今日は民主党の臨時党大会に参加しました。
今日、来賓として挨拶をして下さった方々の話は本当に熱く、聞きごたえがありました。「二大政党制」「政権交代可能な政治」が、日本の未来を憂う識者にかくも待望されていることに奮い立ちました。
その中でのクライマックスは小沢一郎代表の所信表明でした。その中で、政策を実施するための「財源」に関し下記のような説明をしました。
民主党は八十三兆円の一般会計と百七十八兆円の特別会計、さらに事実上の税金である社会保険料とを一体としてとらえ、税金の使い方を根本から改め、財政構造を大転換する。予算の劇的な組み替え、いわば「予算の総組み替え」だ。
国民の生活にとって何が大事か、私たちの新政権の目標である「新しい国民生活をつくる」ために何が必要か、という基準で予算の優先順位を決めることにより、私たちの政策を実現するのに必要な財源は、十分確保できる。国民の意思に基づく本当の予算、国民の手による国民のための予算編成を行う。
今月末にマニフェストを提示するが、その際、「予算の総組み替え」「国民の手による予算編成」という考え方に基づき、一般会計と特別会計とを合わせた国の純支出二百十二兆円の約一割に当たる二十二兆円を、段階的に私たちの主要政策の実行財源に組み替えていくことを、その方法とともに示す。同時に、九本柱のうち重点政策について、
一、新しい政権の初の予算編成となる平成二十一年度予算に盛り込んで、直ちに実施するもの
二、次期通常国会で関連法案を成立させて、二年以内に実行するもの
三、私たちの政権が次に国民の審判を仰ぐ期限である四年後までに、段階的に実行するもの
の三つに分類して、実行手順を明らかにする。
と、説明をされました。
民主党が政策を実現する際の「財源」については、議論の対象にもなり、また、有権者にも質問されることが多いのですが、政権交代で税金の使い方の根幹を変えるのですから、今の予算からどのように「ひねり出す」かという次元の話とは異なります。そして、このようなダイナミックな転換ができることこそ政権交代の意義であり醍醐味であること、改めて実感しました。
今日は各地での闘いの中、寸暇を惜しんで駆け付けた同志と再会。本当に熱く固い握手をし、健闘を誓い合いました。
次に東京に行く時は、総選挙終了後でしょう。その時、日本の運命はどうなっているのか、それが自分たちの頑張り次第だと思うと、使命感に突き動かされるような気持です。
(写真は紀美野町でのミニ集会です。)
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