今日は一日中、地元で会合でした。どこの場所でも昨日のフィギュアスケートの話題で持ち切りでした。ま、私がいるせいかもしれませんが、19歳のふたりの対決に多くの人が心を動かされたのだと思います。
私は正直、昨日の午後は茫然自失でしたが、スポーツは真剣勝負だからこそ本当に多くのことを教えてくれるように思います。
真央ちゃん、本当に本当に残念でしたが、本来は一番難しい技に挑戦し、決めた選手が最高の評価を受けるべきだと思います。でも、現代の採点方法に合わせて構成や演出を考え、余裕を持って演じきったキム・ヨナ選手が金メダル。スポーツでありアートでもあるフィギィアスケートだけに何だかとても複雑でした。
私はリスクを負ってでもチャレンジする生き方の方が好きですけど、勝負はまた別。キム・ヨナ選手の精神力と大人の表現力も見事としか言い様がありませんね。国を挙げて勝つための戦略・準備を後押しし続けた韓国の執着心とスポーツ政策に負けた気もします。選挙にも通じる戦略論としても感じることが多かったです。
私はキム・ヨナ選手も天才なら真央ちゃんはその上を行く素質の持ち主だと思います。しかし、自分のできること、できないことを見極めて自分の強みを最大化する強さがヨナ選手、そしておそらくチーム・ヨナにはあったのですね。その点、チーム真央は、純粋に高みを求めた真央ちゃんをトップに導く哲学、そして戦略に欠けていたように思います。本当にもったいない。でも韓国という国家は、日本、中国、ロシアなどの大国に囲まれ、北朝鮮を抱えているわけですから、生半可な戦略ではサバイバルできません。そんな政治状況から学んだ厳しさ、したたかさがチーム・ヨナにはあったように思います。「鐘」の選曲も、妖艶な大人っぽさを演じるヨナ選手を意識していたと思うけど、真央ちゃんは真央ちゃんらしく透明感のある明るい曲で勝負して欲しかった。しかし、長いスパンでみると、今回の選曲、そして敗戦が、彼女をとてつもない高みに引き上げる可能性があるとも思います。
悔しい敗戦こそ最高の贈り物なのです。きっと!
リンクの外での二人の発言や表情も印象的でした。
キム・ヨナ選手の強さを予感させたのは、彼女の下記のような言葉です。
「ずっとオリンピックを観てきたけれど、最高と言われる選手がオリンピックで最高の結果を出すとは限らない。だから自分の演技に集中しますが、結果が夢見ていたものと違っても受け入れる準備はできている」
そして、昨日は涙が止まらなかった真央ちゃんが、今日は清々しい笑顔を見せていたことにも救われました。全力を尽くした爽快感があったのでしょうね。ソチ・オリンピックの時は23歳。4年の長さは衆議院選挙で落選した私には理解できますが、新たな真央レジェンドを一緒につくっていきたいものです。
オリンピックはゴールであると同時に出発点。人生最高の舞台ではあっても、この後も人生は長く続きます。あの時があったから今がある! 今回はいつかそんなふうに思える舞台になれば…と、強く感じました。
写真:ラオス議連の設立総会にて(本文には全く関係ありません)
阪口直人政治活動ホームページ
阪口直人国際協力活動ホームページ
阪口直人のつぶやき(ツイッター)
ブログ「もうひとりの阪口直人」
私は正直、昨日の午後は茫然自失でしたが、スポーツは真剣勝負だからこそ本当に多くのことを教えてくれるように思います。
真央ちゃん、本当に本当に残念でしたが、本来は一番難しい技に挑戦し、決めた選手が最高の評価を受けるべきだと思います。でも、現代の採点方法に合わせて構成や演出を考え、余裕を持って演じきったキム・ヨナ選手が金メダル。スポーツでありアートでもあるフィギィアスケートだけに何だかとても複雑でした。
私はリスクを負ってでもチャレンジする生き方の方が好きですけど、勝負はまた別。キム・ヨナ選手の精神力と大人の表現力も見事としか言い様がありませんね。国を挙げて勝つための戦略・準備を後押しし続けた韓国の執着心とスポーツ政策に負けた気もします。選挙にも通じる戦略論としても感じることが多かったです。
私はキム・ヨナ選手も天才なら真央ちゃんはその上を行く素質の持ち主だと思います。しかし、自分のできること、できないことを見極めて自分の強みを最大化する強さがヨナ選手、そしておそらくチーム・ヨナにはあったのですね。その点、チーム真央は、純粋に高みを求めた真央ちゃんをトップに導く哲学、そして戦略に欠けていたように思います。本当にもったいない。でも韓国という国家は、日本、中国、ロシアなどの大国に囲まれ、北朝鮮を抱えているわけですから、生半可な戦略ではサバイバルできません。そんな政治状況から学んだ厳しさ、したたかさがチーム・ヨナにはあったように思います。「鐘」の選曲も、妖艶な大人っぽさを演じるヨナ選手を意識していたと思うけど、真央ちゃんは真央ちゃんらしく透明感のある明るい曲で勝負して欲しかった。しかし、長いスパンでみると、今回の選曲、そして敗戦が、彼女をとてつもない高みに引き上げる可能性があるとも思います。
悔しい敗戦こそ最高の贈り物なのです。きっと!
リンクの外での二人の発言や表情も印象的でした。
キム・ヨナ選手の強さを予感させたのは、彼女の下記のような言葉です。
「ずっとオリンピックを観てきたけれど、最高と言われる選手がオリンピックで最高の結果を出すとは限らない。だから自分の演技に集中しますが、結果が夢見ていたものと違っても受け入れる準備はできている」
そして、昨日は涙が止まらなかった真央ちゃんが、今日は清々しい笑顔を見せていたことにも救われました。全力を尽くした爽快感があったのでしょうね。ソチ・オリンピックの時は23歳。4年の長さは衆議院選挙で落選した私には理解できますが、新たな真央レジェンドを一緒につくっていきたいものです。
オリンピックはゴールであると同時に出発点。人生最高の舞台ではあっても、この後も人生は長く続きます。あの時があったから今がある! 今回はいつかそんなふうに思える舞台になれば…と、強く感じました。
写真:ラオス議連の設立総会にて(本文には全く関係ありません)
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