阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

何とか党員ノルマは達成!

2006年05月29日 22時54分24秒 | 政治
 こんばんは。阪口直人です。

 このブログでも触れましたが、最近は党員・サポーター募集の総支部割り当て目標を達成すべく、駆け回ってしていました。何とか達成することができ、ホッとしています。皆さんのご協力に感謝申し上げます。

 阪口 直人


インドネシア・ジャワ中部地震

2006年05月28日 23時20分38秒 | ボランティア
 昨日発生したインドネシア・ジャワ中部地震では、現時点で犠牲者が5000人に迫る大惨事になってしまいました。

 私が客員教員として教えているガジャマダ大学は、今回の中心的な被災地であるジョグジャカルタにあるため、私が教えている学生や教員が無事かどうかも気になります。

 今回のニュースを聞いて、私自身に関係のある地域が地震災害にたびたび襲われることにショックを受けました。小5~中2の頃、近くに住んでいた神戸の街は阪神大震災で壊滅的な被害を受け、同じく小学校3~4年を過ごした長岡も中越地震によって大きな被害を受けました。さらに、私が活動や研究の対象にしているインドネシア・アチェ州が、スマトラ沖地震・津波による未曾有の大災害に襲われたのも記憶に新しいところです。たまたま動ける状況だったこともあり、いずれの地域にもすぐに駆けつけて救援活動をしましたが、今回は、私自身は身動きが取れず現地に行くことはできません。しかし、被害を免れた学生たちと連携して何ができるのか、連絡を取り合っているところです。   

 ガジャマダ大学での私の授業では、同じインドネシアのアチェやマルクをテーマにして、紛争や災害からの復興を図るときに、何を対象にして、どんな優先順位で復興支援活動を行えば、社会に対するダメージを最小化できるのか、学生たちと丸2日間にわたりディスカッションをしました。今回、まさに、授業のテーマにしていたことが現実になって、議論しあったことが、教室の中だけのものでは終わらないよう自分に何ができるのか、考えていきたいと思っています。


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極真空手昇段審査

2006年05月21日 22時46分48秒 | ボランティア
 今日は山北町体育館で行われた極真空手の昇級・昇段審査会に参加しました。私は極真神奈川の顧問になっていることもあり、極真空手の地域大会の会長としてたびたび参加し、大会宣言や挨拶、表彰などをさせて頂いています。

 昇段審査のハイライトは、何と言っても10人組み手。これは、黒帯を目指す者が乗り越えなくてはならない、まさに体力と精神力の限界への挑戦です。次から次へと交互に登場する10人との対戦を乗り越えた時、初めて黒帯を手にすることができるのです。また、大半が黒帯の対戦相手も、黒帯の高みを知らしめるため、積極的に攻撃を仕掛けます。
 
 今日、昇段審査を受けたひとりは、昨年9月の衆議院選挙で私の選対に入り日夜手伝ってくれた34歳の渡辺清明氏でした。彼は左膝を痛めていた上に、対戦中に相手の膝蹴りを顔面に食って1本負けを喫するなど疲労困憊でしたが、10人目、最後に対戦したのが、60歳近い茶帯のお父さんでした。私は「親子対決」の様子を注目して観ていたのですが、フラフラの息子に対し、お孫さんもいる元ボクサーの父親が、まさに鬼神のような表情で猛攻を仕掛け、息子を何度も畳に這わせる様子は鳥肌が立つようなシーンでした。しかし、これこそ、親父が息子に対して示す究極の愛情だと感動しました。

 空手経験者として、空手や柔道は黒帯を取ってから始まると思います。しかし、政治家もまた、選挙に受かって議員になってこそ始まるものですよね。(当然だ!)黒帯になり誇らしげな顔を前に挨拶をしながら、自分も頑張らなくては! と本当に力と勇気をもらった気がしました。 

 勝負はこれから! お互い頑張ろうぜ!

  
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党員・サポーター募集

2006年05月20日 23時53分16秒 | 政治
 皆さん、こんにちは。阪口直人です。

 ここ数日は、党員・サポーターとして私の活動を支えて下さっている方々に継続の依頼書を送ったり、新たに参加して頂くための活動を行っています。また、「プレス民主」の発送作業も併せて行っています。今月からは月1回の発行に変わりましたが、より内容が充実し、読み易くなったと思います。

 次回衆議院選挙への挑戦権は未だ得られていない状態ではありますが、党員・サポーターの確保は、私たち総支部の代表にとっては大きな責務でもあります。公認が得られない状態では一切活動費が支給されないので大規模な活動はできませんが、その分、足を使って歩き、活動への支持を訴えてまいります。同じ境遇の多くの仲間の方々も大変だと思います。でも、今が踏ん張りどころ。何とか耐えて頑張っていきますので、応援して下さいね!

 阪口 直人

 

紛争地での選挙支援活動

2006年05月15日 22時51分12秒 | ボランティア

 こんにちは。皆さんのコメントへのお返事がなかなか書けず、申し訳なく思っております。しかし皆さんのご意見は、少しずつ、ブログの内容、そして私自身の方向性にも反映させていきたいと思っています。

 はるさん、コメント、そしてブログ、興味深く読ませて頂きました。イキイキした文章でホンジュラスでの毎日を綴った文章に感銘を受けました。とりわけホンジュラスの選挙についての文章は興味深いものでした。選挙。私の人生には本当に縁の深いものになってしまいました。国際協力活動に関わった最初の一歩が国連カンボジア暫定統治機構(UNTAC)での選挙支援活動でしたし、私が衆議院選挙に立候補することになったのも、9ヶ国14回にわたって参加した紛争地での選挙支援活動が大きなきっかけになったと思います。

 http://homepage2.nifty.com/naoto1016/post-conflict/election.htm 

 紛争後の平和構築活動として選挙監理・監視活動を行った経験から実感したこと、それは、撃ち合い、殺し合いによっては覇権を争っていたグループ間には不信感、憎悪に基づいた「紛争の文化」が定着していることです。従って、自分たちにとって有利な選挙戦を展開するためには手段を選ばず、対立政党・候補者、さらに支持者への妨害活動や襲撃事件が頻発します。「勝者が全てを獲る」文化のもとでは、健全な与野党関係はなかなか育ちません。
 
 ホンジュラスも、先生が選挙結果によってクビになってしまうようでは、受益者であるべき国民に対して公正なシステムではありませんね。「選挙に行っても何も変わらない」と思わせる政治も問題ですが、選挙結果によって生活権、生存権まで犯されてしまうようでは、民主主義が定着しているとは言えません。

 私が活動した多くの国でも、独自の選挙文化が定着していました。例えばパキスタンのトライバルエリア(アフガニスタン国境の部族支配地域)では、長老の指示によって村の女性が一切選挙に参加していない村があったり、投票所スタッフが投票箱の目の前に座っていて、投票用紙を強制的にチェックするなど、とても選挙の公平性が担保されているとは言えない状況でした。

 http://homepage2.nifty.com/naoto1016/garally/pakistan.htm

 一方、紛争による社会への影響がさらに深刻だったアフガニスタン選挙では、国際社会の協力によって選挙スタッフに対する教育や意識付けがより進んでいました。投票所でのプロセスが、国連のスタンダードに基づいて管理されているのが印象的でした。

 http://homepage2.nifty.com/naoto1016/garally/Iran200410.htm 
 
 日本の選挙システム自体は、公平で安全と言えるかもしれません。例えば、投票者が壁に向かって記名することを話すと、そんなことで選挙人の安全、投票の秘密が守れるのか? と多くの国で驚かれます。しかし、それ以上に驚かれるのは選挙による政権交代が起こっていないことです。これでは、日本が健全な民主主義国家であると信じてもらえません。そのためには、民主党が「健全な野党」から脱却しなければいけないのですが…!