阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

かつらぎ町での対話集会

2008年02月26日 00時41分37秒 | 政治
 今日は林間田園都市駅で早朝の駅頭活動を行った後、強風で飛んだポスターがないか、街宣活動&補強をしながら見て回りました。幸い大きな問題はありませんでしたが、迷惑をかけていないか、強風が吹く度に本当に心配です。

 夜はかつらぎ町の山間部で対話集会を行い、今、事務所に戻ったところです。果樹農家の方々を中心に40人ほどの方々に遅くまで熱心に参加して頂きました。準備をして下さった方々、そして、参加して下さった方々に心からお礼を申し上げます。

 スタッフの池田さんには朝5時過ぎから11時近くまで付き合ってもらいました。多くの支援者のお陰で充実した一日でした。

 今日の集会で強く感じたこと、それは、強力な保守地盤とされる地域においても「税金の公平な分配」のため、二大政党制と政権交代が必要との認識が強く浸透していることです。道路特定財源がとてつもない無駄遣いを生み出している認識も、国会論戦を通してかなり広がってきたようです。

 一方、民主党案は、まだまだ十分に浸透しているとは言えず、「ガソリン代25円値下げ」というスローガンが先行しているようです。今日は、主に農業について意見交換することを想定していたのですが、「民主党政権になれば、日本はどう変わるのか」。そして「税金の使い方はどう変わるのか」。そんな本質的な部分への期待と不安が、「道路」を切り口として活発に意見交換されました。

 自分自身は、もう少しわかりやすく、面白く話せないものかと感じましたが、皆さんのお陰で貴重な意見交換の時間になりました。本当にありがとうございました。


 写真:対話集会の様子。部屋は超満員! はみ出した人も熱心に参加して下さいました。



阪口直人政治活動ホームページ
阪口直人国際協力活動ホームページ

ブログ「もうひとりの阪口直人」

ようやく沈黙を破った小泉元首相

2008年02月23日 21時38分51秒 | 政治
 昨日、小泉元首相が道路特定財源の一般財源化を目指す野党案を評価し、福田首相に修正協議を呼びかけました。

 このブログでも「小泉改革」の中心であったこの議論について元首相から何のコメントもないことを指摘していました。「抵抗勢力」の象徴である道路族議員の声が自民党の政策と一元化していることに意義を唱えるのは元首相として当然のこと。その表明の遅さには呆れてしまいます。

 一方小泉首相(当時)と共に「改革」を標榜して2005年の総選挙を闘い、議席を獲得した自民党議員の方々が、この問題に対して一様に「ガソリン税暫定税率継続」「道路特定財源維持」で足並みを揃えているのも不思議でなりません。道路特定財源の一般財源化を阻止し、暫定税率を維持して道路建設に特定しようとするのは国民への重大な背信行為だと思います。

 暫定税率の使い道である道路整備中期計画も、小泉首相(当時)が「計画中の道路の一時凍結」と表明していたはず。ところが、結局高速道路は全て建設することになり、20年以上の14000キロの高規格道路網計画が復活しています。郵政民営化どころではない抜本的な税制改革への突破口になるのが道路特定財源の一般財源化。このテーマに関して、もっと活発・前向きな議論が自民党側からも湧き上がることがむしろ自然だと思います。もっとも、小泉元首相の発言は自民党「改革派」の声にも影響を及ぼすのではと思いますが・・・。

 今週は、紀美野町や橋本市を中心に徹底的に企業・個人宅への訪問活動を行いました。和歌山県では知事が先頭に立ち「抵抗勢力」としての運動をしていますが、皆さんの声を聞く限り逆効果だと思います。道路特定財源がとてつもない無駄遣いされていることは広く県民の皆さんにも浸透してきていること、日々実感しています。

 本当の改革を実現するためにも政権交代を実現し、税制の抜本改革を行うべき!と改めて感じています。


 写真:今日の事務所の様子。設置を待つポスターの掲示板でいっぱいです。今日は強風が吹き荒れたので、街頭の掲示板がしっかりと立っているか、心配でなりません。



「那智勝浦道路」視察

2008年02月18日 21時39分37秒 | 政治
 今日は那智勝浦町と新宮市を結ぶ「那智勝浦道路」と「グリーンピア南紀」の視察を行いました。民主党の国会議員団(川内博史、大島敦、田村謙治衆議院議員)と合流し、現地視察と地元の方々との意見交換、そして記者会見に出席しました。

 ガソリン税の暫定税率廃止、および道路特定財源の一般財源化の意義については、このブログでも再三訴えてきましたが、実際に、今、議論になっている道路が、巨額な予算を投入して作る必要があるのかどうか。道路の必要性は認めた上で、もう少し、持続可能な使い方が可能ではないか、現地の方々のご意見も伺いながら考えることが目的でしたが、大変に有意義なひとときでした。本当に現場を見て良かったと思います。

 那智勝浦道路は全長15.2キロ。1240億円かけて作られています。昼間は極めてスムーズに流れる道路ですが、朝晩は渋滞が発生するため、その緩和を行うのが主な目的です。制限速度は80キロ。4車線の高規格道路です。

 新宮市三輪崎の起点に着くと大勢の報道陣とともに「歓迎 地方の道路の実情をよく見て下さい」と書いた横断幕を掲げた方々が待っていました。「民主党に対する申し入れ」を行う方々と聞いていたので、かなり刺々しい雰囲気を予想していましたが、その表情には敵意よりも切実感が漂っているように感じられました。

 この道路が無駄かどうか、短い時間でそんな判断はできません。しかし、この道路が、あまりにも過剰品質で、実際に必要な品質を超えていることはすぐにわかりました。

 調査団の団長である川内議員が中心になって様々な情報開示とともに対話をを行いました。国土交通省のHPによると「那智勝浦道路」がない場合、この地域の移動に17.6分かかりますが、整備後は17.4分になるそうです。つまり、12秒(!)を短縮するため、1240億円が使われているのです。また、この事業の総便益は1850億円と計算されていますが、これは、観光で来た人や、偶然通りかかった人も含めた全ての人が、日給7万2000円(時給3000円×24時間)である想定に基づいていているそうです。どちらも頭の中が???マークでいっぱいになりそうな説明ですね。 

 「いい道路を作りたい!」気持ちはわかります。しかし、今の財政状況を考えれば、1キロ80億円を超える道路、川内議員によれば「ヴィトンやエルメスのような道路」ではなく、もっと身の丈に合った道路に変える必要があります。例えば、道路計画と建設は地方に任せ、制限速度80キロの道路を2車線の60キロにすることで、おそらく費用は半分以下になるのです。そうすれば、もっと他にも道路が作れるでしょうし、教育や医療、地域振興に使える費用も確保できるはずです。また、今の最高品質道路ではお呼びではないであろう地元の業者にもお金がまわっていくでしょう。私たち民主党が目指しているのは、そんな、地域の皆さんが納得できる政策であり、ガソリン税の暫定税率廃止、そして道路特定財源の一般財源化がその突破口になるんですよ! 私たちの説明に多くの方々が頷いて下さいました。

 「よくわかりました!」「頑張ってください!」横断幕を持った方々は安心した表情に変わり、私たちが出発する時は、温かい笑顔で手を振って見送って下さったほどでした。

 明日は高野口駅で駅立ち後、橋本市内、九度山町で活動します。企業での挨拶の他、今日の視察の感想を街頭演説で伝えていくつもりです。またも朝4時起きですが頑張ります!


 写真:「那智勝浦道路」の橋脚を視察。そのあまりの壮麗さに、みんな驚嘆の声を上げていました。右下が団長の川内博史議員です。



    

民主スクールわかやま開校

2008年02月16日 23時45分55秒 | 政治
 今日、「民主スクールがわかやま」が開校し、23名の仲間と第一回の講義とオリエンテーションが行われました。

 応募者の方々の作文と略歴を読ませて頂き、その専門性や経験、問題意識の高さを本当に嬉しく心強く思っていました。和歌山県連副代表として挨拶をさせて頂きましたが、その後、皆さんと言葉を交わして、その思いをさらに強くしました。

 保守王国と言われる和歌山で、これだけの仲間が集まったこと、本当に嬉しく思います。Yes! We can! 和歌山は変えられる! 日々の活動で日に日に確信が強くなることを、今日も改めて実感することができ、感慨ひとしおでした。

 今日は塾頭の岸本周平さんが、経済の専門家としての視点で「グローバル経済化と格差問題」について講演をしてくれましたが、今後は各界の著名な講師を招いての勉強会やディスカッション、さらに議会や現場の視察を行います。勉強会を通して問題意識を共有できることを楽しみにしています。さらに、和歌山を、日本を変えるため、皆さんの中から志を共有できる候補者が大勢現れてくれることも期待しています。

 一部の人々の利権ではなく、私たちの生活、そして未来を守るため、今すぐ政治を変えることが必要です。ともに闘いましょう! 

   
 
阪口直人政治活動ホームページ
阪口直人国際協力活動ホームページ

ブログ「もうひとりの阪口直人」







嗚呼、橋本マラソン参戦記

2008年02月12日 20時42分08秒 | スポーツ
 昨日、そして今日は橋本市で目いっぱい活動しました。

 さて、前回予告した「橋本マラソン」の結果&感想、あまり気が進みませんが、書かなくてはなりませんね。ハーフマラソンの部に参加し、結果は1時間52分31秒。順位は31番でした。(ブログ「もうひとりの阪口直人」 には、レースの写真を沢山公開していますので、ご覧下さい!)

 目標タイムは1時間45分前後と言っておきながら、大ホラ吹きになってしまったことを深く反省、そしてお詫びを申し上げます。今回のタイムには満足していないけど、しかし、ベストを尽くした結果なので、結果には納得しています。本当に、あり得ないぐらいのアップダウンの激しいコースでしたから、たぶん、10分ぐらいはタイムを損したのでは?と思います。

 私の感覚では、21.0975キロのうち、20キロが坂道という感じでした。それも、相当な急坂が延々と続きます。前半は1時間40分ぐらいのペースだったのですが、次第に足が動かなくなりました。早稲田の山の神、駒野選手の偉大さが身に沁みました。「あ、阪口さんや。頑張ってよぉ」「民主党、ガンバレ~!」そんな声援に笑顔で応えるのが、また、苦しかったです。(でも、声援は本当に嬉しかったですよ。おおきにやで!)

 昨日のレース後、そして今日も街頭活動を続けましたが、「阪口さん、走っちゃぁったやろ」と、多くの方に言われました。ビックリです。悪いことはできないものですね。

 走っている間は、「参加者無視」のコースを作った市長(?)に怒り心頭でしたが、このようなコースは、紀ノ川沿いの両側にすぐ山地が迫るこの地域では仕方ないことなのかもしれません。国道24号線は2車線ですからマラソンコースには使えないし、そのために道路特定財源で道路を作るのはそれこそ無駄ですから、結局は、山を登って下ってを繰り返すコースにするしかないのですね。平地の少なさに、工場誘致の難しさも実感しました。

 沿道には雪が残っていましたが、天気は快晴で、本当に気持ちのいい一日でした。沿道で声援を送って下さった方々、ノボリを持って大声援を下さった瀧さん、池田さん、そして大会の運営に携わって下さったスタッフ、ボランティアの皆さんにも心からお礼を申し上げます。レース後ボランティアでマッサージをして下さった接骨院のお嬢さんにも感謝です。

 ともあれ、タイムには満足できません。このリベンジは4月の紀の川桃源郷マラソンで果たします! 

  
阪口直人政治活動ホームページ
阪口直人国際協力活動ホームページ

ブログ「もうひとりの阪口直人」

 

「紀の川慕情」と橋本市ハーフマラソン

2008年02月10日 21時30分36秒 | スポーツ
 ここ数日は海南市と紀美野町が交差するあたりを中心に訪問活動を続けています。

 このあたりは阪口家のルーツであり、私の祖父や叔父さんが地域の方々にもお世話になりながら過ごした地域なので、私の名前はかなり浸透しているようです。ポスターも多いので、私が玄関で挨拶をした瞬間に「あらぁ、よぉ来てくれたよぉ・・・!」と歓迎して下さる方が多く、話も弾みます。とても楽しい訪問活動です。

 もちろん、中には民主党が嫌いな方もいて「小沢一郎代表がいかに腹黒いか」というようなことを延々と力説されます。反論したい気持ちをグッと抑えて、まずはじっくり話を聞いていたのですが、そんな態度が気に入られたらしく「そうやって話を聞くことが大事なんやで」と、ご自分が作詞された「紀の川慕情」という歌のCDを頂きました。

 和歌山の人にとって「紀ノ川」という言葉には特別な響きがあるようです。何と言っても紀ノ川は、まさに和歌山の川という意味ですからね。私自身も、毎日活動中に何度も紀ノ川を渡っていますけど、その度に感慨を覚えます。自分にとっての運命の場所、そして、生涯をかけてこの地域を魅力的に発展させる使命を担うわけですからね。

 「紀の川慕情」は、この地域で出会った男女の切ない恋を歌った演歌でした。私と紀の川の出会いも、切ない別れに終わることがないように、頑張って結果を出さなくてはなりません。

 さて、明日は橋本市ハーフマラソンに挑戦です。私にとっては5回目のハーフマラソンになります。私のベスト記録は1999年12月に走った「アンコールワットハーフマラソン」の1時間32分ですが、昨年4月、ほとんど練習できずに走った「紀の川市桃源郷マラソン」では、1時間51分43秒でした。今回は、その時よりは練習をしましたが、今の調子だとベストの走りをして1時間45分前後で走れるかどうかでしょうか。もっとも、アップダウンの激しいコースですから、もう少し時間がかかるかもしれませんが・・・。普段は自転車や車から見ている風景。明日はどのように見えるのでしょう。楽しみです。

 明日、レースに参加される皆さん、ともに頑張りましょうね!!



駅で聞いた怒りの声

2008年02月08日 10時04分31秒 | 政治
 今朝はJR粉河駅で早朝活動をして、先ほど事務所に戻ってきたところです。出かけるまで、国会中継を聞きながら、ブログを書くことにします。

 紀の川筋は1000メートル前後の山に囲まれた盆地。温暖なイメージとは裏腹に寒さの厳しいところです。今日も雪が舞う寒い朝でしたが、最近はあまり寒さを感じなくなりました。多くの人の笑顔、そして、怒りの声が、私の体も熱くしてくれるようです。

 さて、今朝は烈火の如く怒っている人が大勢いました。道路特定財源の暫定税率延長を求める和歌山県の「意見チラシ」への疑問の声です。県は「廃止された場合の影響をきちんと知ってもらうため」と説明しているようですが、政府・与党と民主党が国会で論議している問題でもあり、一方を応援するような内容のチラシを税金で全戸配布するとは何事だ! と、私に怒りをぶつけてきました。

 小泉内閣時の04年には交付税を12%減らしましたが、その時の地方のダメージは遙かに大きかったと思います。その時も同様のビラを配布したならともかく、今回の対応は、行政の立場として不公平だと私も思います。

 道路財源が中央政府の力の源泉になっていて、地方はいいなりにならざるを得ない現実。これを変えるためにも、地方分権を推進し、道路特定財源を、地方が自由に使える一般財源に変えることは理にかなっていると思います。

 さて、道路公団民営化後の議論では、整備計画区間の9342キロ以外は「全て白紙だ!」と断言したのは小泉元首相ですが、1987年に決定された高規格道路14000キロ構想は、いつの間に蘇ったのでしょう? 改革と言いながら、「抵抗勢力」の意見が、いつの間にか自民党の総意になってしまったみたいですね。この現状について、小泉元首相の意見を是非聞いてみたいものです。


阪口直人政治活動ホームページ
阪口直人国際協力活動ホームページ

ブログ「もうひとりの阪口直人」
 

候補(予定)者のスケジュール

2008年02月06日 00時02分20秒 | 政治
 皆さん、こんにちは。2月に入ってから更新しなかったので、体調を崩してるの? と、何人かの方に心配をさせてしまいました。とんでもない! 私はとても元気ですよ。連日、16~7時間ぐらい活動して、週末の「橋本マラソン」の準備も泥縄で始めたので、なかなか落ち着いてパソコンに向かう時間が取れません。

 明日も4時に起きて、南海・御幸辻駅で駅頭活動です。選挙区が広いと早朝の駅立ちは大変です。その後は、橋本市の支援者訪問、街宣&街頭演説を行って、夕方は、海南市での訪問活動です。夜は、依頼されている原稿を書きます。あ、もちろん、ジョギングもしなくては! 毎日、こんな感じです!