22日(金)山本太郎代表来訪-17時各務原市でデモ、19時岐阜市でおしゃべり会を実施

2024年03月17日 20時41分54秒 | 政治
3月22日(金)山本太郎代表が各務原市と岐阜市に来ます。

◆増税?ダメ絶対!デモin各務原:
16時30分 各務原市民公園(緑の街角。那賀交番向かい)集合
17時~18時 各務原市役所前駅にて流れ解散
◆山本太郎とおしゃべり会:
19時~21時 岐阜市民会館大ホール

ひとりでも多くの方に来ていただくため、連日、ポスターの掲示や街頭活動、またSNSの拡散などを行っています。今日はボランティアの方々、20人以上で岐阜市でPR活動を行いました。

有名な政治家はよく街頭演説を行いますが、だいたい15分~20分ほど、自分が話したいことだけ話し、「次がありますので」「公務がありますので」と、あっという間にいなくなってしまいます。
山本太郎代表は約2時間、アンチを含む、質問を希望する方々からあらゆる質問を受け、真摯に向き合って毎回全てに答えています。今の時代、失言や認識不足は攻撃の対象になり、世界中に晒されます。絶え間ない勉強が必要ですし、今の社会を変えようと本気で思っているからこそ、こんなリスクを追う勇気があるんだと思います。

是非、山本太郎に会いに来てください。私も挨拶しますので、是非、盛り上げて頂きたいと思います。

https://reiwa-shinsengumi.com/reiwanews/20005/


各務原市でのデモの案内です


岐阜市でのおしゃべり会の案内です









命の終焉を覚悟した瞬間の記憶と平和外交への決意

2024年03月13日 12時29分51秒 | 政治
引き金に指をかけた4本のライフル銃を突き付けられ、命の終焉を覚悟した平和構築の現場経験をもとに、平和外交への決意を語っています。
自分は安全な場所にいて国民には血を流す覚悟を求める『勇ましい』政治家が日本を戦争に巻き込む危機を生み出しているのが日本の現実。
私は自分の経験の全てを懸けて、全ての人々の命と尊厳を守り世界の平和に貢献する日本に変える覚悟で再挑戦しています。地球益、人類益に貢献し、本当の信頼と尊敬を勝ち取ること、それが一番の国益であり安全保障と確信しています。

東京からのボランティアで撮影に来てくれたプロの映像チームの撮影です。これまでカメラの前では語ったことがない経験を引き出してくれました。

命の終焉を覚悟した瞬間の記憶と平和外交への決意

https://drive.google.com/file/d/1ElSh22_kKV_RbhnPiZCScu3XNCcIvjO7/view?usp=share_link

東日本大震災から13年目の朝、原発廃止に向けての国民投票への思い

2024年03月11日 10時31分54秒 | 政治
東日本大震災から13年目の朝。街頭活動をしていたら多くの方々から声を掛けて頂きました。あの日は、議員会館から出て地下鉄に乗った途端、嵐に翻弄される小舟のように大揺れに見舞われました。天井が落ちてくるかと思いました。すぐに部屋に戻り、議員仲間と相談し、政権与党の国会議員としてまずできることとして、SNSに寄せられる情報を議員ごとに地域を決め政府につなげる役割をみんなで担いました。「水がそこまで来ています。助けて」切実な訴えが次々に届く中、まずは一次情報をできる限り伝えることに時間を忘れて集中していたことを昨日のことのように思い出します。

昨日は、各地で3.11原発ゼロACTIONの集まりがありました。被災地への思い、そして、私たちには制御不能な原発に依存する社会や経済の仕組みを改めること、そして、そのためのプロセスについての考えを下記のメッセージに託しました。

「こんにちは。れいわ新選組、衆議院岐阜3区総支部長のさかぐち直人です。今日はお招きいただきありがとうございます。原発の廃止に向けて、皆さんの粘り強い行動に心から敬意をと表したいと思います。

私は安倍晋三元総理に対し、衆議院予算委員会で原発の在り方について質問したことがあります。

まず、原発の是非を問う国民投票についての考えを質しました。ひとつの政策について徹底的な議論を行い、国民自ら決定することは日本の民主主義を鍛える意味でも意義があると思います。諮問型国民投票であれば憲法改正がなくても実施は可能です。ところが安倍総理の答弁は、国民から選ばれた国会議員が議論して方向性を決めるべきであり、国民に委ねるのは国会議員としての責任放棄だとの驚くべきものでした。多くの自民党議員が電力会社から多額の政治献金を受け取るなど、国会議員と電力会社の利権構造があることが政策の方向性を歪めているのが現実なのに、国民に委ねるのは責任放棄との考えは到底受け入れられないものでした。

最終処分の在り方は大きな問題です。フィンランドの最終処分所「オンカロ」では原発は無害化するまで10万年管理することを想定しています。使用済み核燃料を保管する最終処分所は400メートルの岩盤の下、2キロ四方の地下要塞のような場所にあります。それでもわずか2基分の使用済み核燃料しか入りません。10万年前と言えば、ネアンデルタール人の時代。そもそも、情報が正確に伝わるのかどうかわかりません。日本は地震大国であり、10万年後に存在する建築物が存在するとも思えません。数年、数十年のエネルギーのために、未来の世代に何万年にもわたって犠牲を強いてもいいのでしょうか?

未来への責任を果たす政治に変える。そのためのもっとも重要な課題である原発廃止に向け、今後も力を合わせて参りましょう」

今、名古屋で代読してくださった方から連絡があり、安倍首相への質問のくだりには拍手レスポンスがあったそうです。原発をなくすための手段としての国民投票については今後も問題提起を続けていきます。



山本太郎による能登半島からの渾身の提案

2024年01月07日 19時22分45秒 | 政治
山本太郎代表が能登半島地震の現場に入り、支援活動を続けるNPOへのヒアリングをする中で送ってきた提案です。具体的で明快な提案ですので皆さんと共有したいと思います。現場に入ったからこそ、被災地での経験を積み上げてきたからこそ、そして本気で人間と向き合っているからこその提案だと思います。

①能登半島に入り能登町、珠洲市をまわって、
当事者の声を約二日間に渡り、様々聞きとりした。
(被災地到着後の説明含む様子はこちら→ https://x.com/yamamototaro0/status/1743279608248836530?s=46&t=WKzszsIJjf1Ifd7X6_aPdA )

以下、総理(@kishida230)県知事(@hase3655)に提案する。特に県知事には政府に強く要求いただきたい。

今回、私が事前に、そして現地でやり取りをしたNPO団体は10近い。彼らはこれまで様々な災害現場で活動をしてきている。

能登に入る直前まで福岡、佐賀、千葉、茨城、福島、秋田など全国各地で起こった災害の発災から生活再建に至るまで、自分の生活を顧みず被災地を支え続ける人たちだ。

政府は、能登半島地震の被害をどれくらい深刻に受け止めているだろうか。

彼ら(現地で活動する方々)は今回、能登の災害を、「東日本大震災の次くらいのレベル」と受け止めている。

熊本地震も深刻な災害だったが、熊本は福岡、大分、宮崎、鹿児島に囲まれている。
何かあってもどこかのルートから確実な輸送が可能になる。

一方で、今回の舞台は半島。陸路での輸送ルートは限定的。すでに寸断されている道もある。
そして、いつ起こるかわからない土砂崩れや雪による倒木などで新たに道路が寸断される恐れも大きい。

外的要因(外部からの流入)が様々な搬入のネックと考えるならば、一刻も早く入り口から制限する以外ない。

【提案◎ 半島の根っこ手前に関所(検問)を置き
交通をコントロールせよ】

住民とその家族、特定の支援団体、
行政・政府関係者、それらから業務委託を受けている業者、
報道など復旧復興に関わる関係者以外は、
一定期間、能登半島への出入りを制限する。

現在、国や行政で行われているのは、「来ないでください」とのお願いと与野党国会議員と総理大臣の現地視察を控える申し合わせ、というズレた対応のみ。これでは本質的な問題は何も解決されない。

今の状況のままでは本来、ボランティア受け入れは長期間無理であり見通しは全く立たないはずだ。

ボランティア受け入れに関しては、半島の根っこの関所で交通をコントロールした上で、
主要駅からシャトルバスを出し、ボランティアセンターとのピストン輸送を基本とするべきである。

②【提案◎ 大幅増員のプッシュ型支援を】

物資の滞りの原因の全てが、交通渋滞と説明されているが、それだけではない。

発災から6日が過ぎている。すでに様々な集積所、大型避難所には物資が運び込まれ積み上がっている。

問題は集積された物資をそこからどう分配するかが、交通整理されていない。これこそが最大の目詰まりの原因である。

必要なところに必要な物資や支援が届くためには、誰がどこにいて、何が必要か理解しなければならない。小規模な避難所や自主避難所(公民館などで自主的に身を寄せ合う)への
配分はすでに始まっているだろうが、これまでの災害でも課題となっていた
更に見えない部分へのカバーを強化する時だ。

避難者としてカウントされる人々は避難所で避難されている被災者である。

その数に在宅避難、車中泊はカウントされない。

行政からのお知らせを、「HPでお知らせしています」、とよく説明されるが、電波やネット環境がない、もしくは不安定であれば、そもそもアクセスが難しい。

在宅避難、車中泊避難では、健康状態や食事についてのケアも孤立することになりかねない。

例えば、全国の保健師の方々を1人でも多く被災地に派遣し、在宅避難者や車中泊避難の方々の状態を把握することが何より優先させなければならない。行政からの情報が手に入らない人々が大勢いる前提に立った運用を大幅な人員増強で行う必要がある。

車中泊ではエコノミー症候群など有名であるが、寝る際、燃料節約のためエンジンを切る者が多い。底冷えする中で毛布もなく凍える被災者を想像して欲しい。

私が短い滞在時間で知っただけでも家族で二台の車に分かれて車中泊を続ける者。
ペットがいるために避難所を諦め車中泊する者。幼子の夜泣きなどを考えると避難所を遠慮し車中泊する若い家族などがいた。眠りは浅く、健康状態を保つことが厳しい上に、
駐車場の空き状況によっては移動を余儀なくされ、どれくらいの車中泊避難が存在するかを把握することは難しい。

行政からのフォローを受けることも、行政からの情報発信をキャッチすることも難しくなる恐れがあり、必要な支援に繋がれる確率も大幅に下がってしまう。

一時的な車中泊避難のための敷地を用意し、仮説トイレや配食を確実に受け取れる場として、誰が車中泊避難を余儀なくされているかを行政が知る必要がある。それと並行して、
早急に車中泊避難を解消するための、みなし仮設への誘導、またはそれぞれの事情にマッチした新たな避難所の開設(福祉避難所、ペット同伴可など)を急ぐべきである。

ここ数年で何度か被災したという自治体であれば、経験が積み上がり有事の仕組みは何とか機能するかもしれない。でもほとんどがそうではない。初めての経験である。

被災自治体の職員も関係者も被災者のひとりである。被災者対応と被災者としての自分を両立させる苦しみを背負わせるな。その皺寄せは、住民に、被災地の復興の遅れに跳ね返る。

今の時点で24時間寝ていない、他の職員で2日、3日徹夜状態の人もいるなど、何人にもの被災自治体職員から直接聞いた。

被災者丸投げに近い復旧復興はもうやめていただきたい。プッシュ型というならモノだけでなく、ロジスティックのノウハウ、それを達成するための人的・経済的リソースを国が責任持って全面的に支援するべきである。

災害対応に関して、国や地方自治体などからのリエゾン(応援要員)をすでに送り込んでいると言われることもあるだろう。

これまでのように、災害対応一年生の職員を多く送り込まれても機能しない。

国の防災担当も2年~3年で配置換えとなりこれまでの経験の蓄積ができていない原因となっていることを改める時期だ。

過去に被災経験、対応経験のある腕利きを国や各自治体から多く、出来る限り各被災町村に長期間派遣するべきである。(派遣元には人材穴埋めの財政措置が必要なことは言うまでもない)

物はあるのに物がない状態を作り出しているのは、政府の無責任であり、それこそが最大の目詰まりの原因である。

プッシュ型とは物資提供だけでないことを心得るべきである。

③【提案◎ ニーズを聞きとるではなく、支援メニューを示せ】

「何をやって欲しいですか?」
パニック状態、目の前のことで精一杯の状態の時にそう聞かれても、答えられないのが人間ではないだろうか。それはいち市民でも首長でも同じである。

明日の家族の食事は?明日の住民への食事の提供は?
頭に浮かぶのは目の前のこととなる。

ニーズを聞き取って対応する、とは聞こえが良い。でも実は丸投げに近いことを意識していただきたい。

例えば、自衛隊は要望があれば炊き出しを行えます、お風呂を提供できます、過去には例外的にこのようなこともやりました、などなど支援メニューを細かく示しながら被災自治体をバックアップすることはあまり行われていない。

あくまで例として示したが、それ以外でも細かくメニューを示し、国の支援の具体を説明、伴走することを求める。

要望がないからやっていない、のではなく、何ができるか知らないから要望できない、と
理解していただきたい。被災自治体の首長も被災者の1人である。

長期的視点を持って被災住民のために職務を遂行していただけるよう意識して国がサポートするべきである。
 
【提案◎ いつまでに出来るかの見通しを示せ】

今回聞きとりを行った全ての被災者に、最後の質問として「政府が一つだけ何でもやってくれると言うなら何を望むか」と聞いた。この災害で自宅全壊となった者でも国のお金で自宅を再建して欲しい、とは言わなかった。

出された要望は、
「水」「食事」「トイレ」「お風呂」「電波」が最も多かった。
控えめで自立心旺盛、我慢強い能登の人々が望んだことは目の前のこと。

加えて、欲しいものは「見通し」であった。
元旦からお風呂に入っていない被災者たち。いつお風呂に入れるか、見通しがわかれば待てる、という。

避難所で自前の灯油で暖をとる被災者。
いつ灯油が届くかの見通しがあれば、節約しながら何とか凌ぐという。でもそのようなインフォメーションはない。暗闇の中にいるようだと話されていた。

被災者は無理なお願いを政府にしているのだろうか?見通しを示してほしい。現実的で最低限のお願いではないだろうか。

【提案◎ 現場を見ろ。安心させろ】
交通渋滞による物資の滞りを理由に総理が被災地入りを見合わせるとの報道があった。
国会議員の視察を含めて控えることを与野党でも合意されたと。それについてどう思うかを被災者に聞いた。「意味がわからないんですけど」
「どうしてですか?」「ヘリで来れば良いじゃないですか」との意見が相次いだ。

総理や政治家が役人からの報告やテキストだけでわかった気になり被災地のことを決めていくことへの不安感ではないだろうか。

この極限状態を前に、現場を自分の眼で見ずに知らずに政治決定を行えるというなら、
AIが代行すれば良いのではないか?AIなら裏金問題や一部の者だけへの忖度も、権力維持のことしか考えない振る舞いもしないだろう。

一方で、目の前で困っているのは血の通った人間で、この国に生きる大切な宝だ。

総理の被災地訪問の見合わせに対して、現場を直接見て、被災者の声を聞いて、しっかり取り組むと約束をして欲しい、との声が多かった。

心配するな。国がちゃんとやる、と能登半島で約束をして、不安の中にいる能登の人々を安心させていただきたい。

④【最悪の事態を想定しているか】
政府は、この災害が最悪の場合、何を生み出すことになるか想像できているだろうか。
先述のNPOの方々は、このままでは、「熊本地震以上の災害関連死を出す恐れがある」、
と懸念している。その危機感が政府や永田町にあるだろうか。

発災時期を考えて貰いたい。東北の大震災は3月。熊本地震は4月。春に向かって、もしくは春に起こった災害だ。

能登半島地震は元旦。これから更に厳しい寒さへ向かう中で起きた災害だ。能登半島を含む石川県全域が豪雪地帯である。

今日から雪は降り始め、明日には積雪予想20cmの市町村もある。

降雪、積雪の中、道路の修復や復旧作業は困難。加えて、通常時、除雪作業は地元建設業者なども請け負うという。除雪作業と復旧作業の両輪を廻せると考えるのは現実を見ているとは言えない。(もちろん全国の建設業者を大々的に雇って行うならば可能だろう。
その場合、当然万博は中止、徹底した積極財政で被災地も支える覚悟が必要だ。)

道路だけの話ではない。報道にあった首長の話で、市内の9割全壊・半壊、という状態から考えれば、この時期からの復旧・復興作業は困難と言える。

仮設住宅ができるのはいつになるだろう。

避難世帯分の仮説住宅、その土地を賄うならば、少なくとも更地にしたあとになるのではないか。
完成はGW?それよりも後だろうか。

その間も避難所での生活を続けるのは無理だ。すでに衛生環境が良いとは言えず、
ストレスを溜める方々も多く、避難所によってはインフルエンザが拡大していると聞いた。
トイレ後に手を洗うこともできない避難所が多くを占める。

【提案◎ 広域避難を求める】
地域ごとにコミュニティーを壊さない広域避難が必要ではないか。
仮設住宅が整備されるまでの間(春以降までか)、半島の外で安全で快適に過ごせる宿泊施設を利用した避難所のプランを早急に実行すべき。

2040年問題(少子高齢化による経済や社会維持が危機的状況に陥る)の最悪シナリオを現時点ですでに上回った状態にあるのが、現在の珠洲市であると現地の理学療法士から聞いた。

高齢者はもちろん、生活をともにする家族を含めて命と暮らしを守るために、避難所生活を無理に続けさせない大胆な策が今、求められる。
 
【提案◎ ノウハウある者の雇用・経済的支援を】
正月明けから本格スタートとなった災害対応の初動の遅れ、これまでの災害対応の蓄積を行なって来なかったことによる対応のマズさ、復旧・復興作業が滞る厳しい冬の本格化など、
様々な影響により大幅な災害関連死の増に繋がることを現場で活動するエキスパートのNPOたちが懸念している。

災害省などを立ち上げ、このようなエキスパートを国が雇用、または活動への経済的支援を100%にするなどし、そのノウハウの蓄積を始めなければ、毎年増え続ける災害に、
彼らが倒れてしまうのも時間の問題かも知れない。

今も被災地で身を粉にする人々の善意にいつまで甘えるつもりか。使命感の搾取をいい加減止めなければならない。

何より言葉だけではない危機感と合わせて、能登半島の被災者や昨年の豪雨被害も含めた
忘れられた被災者対応を行うと、今こそ政治が使命感を持つべき時である。

【最後に◎ いわゆる避難弱者への配慮】
女性や高齢者、障害者、病気がある人、薬が必要な人に対する緊急的な支援や配慮が必要であることは言うまでもないが、現場ではそこまでカバーできる状況でないことが気がかりである。ここにおいてのサポート人員増も絶対的に必要であることは最後に書いておく。

以上、現地から荒削りの文だが、現時点で確認した上で政府に提案し、
県知事にも政府に強く要求していただけるよう要望する。

@kishida230
@hase3655



2023年の最後の日に皆さんへの感謝と新しい1年に向けて。

2023年12月31日 23時04分12秒 | 政治

ヒマラヤの懐に抱かれて始まった2023年、その後、山本太郎代表を先頭に本気で闘う野党、れいわ新選組の一員として迎えて頂き、新たな環境での政治活動をスタートすることになりました。

何より力を注いだのは『ボランティア本部』の立ち上げ。事務局長として、全国7つのボランティア支局をスタートさせることでした。これは、れいわ新選組を応援する個人ボランティアと、これまで様々な活動の中心になっていた勝手連の方々が出会い、党とつながり、協力して活動していくプラットフォームです。各政党の県連に準ずる組織を、このボランティア支局内に立ち上げて、仲間とつながり、ともに学び、社会を変えるための選挙にもつなげていく。今はそんな挑戦の真っ最中です。産みの苦しみに直面しながらも、憲政史上なかったボランティアが主役の政党の在り方を追求し、そのためのプラットフォームをより良く機能させるよう努力しているところです。

一方で、『ボランティア10カ条』の作成や、『ずぅむかふぇ』『全国勉強会』『七部会』というボランティアが出会い、学び、交流する機会の創出にも尽力してきました。ある程度軌道に乗ってきたこともあり、これからは中身をより魅力的なものにできるようサポートをしていきます。

12月1日には次の衆議院選挙を目指して岐阜3区で立候補予定であることを表明。以来、多くのボランティアの方々に支えられ、地域活動にも力を入れています。私の活動がいつの間にか誰かに撮影され、映像になり、SNSで拡散していく。そんな新しい政党文化の中で多くの新しい出会いがあり、立憲民主党時代に支えてくださった方々も、さらにパワーアップして応援してくださっていること、嬉しく思います。

ミャンマー、ウクライナ、ガザで殺戮が続く毎日に心を痛めながらも、今年は国内での活動に専念し、米軍の戦争の下請けをする日本ではなく、日本だからこそできる平和外交に私自身が携わる未来に向けての準備に集中する一年になりました。カンボジアでともに平和構築活動に取り組んだ中田厚仁さんが殺害されて今年で30年。4月には、UNTAC特別代表を務めた明石康氏や当時の国連の上司でもあった長谷川祐弘氏と一緒に『中田厚仁平和フォーラム』を実施しました。私は基調講演を行い、日本の平和貢献の在り方についての具体的な提言を行いました。7月のカンボジア総選挙では、彼にとっての終焉の地になったコンポントム州プラサットサンボ郡などでインターバンドの仲間とともに選挙監視活動を実施。衆議院議員として私自身が提言し、実現に力を注いだカンボジア選挙における有権者登録の電子化がどのような影響を与えているのか、検証する機会にもなりました。

一気に多忙になり、朝から深夜まで様々な役割に追われる日々になりましたが、そんな毎日で力を与えてくれたのは優勝したWBC、そしてMLBでの大谷翔平選手の異次元の大活躍。そして阪神タイガースの38年ぶりの『A.R.E.のA.R.E.』でした。様々な分野で日本人が活躍する中、一番遅れているのが政治そのものであることが明らかになった一年でもありました。来年は間違いなく総選挙があります。この国を守るとは、あなたの生活を守ること、そんな理想に向けて来年も走ります。皆さんも是非、一緒に!!


































エベレスト街道を歩いた1年前に見た絶景の写真

2023年12月22日 22時59分35秒 | 日常
ちょうど1年前の12月22日、私は8日間歩いたエベレスト街道の目的地、カラパタール(標高5643m)まで到達。目の前に見える世界最高峰のエベレストが刻々とオレンジ色に染まっていく完璧な夕暮れに包まれていました。人生の中でどうしても実現したかったこのトレッキングを開始して6日めの4400m地点から3日後にカラパタールに至るまでの絶景の写真をフォトギャラリーとしてアップしておきます。写真の中に私がいない方がずっと価値がある写真ばかりだと思いますが…。








































大谷翔平選手のドジャース移籍を力に路上で『走るさかぐち』

2023年12月10日 22時55分38秒 | スポーツ
 大谷翔平選手、ロサンゼルス・ドジャースでの活躍を心から祈っています。彼の全力プレー、チームプレー、フェアプレーに徹する姿勢、年々進化する能力、そして素晴らしい人間性。とてつもない価値を生み出す選手であることが契約に反映されたことも嬉しいですね。彼はこれまで一貫してお金ではない価値を選択してきましたが、10年7億ドル(1015億円)という契約額はアメリカの4大スポーツの中でも圧倒的にトップの額。NHKの報道ではサッカーのメッシ選手をも抜いて全てのプロスポー史上最大の契約金額とのこと。新たな歴史を生み出してくれました。彼が目標とするワールドシリーズでの活躍に期待しています。

 写真はルーキーだった2018年9月、アストロズ戦の前に目の前で撮った写真。試合前の打撃練習で他の選手を飛距離で圧倒するミサイルのような打球を連発した後の優しい笑顔が印象的でした。勝負を避けられることが多かったエンゼルスとは違い、強打者揃いのドジャースではさらに成績もアップすることでしょうね。打者に専念する来季は三冠王も期待できるのではと楽しみが広がります。

 そんな朝の興奮が冷めないままに、今日もボランティアの方々と活動。岐阜県だけでなく愛知県や福井県からも来て頂き、この2日で30人以上のボランティアの方々とポスティングや街頭活動を行いました。

 皆さんへのお礼とビラの中身について説明し、最後に大谷翔平選手とアントニオ猪木の言葉をお借りした挨拶。定番になりつつあります。


YouTube映像:元気があれば消費税も廃止できる!

https://www.youtube.com/watch?v=GVEmR-ieOEI 「元気があれば消費税も廃止できる!」

YouTube映像:今日も約2時間、路上で『走るさかぐち』

https://www.youtube.com/shorts/5ZM512o2V2M 今日も約2時間、路上で『走るさかぐち』







 







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