阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

鳩山由紀夫総理の施政方針演説

2010年01月29日 17時59分08秒 | 政治
 今日は鳩山由紀夫総理が施政方針演説を行いました。

 格調高く、かつ、渾身の力で自身の価値観を伝えた演説だったと思います。価値観を共有できるリーダーと仕事ができることに魂が震えました。同時に、理念を理想を実行に移すことこそ肝心であり、その一員として貢献する使命感に奮い立ちました。

 「いのちを守りたい」

 いのちを守ることこそ政治の一番の役割であり、また、未来のいのち、国境を越えた場所のいのちにも、等しく責任を負っていることを示した価値観は、心から共感できるものでした。

 これから会合に出席しますので、続きは改めて書きたいと思います。


阪口直人政治活動ホームページ
阪口直人国際協力活動ホームページ

阪口直人のつぶやき(ツイッター)

ブログ「もうひとりの阪口直人」


発想の転換-スローライフ日本一の和歌山に

2010年01月23日 23時02分16秒 | 政治

 今回は、和歌山を魅力ある地域にすると同時に経済発展を果たす上での私の基本的な考えを書いた「わかやま新報」の原稿に一部加筆したものを掲載します。


 皆さんは、今の和歌山をどのように感じているでしょうか?統計やデータを見る限り、社会・経済の活況を示す数字は全国でも下位のものがほとんどです。また、生活実感としても、働く場のない若者は出て行き、企業誘致は苦戦を続け、また、基礎的インフラ整備も遅れています。「あれもアカン、これもアカン。和歌山は日本で一番アカンとこや」そんなことをおっしゃる方もいます。

 
「ないものねだり」から「あるもの探し」へ

 一方で、和歌山は全国でも有数の果物の産地であり、農村の生活文化、自然と調和した農村風景など、和歌山独自の魅力が沢山あります。されば、「ないものねだり」から「あるもの探し」に発想を転換し、今あるものの魅力、そして経済的価値を最大化する。そんな視点が必要だと思います。そんな前提に立ち、和歌山を、今ある良さを活かして活性化するキーワードは「スローライフ」だと思います。

 スローライフとは、大量生産・大量消費、高速型のライフスタイルにより、私たちの価値観も、そして地方も均一化していくことに対するアンチテーゼから生まれた新しい価値観です。伝統的な生活様式を見直し、有機農産物や地元産の農産物の価値を認め、ふれあいや、相互理解を重んじる。そんな価値観に基づいた地域活性化、観光推進もスローライフが生み出す価値だと思います。


戦略的キャッチコピーの必要性

 すでに、和歌山で取り組んでいることも多いでしょう?しかし、その価値を県民が共有し、経済効果を最大化するためには、戦略的キャッチコピーも必要です。それが、「スローライフ日本一の和歌山に」という冒頭の言葉です。和歌山の魅力を、「スローライフ」という物差しで計るとすでに最先端を行っているのです。日本一を目指そうではありませんか!2番ではダメなのです。


 グリーンツーリズムの推進も、スローライフを推進する上での有効な手段になるでしょう。グリーンツーリズムとは、農山村地域において、自然や文化、人々との交流を楽しむ滞在型の活動です。長野県飯田市は、成功例のひとつです。長野県北部で盛んに行われたリゾート開発からは取り残されたおかげで、農村の景観や文化が破壊されずに残りました。そんな特徴と、大都会から比較的近い地理的条件を活かし、体験教育旅行、農繁期の作業手伝い、移住による人材獲得、さらに休耕地と空き家の再利用と、段階的に交流人口、移住人口を増やし、地域の活性化につなげてきました。

 
スローライフの追及は価値観の見直し
 
 スローライフの追及は、食の安心、平和、環境、人権、ふれあいなど、人間の普遍的な価値観を見直すことにもつながります。これは空海の教えともつながります。私は「紛争地域の平和構築」が専門分野で、長く発展途上国の農村に住んだ経験があります。イランでアフガニスタン難民を支援していた時に出会ったフランス人青年は、空海の教えに傾倒しており、神仏習合、自然との共生を唱えたその教えは、「文明の衝突」が生み出した戦争を平和に導く最高の教えだと語ってくれました。

 高野・熊野で育まれた精神性の高い文化遺産、四季折々の魅力にあふれた農村の魅力、さらに海南の漆器など伝統文化を融合すれば、和歌山県全域で、飯田市にも負けない魅力が作り出せるはずです。

 私は政治の基本は徹底的に現場を歩き、現場の声を聞くことだと思います。私は「和歌山2区」4市4町の自治体から頂いた陳情案件の現場を行政の長や事業担当者の案内を頂き、全て見て回りました。基礎的インフラ整備はスローライフ日本一の和歌山を追及する上でも大きな要素です。従って、和歌山が和歌山らしく輝くためのインフラ整備という視点を持って、陳情対応をさせて頂きました。

 「和歌山の良さを活かした地域活性化」これからは、こんなテーマに絞った対話集会を各地で行っていきます。皆さん、是非、ご参加ください。


 写真:鳩山首相とともに剥皮作業を行う私(2009年6月撮影。和歌山県かつらぎ町) 


阪口直人政治活動ホームページ
阪口直人国際協力活動ホームページ

阪口直人のつぶやき(ツイッター)

ブログ「もうひとりの阪口直人」



地域振興策としての「九度山世界遺産マラソン」への提言

2010年01月19日 15時59分44秒 | 政治
 本会議が終わり、第一議員会館の事務所に戻ってきたところです。

 先日、「九度山・世界遺産マラソン」を走りました。素晴らしいマラソン大会だったのですが、さらに地域振興につなげられる可能性もあると思ったので、私なりのアイディアを書きたいと思います。

 1.マラソン開催時期を11月か4月にする

 「日本一の富有柿の里・九度山」をアピールするには、やはり柿をアピールできる時期に行いたいものです。1月では、県外から九度山に来て頂く強い動機は生まれにくいと思いました。11月では収穫祭と時期が重なり大変かもしれませんが、もし可能なら相乗効果も生まれると思います。どうしても不可能なら、柿をはじめ花がきれいな4月頃に「町屋の人形めぐり」と連動して行うのも良いかもしれません。 

 2.コースを広域農道から河南県道に変える

 今回のマラソンは、アップダウンが連続する広域農道のコースでした。見晴らしは良いのですが、「世界遺産マラソン」であることをアピールするため、わざわざ、慈尊院近くまで標高差100メートル以上を一気に上り下りをする必要があり、しかも、実際には慈尊院のそばを通るわけでもなかったので、遠来の方にとっては、コース設定の意味が不明だったと思います。ランナーは、景観や地域の特徴を楽しみつつ、記録も狙って走るので、記録が出にくいコースは敬遠されます。平坦で風景も良く、世界遺産である慈尊院前をスタート地点にできるコースに変えてはどうでしょうか? (カンボジアのアンコールワット・マラソンも、まさにアンコールワットがスタート地点でした!)農道のコースでは民家がほとんどないため、非常に少なかった沿道の観客も増やし、交流を図ることができると思います。

 3.スタート点近くに地域の物産店を出店する

 応援の方は2時間前後を待って過ごすのですから、彼らのために柿をはじめとする農作物、また、九度山ゆかりの真田幸村をデザインした応援グッズや記念品を売り出すのも良いかもしれません。ランナーにとっても記念にもなりますし、地域の物産をアピールする大チャンスです。


 4.フルーツステーションを置く

 以前走った静岡県の「小笠・掛川マラソン」は茶畑の中を走る過酷なレースでしたが、フルーツステーションがあり、地元で採れたイチゴやキウイ、またバナナなどが各地に置かれていました。ランナーの栄養補給、そして、地元産のフルーツをアピールするために検討して頂ければと思います。

 また、今回のレースでは、給水所にあったのは水だけで、スポーツドリンクはありませんでした。走る側からすれば、水では体が重くなるので、是非、吸収の早いスポーツドリンクを置いて頂きたいと思います。

 ランナーにとって記録は命。記録が出やすいコースにすること、そして、地域の魅力をアピールできるコース設定にすることで、ランナーが集まり、知名度アップ、産業振興にもつながります。山形県の「東根さくらんぼマラソン」「長野オリンピック記念マラソン」などは、地域の魅力を満載したイベントでした。せっかくの素晴らしいマラソン大会なのですから、是非、ランナーにも、九度山町にも嬉しいイベントにして頂きたく、僭越ながら提言をさせて頂きました。


 写真:このように過酷なアップダウンが続きます。笑顔を作るのも大変です!

 
阪口直人政治活動ホームページ
阪口直人国際協力活動ホームページ

阪口直人のつぶやき(ツイッター)

ブログ「もうひとりの阪口直人」







 
 

通常国会がスタート

2010年01月18日 20時28分21秒 | 政治
 今日から通常国会が始まりました。

 通常国会の最大のテーマは予算を通すこと。第二次補正予算案は7.2兆円。事業規模としては24兆円の、鳩山内閣としては初めての予算案です。「国民の生活を守る」政権与党の使命を果たすためにも、一日も早く成立させなくてはなりません。

 また、本予算においては、「こども手当」「高校の無償化」など、民主党が掲げる「コンクリートから人へ」の価値観をあらわす予算を成立させなくてはなりません。

 一方で、外務委員としての私は、アフガニスタン支援について、またビルマ(ミャンマー)の民主化支援、さらにバングラデシュにおける和平推進などのテーマについて質疑をすべく準備をしています。地元の陳情案件についても、本当に必要と思われるものについては最大限予算がつくよう全力を挙げる決意です。

 さらに、国際的な人権問題について、そして劣化ウラン弾の問題については阪口事務所が事務局になり、勉強会、そして問題解決へのアクションを起こす国会の中心になっていきます。

 課題は山積みですが、国会議員になった以上は、新人議員であると甘えることなく、できる限りのテーマにチャレンジする決意です。その真ん中に、「地元の声、弱い立場の方々の声を聞き、国政に反映する」ことを置いて頑張る決意です。皆さん、是非、ご支援ください。


阪口直人政治活動ホームページ
阪口直人国際協力活動ホームページ

阪口直人のつぶやき(ツイッター)

ブログ「もうひとりの阪口直人」





九度山世界遺産マラソンに参加して

2010年01月17日 16時31分34秒 | 政治
 今日は阪神大震災から15年。幼い頃から見慣れた神戸の街が、信じれないような壊滅的被害を受けている様子を見て、直ちに現地に入ることを決めました。当時の私はモザンビークでの平和維持活動から戻ったばかり。理屈ではなく、体が勝手に動いて気がつけば現地にいた感じでしたが、数週間、小学校のボランティアリーダーとして活動しました。今、大地震に襲われたカリブ海のハイチでは、今、この瞬間も多くの方が瓦礫の下で助けを待っています。また、助かった人も長い長い復興に向けた日々が続きます。スマトラ沖地震や、中越地震の被災地で活動した経験も活かし、できることならこの問題に関する政党としての対応に関わっていきたいと思っています。

 さて、今日は九度山世界遺産マラソンを走りました。たった4回しか練習できなかったのですが、できるだけいい記録で走ろうとベストを尽くしました。記録は1時間48分46秒。かなり控えめに『予測』したタイムを1分ほど下回る結果になってしまいました。このマラソンは、とにかくアップダウンの連続。九度山ピクニックマラソンと言いたくなるような、山の斜面を登り降りするコースです。それでも果敢に攻め、10キロ通過時は40分と過去最高のペースで、私は1時間30分台前半で走るつもりでした。しかし、急坂の連続は練習不足の体には無理があったようで、最後は懸命に走っても全くストライドが伸びず、スローライフを実践する結果になってしまいました。

 それでも、大勢の応援団が駆けつけ、また、ランナーの方々とも挨拶やハイタッチを繰り返すことができ、本当に楽しいレースでした。「検察に負けるな!」「ブログいつも見ちゃあるよ」と、多くのお声掛けを頂きました。次は4月の紀の川市桃源郷マラソンに参加予定です。今度はしっかり練習して、去年の記録(1時間42分49秒)を上回りたいものです。

 (橋本市議会議員補欠選挙に立候補予定の松本健一さんのブログ「橋本からやさしい社会へ」にも掲載されています)

  http://hashimoto-yasashii.blogspot.com/2010/01/blog-post_17.html


 新幹線は浜松辺りを走っています。明日からの通常国会を前に、最近の新聞をまとめて持って来たので集中的に読み込んでいます。



阪口直人政治活動ホームページ
阪口直人国際協力活動ホームページ

阪口直人のつぶやき(ツイッター)

ブログ「もうひとりの阪口直人」





党大会を前に

2010年01月16日 12時04分44秒 | 政治
 昨日、通常国会に提出する法案説明会があり、林間田園都市駅での駅立ち後、すぐに上京しました。今、議員会館でインターンを希望してくださる学生の方々と打ち合わせを終え、党大会が始まるまで事務所内での仕事をしているところです。

 少しブログの更新が滞ってしまいましたが、昨日まではひたすら地元活動に専念していました。国会が始まれば、和歌山にいる時間は限られますから、本当に貴重な期間です。連日の辻立ち、駅立ちに加え、陳情現場の視察、和歌山県選出国会議員による座談会出席、ミニ集会、さらに、「賀詞交歓会」「賀礼会」「新春の集い」など、名称は異なりますが、様々な新年のイベントを連日ハシゴしていました。また、明日行われる「九度山世界遺産マラソン」に向けて何度かジョギング街宣も行いました。

 嬉しいニュースは、地元事務所の新しい事務長が決まったことです。和歌山でももっとも広い人脈を持った方のひとりなので、後援会活動を活発化させる上でも大きな力になってくれることを期待しています。

 残念なことは、同僚の石川知裕議員が逮捕されたことです。正直、事実関係がわからない中でのコメントは難しいのですが、我々は、新しい政治を期待され、議席を頂いているのですから、徹底的にクリーンな姿勢での政治を行うこと、そして、それを報告することを義務として続けていかなければなりません。「自民党もやっていた」ではなく、「さすが民主党は違う!」と思っていただける姿勢で臨む決意を新たにしています。


阪口直人政治活動ホームページ
阪口直人国際協力活動ホームページ

阪口直人のつぶやき(ツイッター)

ブログ「もうひとりの阪口直人」




  

スローライフを支えるインフラ整備として

2010年01月07日 23時55分54秒 | 政治
 今日は九度山町とかつらぎ町での陳情案件視察を行いました。

 九度山町の岡本町長、かつらぎ町の山本町長が、町の幹部の方々とともに事業の必要性について説明してくださいました。また、地元グループの方々も、陳情案件の現場で待っていて、市民の立場からの要望を伺いました。

 「このような視察は初めてのことですので…」と、今日も何度も言われました。現場を見て、声を聞くことは基本中の基本だと思いますが、前政権はどのような基準で陳情対応をしていたのでしょう。不思議です。

 私の方からは、新政権である民主党の価値観、また、予算の分配についての基本的な考え方を説明しました。道路などインフラ整備の必要性は承知していますが、財源は限られていますから、事業自体に無駄がないこと、事業の経済効果、さらに、地域の方々の安心と、和歌山らしい発展にどのような効果があるのか等を考慮して優先順位をつけなければなりません。インフラ整備は、和歌山に今ある魅力を有効に経済発展につなげる上で有効な手段だと思うので、できる限り実施したい気持ちもありますが、「コンクリートから人へ」予算の配分は大きく変える必要があります。 

 私は、和歌山を日本のスローライフの中心地にしたいと思っています。スローライフを追及することは、食の安心、平和、環境、人権、ふれあいなど、人間の普遍的な価値観を追及することと同義語であり、和歌山の活性化を実現する上でのキーワードになると考えています。基礎的インフラ整備と、スローライフの中心としての和歌山の可能性の追及。この二つをどのように調和させていくのか。多くの皆さんの意見を参考に進めていきたいと思います。


阪口直人政治活動ホームページ
阪口直人国際協力活動ホームページ

阪口直人のつぶやき(ツイッター)

ブログ「もうひとりの阪口直人」





 

九度山世界遺産マラソン

2010年01月04日 23時28分27秒 | 日常
 今日は、海南市内を中心に活動しました。辻立ちの後、賀詞交歓会をハシゴし、その合間に支援者への挨拶回りをしました。

 さて、1月17日に九度山世界遺産マラソン(ハーフマラソン)があります。「風に立つライオン」さんに誘って頂いたのでこのレースを走ることに決め、遅ればせながら、今日からジョギングを始めました。有吉佐和子の「紀ノ川」でも描かれた世界遺産の「慈尊院」を巡り、果樹でいっぱいの広域農道を走るコース。ぜひ、多くの人に九度山の魅力を知ってもらいたいですからね! 

 http://blog.goo.ne.jp/xday0321/d/20070813 有吉佐和子「紀ノ川」

 http://ameblo.jp/sakaguchi-naoto/page-2.html#main 「おっぱい信仰」


 今日は正直、体が重かったです。体重と筋力のバランスが崩れていて、最初は何だか膝がミシミシ音を立てるようでした。しかし、走っているうちに、少しずつ調子が戻ってきて、膝や腰のチクリと神経にさわるような痛みはなくなりました。政治活動では、毎日路上や畑を走っていましたが、ジョギングは8ヶ月ぶりですので、なかなかスピードに乗れませんでした。私は、ランニングの指導を受けたことはなく、自己流にただ走っているだけなので、たぶん、長距離に適したフォームではないのですね。中距離走のようなフォームなので、ゆっくり走っていると余計に疲れるのですが、スピードに乗るにつれて感覚が戻ってきました。

 自分にプレッシャーをかけるために、マラソンを走る時はいつもこのブログで目標タイムとレース詳細についても書いていますが、今回は、目標を1時間47分前後にしておきます。4月の紀の川市桃源郷マラソンでは1時間42分49秒でした。1時間47分ではベストよりは15分ほど遅いタイムですが、今回は、たぶん、多くて5~6回ぐらいしか走れないので、そのあたりで走れたら十分です。

 フルマラソンもしばらく走っていません。こちらは、たいてい3時間40分前後なのですが、十分にトレーニングできたら記録更新を狙って走りたいと思います。私自身はトライアスロンの方が向いていると思うので、こちらもいつか挑戦したいものです。

 明日は紀の川市・下井阪交差点で朝立ちです。鳩山首相に応援演説に来て頂いた場所です。

 写真:2007年の桃源郷マラソンのゴールの写真です。



阪口直人政治活動ホームページ
阪口直人国際協力活動ホームページ

阪口直人のつぶやき(ツイッター)

ブログ「もうひとりの阪口直人」


2010年。新しい年を迎えて

2010年01月01日 02時06分21秒 | 政治
 あけましておめでとうございます。
 
 今、海南市の藤白神社での活動から帰ってきました。神社の門前に立って初詣の方々に挨拶をしました。自転車での往復と合わせて2時間ほどの活動でしたが、寒かったです。でも、こんな小さな神社では、毎年ほとんど同じ方が来るようですね。「阪口さんが通ったちゅうことは、この神社には御利益があらよぉ」そんな言葉を聞きながらの活動に、心は温かくなりました。

 ちょうど10年前はミレニアムでしたね。私はボルネオ島の東南アジア最高峰・キナバル山(標高4095メートル)に登る途中、降るような星空のもと、新年を迎えたのでした。当時は仕事をしながら修士論文の執筆と博士後期課程の入学試験の準備をしていたところで、ちょうどお正月休みはコタキナバルのホテルで缶詰になって論文を書いていたのでした。論文のテーマは「持続可能な観光開発の経済効果」でした。キナバル山登山は、論文の目途が立ったことで自分にあげたご褒美でした!

 あの頃、自分が政治に関わるとは思っていなかったし、まさか国会議員になるなど想像もしていませんでした。

 しかし、今、自分の使命は明確です。私たち全ての未来を守る、とりわけ弱い立場の人の暮らしを守るために政治は存在していると思います。その上で必要な変革を実現するため、自分の情熱とエネルギー、そして、経験の全てを注いでこの身を捧げる決意です。

 皆さん、今年も一緒に頑張りましょうね!


阪口直人政治活動ホームページ
阪口直人国際協力活動ホームページ

阪口直人のつぶやき(ツイッター)

ブログ「もうひとりの阪口直人」