日本の歴史上、『国民投票』が行われたことはありません。しかし、原発の在り方など日本の未来を左右する政策は、諮問型国民投票で決めるのが相応しいと思い、このブログでも再三提案をしてきました。みんなの声を聞く政治、大切なことは自分たちで決める制度を実現することは、民主主義を鍛える可能性にもつながります。
福島第一原発の事故を受け、その後の処理や大飯原発再稼働のプロセスなど、多くの国民が政府の原発政策に疑問を持ち始めています。首相官邸前では、脱原発・再稼働反対を求めてデモが毎週行われています。これは、「国民の声が届く政治」を求める強い意志表示と言えるでしょう。憲法改正が必要な国民投票ではなく、法的拘束力はないけれど議員立法で実現が可能な諮問型国民投票を実現することで、国民の将来について、みんなで議論する、教室で、カフェで、居酒屋で、みんなが真剣に話し合う、そんな政治文化、そして制度を作ることが可能になります。新しい首相をつくる民主党代表選挙の候補者にも諮問型国民投票の実施し、原発の未来を問うことを求めていきます。
この度、日本の未来を担う若者は、原発について、また、「国民投票」についてどのように考えているのか、国会議員にその声を届ける機会を作りました。約50名の中高生によるディスカッションに耳を傾けることで、国民の声を聞く政治の在り方を考えていきたいと思います。
発起人の私、そして、クラブ・ワールドピースジャパン代表の高校生、富樫泰良君が主旨を説明した後、「みんなで決めよう 原発国民投票」事務局長の今井一氏が進行役を務め、中高生が約60分、議論をします。その後、参加した国会議員がコメントし、質問を受けることになっています。熱い議論を期待しましょう!
参加ご希望の方がいれば、「みんなで決めよう 原発国民投票」事務局(http://kokumintohyo.com/)までご連絡ください。
【日 時】 8月31日(金)11:00~12:30
【場 所】 衆議院第2議員会館 1階 多目的会議室
昨日は、皆さんに来て頂き、打ち合わせを行いました。