阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

岡田克也元代表との街頭演説

2007年06月27日 10時01分23秒 | 政治
 皆さん、おはようございます。

 たった今、JR和歌山駅前での街頭活動を終えて、事務所に戻ったところです。今日は事務所での打ち合わせの後、自転車に乗って活動しますが、その前の時間を使って書いています。

 昨日、岡田克也民主党元代表を招いての決起集会は大変な盛り上がりでした。500人以上の方々が参加し、または足を止めて熱心に聴いて下さいました。

 岡田さんと私の出会いは、今から15年前。カンボジアでした。当時のカンボジアは、内戦状態を終結させるため、国連が史上初めて一国の代わりに統治する画期的な試み(UNTAC=国連カンボジア暫定統治機構)が展開されていましたが、私は会社を辞め、郡レベルにおける選挙実施責任者として参加していました。

 そこに衆議院議員として視察に来たのが岡田さんでした。初日の面会時間は約1時間と短く、十分な意見交換ができなかったため、私と中田厚仁さんが手紙を書き、もう少し現地の実情をお話しさせて下さいとお願いしたところ、岡田さんを中心に数人が、わざわざ時間を空けて来てくれました。私たちはマスコミでは報道されていないカンボジアの現状などを中心に貴重な意見交換ができました。また、国際貢献に対する市民の参加を後押しするボランティア休暇制度の法制化などについても提言させて頂きました。その後にみんなで記念撮影したのが、6月26日のブログの写真です。

 この時のことを、岡田代表も詳しく覚えていて、昨夜、そして今朝の街頭演説でも、繰り返し話して下さいました。

 さて、昨日の演説会では、私は主に下記の点についてお話しました。

 ①年金の信頼回復のための民主党の政策。

 ②地域格差を是正する上での地方の自主財源の拡大(税制改革)の必要性。

 ③その財源を生かしての「環境首都」としての和歌山再生へのアイディア

 これらの点についてはいずれ詳しく書きます。とにかく、自転車でまわって感じることは、国民の安心を置き去りにした安部政権の場当たり的な年金対策への国民の怒りはすさまじいことです。ひとりひとりとお話して感じた実情、そして、年金通帳を発行して、政府の責任で支払額と受給額を明らかにする民主党の政策については、街頭演説でも大きな共感と期待を得られていることを感じています。

 皆さんの期待に応えるためにも、力の限り頑張ります。


写真:3人で交互に演説をしました。左から岸本周平さん、阪口直人、岡田克也元代表。(翌27日朝、JR和歌山駅での駅頭活動にて。岸本周平氏のブログより)
  

決起集会のお知らせ

2007年06月26日 01時38分39秒 | 政治

 本日(6月26日)夕方6時より、参議院選挙に向けた阪口直人決起集会を開催します。(JR和歌山駅前)皆さん、是非、ご参加下さい。

 岡田克也民主党元代表も駆けつけ、激励して下さる予定です。

 
 写真:UNTAC(国連カンボジア暫定統治機構)で活動する私たちを訪問した岡田克也衆議院議員と。(1992年8月議員団宿泊のホテル・カンボディアーナで撮影。私の左隣が岡田克也元代表。右隣のビデオを持った青年が、活動中の翌年4月、カンボジア・コンポントム州で射殺された中田厚仁さんです)

 
 

ロウソクが結ぶ心と心

2007年06月24日 22時15分33秒 | 日常
 
 皆さん、こんにちは。いつも様々なコメント、ありがとうございます。今日は、カフェラテさんと三高さんのコメントに関して書かせて頂きます。

 100万人のキャンドルナイト。

 1本のキャンドルが、国境を、宗教や立場を超えて世界を結ぶ。何てロマンティックで、崇高な発想でしょう。税金の無駄遣いを象徴するような安倍首相の電球のCMと比較するまでもなく、そのスピリチュアルな発想に心動かされます。

 1992~3年にかけてUNTAC(国連カンボジア暫定統治機構)の選挙監理員として活動していたラタナキリ州・ボケオ村。そこには電気も水道もなく、夜はロウソクの光で生活していました。私は現地の人の家の一角に住んでいましたが、一日の仕事を終えた後、ロウソクを何本か立てて、その灯りの下で本を読んだり、手紙を書くのが楽しみでした。高床式の家の下には家畜がうごめき、同じ空間に住む家の人が、蚊帳の中で何やらささやく声が時おり聞こえました。ロウソクの炎に集まってくる虫が、私の腕にとまり、したたる汗の海で溺死するほど暑い夜。揺れる炎を見つめ、遠くで響く銃声を聞いていると、平和活動の現場の真っ只中にいることを実感しました。その時、両親に宛てて書いた手紙が、私の最初の著書・「心にかける橋」の原型になりました。

 半年少し過ぎた頃、仕事が本当に忙しくなり、発電機を導入。私の家に電灯が灯りました。ちょうど刈り入れが終わった祭りの季節。村中の人がやってきて、私の家の電灯の下、老若男女が夜遅くまで踊り明かす日々が続きました。静かだった夜が、笑顔と歓声にあふれ、人々の平和への希望が日に日に大きくなるのを実感することができました。

 1本のロウソクがもたらす安らぎと希望。そして文明がもたらす生活の変化を同時に感じることができたこと、それは、私の精神にもたらした大きな衝撃でした。

 しかし、文明の中にいるからこそ、1本のキャンドルに平和への思いを託す。そんな叡智も、私たち人類は持っているのですね。

 今夜こそ、キャンドルナイトのもと、ひとときを過ごすつもりです。当選?いえ、平和への祈りを込めて!


 写真:私が住んでいた家の人々。夕方、川で水浴びをした後のくつろぎのひとときです。(1992年10月。カンボジア・ラタナキリ州ボケオ村にて)


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自転車と一緒に聴いた声

2007年06月20日 00時09分15秒 | 政治
 6月17日、阪口直人後援会事務所(和歌山駅前事務所)の事務所開きを行いました。

 事務所前を埋め尽くす人々が来て下さったことに、本当に感動しました。心からお礼を申し上げます。

 緊急の課題としての年金の信頼回復、格差是正のための税制改革、さらに、未来の和歌山の在り方について、私の考えを述べさせて頂きました。

 事務所開き後は、3日間、自転車で和歌山県全域をまわりました。和歌山市、海南市、田辺市、すさみ町、串本町、太地町、那智勝浦町、新宮市、中辺路町、龍神村、橋本市、かつらぎ町、そして紀の川市。毎日一日中走り続ける予定でしたが、叩きつけるような豪雨にあちこちで見舞われ、少し計画を変更せざるを得ませんでした。しかし、全身びしょ濡れになれば、もう雨は気になりません。細い路地や、時には自転車を担いで登らなくてはならないような場所もまわって、本当に多くの方々とお話しすることができました。

 また、途中出会った方に自宅に招いて頂いたり、原稿を書いて頂いたりと、多くの新しい出会いがありました。長年の自民党支持者という方が、「自民党政治に伴うとてつもない闇」について、もう憤懣やるかたないという様子で話して下さったのも印象的でした。

 また、少し前になりますが、安倍総理が夫人と一緒に白熱灯を電球型蛍光灯に取り替えて電気を節約しようと呼びかける広告に対しても、怒りを抱いている方が本当に多かったです。

 誰が見たってこれは参議院選挙に向けてのイメージ広告であり、関連企業に対して政治献金を呼びかける新たな手法にも見えます。そもそも、最大の環境破壊である戦争(イラク戦争)を支持していながら、環境保護を訴えるのも、説得力がまるでありません。そんなお金があれば、消えた年金問題の解決に使って欲しい! そんな訴えが次々に寄せられました。

 ま、安倍総理は国民の税金は自分のためにあると思っているのでしょうが・・・。
 
 自転車に乗ってまわっていると、選挙に向けて風向きが変わってきているのを強く感じます。消えた年金問題、グリーンピア、様々な談合事件、さらに安倍総理の広告など、「今回こそは自民党を応援しない」口実が次々に生まれていることにホッとしている方が大勢いらっしゃること、改めて実感しました。
 
 しかし、それが追い風とも思っていません。私は自分自身にできることをやり抜くだけです。明日、そしてこれからも、できる限り多くの人と対話ができるよう、ひたすら走ります。

写真:事務所開きにおいて「頑張ろうコール」をする仲間たち。左から、山本忠相和歌山市議、瀧洋一橋本市議、私、壇上の岸本周平衆議院和歌山県第一区総支部長、そして藤本眞利子和歌山県議です。

「事務所開き」と自転車キャラバン

2007年06月16日 23時28分21秒 | 政治
 明日10:00から、阪口直人和歌山駅前事務所の事務所開きを行います。

 実際にはすでに事務所を開設して1ヶ月以上が経っていますが、目前に迫った選挙戦に向けた「第一回決起集会」として、実施することになりました。

 また、明日からの3日間は自転車キャラバンを組んで、紀南、そして紀ノ川筋をまわります。これまで何度も自転車でまわっていますが、ほとんど私ひとりでまわっていたこれまでとは違い、3人~9人の部隊でまわります。また、年金問題などをテーマに、連日50~100回程度のスポット演説、街頭演説を行います。

 見かけましたら、是非、声を掛けて下さい。


 写真:古座川周辺を演説しながら走る私。


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ここにも「消えた年金」-グリーンピア南紀

2007年06月14日 03時15分40秒 | 政治
 今日は、公共事業チェック議員の会(鳩山由紀夫会長)に同行し、那智勝浦町、太地町の大規模年金保養地「グリーンピア南紀」の視察に行ってきました。

 グリーンピア南紀は年金保険料122億円を投じて建設されました。しかし経営不振により平成17年7月、那智勝浦町、太地町に2億7千万円で譲渡。さらに自民党・二階俊博衆議院議員の紹介で、香港ボアオに10年間1億6千万円で貸与され、10年後には譲渡することになっています。香港ボアオは、ここに世界的な「健康と癒しの里」をつくることになっていますが、実行計画は宙に浮いたままになっています。

 私たちの年金保険料120億円(今回の視察団を企画した保坂展人衆議院議員によると、維持費や利払いを含めれば、投入された保険料は200億円を超えるであろうとのこと!)が、まさに「消えた」のです。それが私たちの和歌山で起こったのですから、現場を見て関係者の話を伺わなくては思いました。国会の議事録や新聞記事、厚生労働省が作成した資料など、入手できるあらゆる資料を読み込み、視察に向いました。

 実際に現場に行って感じたこと、それは、この事業を運営した厚生労働省年金局、そして、ボアオ社を紹介などに深く関わったとされる前経済産業省大臣・二階俊博氏は、この問題について説明責任、そして政治責任を果たすべきということです。

 主な疑問点


1.契約時の不可解さ

 那智勝浦町とボアオとの契約書は二階俊博経済産業大臣の応接室で締結されたとのこと。しかし、那智勝浦町の産業課長・亀井氏によれば、大臣に迷惑がかからないように、二階大臣が席を外している時に締結したと言う。どうしてなのか? 

2.どうしてボアオなのか?

 保坂展人衆議院議員が質疑した衆議院厚生労働委員会(5月18日)によると、グリーンピア南紀の跡地開発に関しては、二十数社から問い合わせがあった。公開入札をせずに、二階氏の「パートナー」である蒋会長が率いる香港ボアオに「貸与」することになった理由は、香港ボアオのみが、町の利用計画事業計画に沿った計画を提出したため他の企業は辞退したとのこと。しかし、その計画書が本当に信頼に足るものであったのか、下記の理由で大いに疑問である。

3.ボアオはペーパーカンパニー

 ボアオは57億円を投じてグリーンピア南紀を再開発するそうだが、契約が締結されて1年半が経過後も、未だ開発事業は進んでいない。そもそも計画書には資金調達計画や、人の配置などの具体性がない。もともと、平成17年12月に契約を締結する前に、香港ボアオ蒋暁松会長から撤退を希望する手紙も出されている。それを承知で契約したのか? 遅れているのではなく、転売などが目的で、最初から開発する気がないのではないか? そんな声を聞く。また、那智勝浦町がボアオから入手した設計図によると、それはどう見てもお金持ちの別荘にしか見えず、ホテル事業を行う意志は感じられない。

4.調査・取材を制限するボアオ

 那智勝浦町の担当課長の案内でホテル跡に入ろうとするとボアオ側の「家宅侵入だよ」という声、続いて「何言ってるんだ!」と争うような怒号が飛び交っていた。また、数十人のマスコミ関係者は、取材できる場所が大きく制限されていた。しかし、現在は賃貸状態であるためホテルの「大家」は那智勝浦町なのだ。担当課長はボアオ関係者の対応に首を捻っていた。

5.環境破壊

 エコ・ツーリズムを標榜しておきながら、環境破壊が行われている。敷地の一角では「歓迎。300年守りつづけてきた与根河池を助けて下さい。市屋区民一同」というノボリを掲げた人々が待っていた。手渡された陳情書によると、敷地内にある与根河池は、市屋区の住民が300年守り続けてきた先祖からの遺産の地とのこと。目的に反した使用はしないとの覚書を締結したにも拘わらず、与根河地水系内の山林を切り開き、三階建てのゲストハウスを建設し、行道用道路を建築すると那智勝浦町長が表明。工事が開始され、木々がなぎ倒された無残な姿を晒していた。かつて土石流による大災害の経験を持つ市屋区の方々は本当に心配していた。

 工事にはほとんど手がつけられていないのに、貴重な自然&文化遺産が残る場所だけが、工事現場のような悲惨な状態になっている。

 とにかく、おかしいことばかりです。

 グリーンピア南紀は、私たちが預けた年金保険料によって運営されていた公共財です。122億円の建設費をかけたにも関わらず、僅か1億6千万円で、どのように開発するかもわからない外国資本への「売却」が決まってしまった。つまり、120億円もの年金保険料が消えてしまった重大な問題です。年金制度の信頼を回復させるためにも、この件に関与している二階俊博衆議院議員、さらに安倍総理は、国会の場で私たちが納得する説明を行う責任があると思います。

 今回、貴重な機会に同行させて頂いた「公共事業チェック議員の会」、そして、誠実な対応をして下さった関係者の方々にお礼を申し上げます。

 
 写真:グリーンピア南紀の視察を行う私。数十人の報道陣が取材に駆けつけていました。私の左が保坂展人衆議院議員です。


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まずは年金の信頼回復を

2007年06月12日 23時40分16秒 | 政治
 今日は、朝、JR和歌山駅で駅立ちをした後、自転車で、紀の川市、岩出市、海南市をまわりました。

 今日のテーマはとにかく「年金」。和歌山駅では自分の名前ではなく民主党の年金政策を浸透させることに重点を置き、民主党の号外ビラ「まず年金の信頼回復を」を配りました。私と岸本周平さんが交互に演説し、ボランティアの方々を含め総勢8人で配ったのですが、岸本さんによると2000枚近く配れたそうです。和歌山一の乗降客を誇るとは言え、通勤時でさえも、列車の到着時以外は閑散としている和歌山駅だけに、私たちにとっては本当に画期的な数字です。改めて、年金に対する関心の強さを感じました。
 
 午後は、いつものように年金問題に関する調査を行いました。今日は80歳を超える方々とも沢山お話しましたが、年配の方々は、足の不自由な方が多く、外出することは本当に大変です。社会保険庁に自ら行かなくては受給額を確認、訂正できないことが何よりも困るとの声、多く聞きました。受給者ではなく政府の責任で徹底的に対応すべきと、改めて感じました。

 明日は、グリーンピア南紀の視察に行きます。まさに年金の保険料で122億円を費やして建てられ、わずか1億6000万円で香港企業に「売却」されたグリーンピア南紀。どうしてこうなったのか、調査を行う予定です。今夜は徹底的に資料を読み込まなくては!

 
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年金問題の調査と国民の怒り

2007年06月08日 09時12分42秒 | 政治
 連日、自転車で地域をまわって年金問題の調査を継続しています。

 最近、この活動をしているとお叱りを受けることが多くなってきました。その理由のひとつは、和歌山では民主党の存在がまだまだ小さいため、政治活動=政府=自民党と解釈されることです。(民主党のノボリ旗を立てて走っているのですが・・・!) 従って、年金問題に対する社会保険庁の様々な不手際や、年金受給者の安心を無視した安倍政権の対応について、現場で聞き取り調査をしている私がとばっちりを受けるわけです。

 何だか理不尽な気がしますが、しかし、間違えてくれるお陰で様々なお話を聞け、この問題の本質を理解する上での貴重な機会になっています。強く感じることは、消えた年金記録問題に対する政府の対策には信用が置けないと、多くの方々が感じていることです。

 政府の対策では、受給者が申請しなければ、受給額が修正されることはありません。私たちの年金記録が照合の結果修正されていたとしても、自ら申請しなければ年金受給額が修正されることはありません。本来、この問題は社会保険庁に責任があるのです。政府がすべき対策は、コンピューター上の名前を「名寄せ」することだけではなく、手書きの台帳との突合でコンピューターのデータを修正し、修正したら自動的に加入者に通知して、申請があるなしにかかわらず加入者の年金受給額の修正を行うことです。

 なかなか説明は難しいのですが、このような民主党案を説明しながら自転車でまわっていると、本当の意味での支持が広がることを実感します。

 とは言え、広い和歌山。「逆転の夏」(私の場合は「大逆転の夏」ですね!)にするには、地域をまわる自分自身があと100人は欲しいといつも思います。


 6日は民主党のパーティーがあり、東京に行ってきました。

 参議院選挙立候補予定者として、華々しい演出の中、スポットライトを浴びた舞台で紹介されました。場内を埋め尽くす参加者の歓声に、民主党への期待の高まりを感じました。しかし、和歌山に帰ってくると、何だか、一瞬の異次元の世界での出来事だった気がします。政治の本質は、いつも生活現場の中にあり、それ以外の場にはないのですから。


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和歌山を日本の「環境首都」に!

2007年06月04日 21時11分36秒 | 政治
 連日、自転車で紀州路を走っています。今日は林間田園都市駅、および橋本駅で瀧洋一・橋本市議会議員と街頭活動を行った後、橋本市、および高野町を走りました。

 私たちの和歌山は、今、元気がありません。人を見れば駆け寄ってお話させてもらいますが、消えた年金記録の問題に象徴される弱者切捨て政治が人々に与えているダメージの大きさを痛感します。停滞を打開するためには政治を変える必要があります。民主党が躍進し、健全な競争の機能する市民参加型の政治になれば、和歌山は変わります。
 
 今、和歌山が抱える問題は、発想を変えれば優位点になります。豊かな自然と文化を活かせば、環境や健康、癒しの拠点-エコ・ライフの先進地域になれるはずです。

 世界遺産に登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」。自転車街宣活動では、熊野古道の拠点のひとつ中辺路や、熊野大社、また高野山も訪ねました。この地域の自然や文化遺産の素晴らしさ、とりわけ、その精神性の高さに改めて感銘を受けました。観光資源としての魅力にとどまらず、環境と平和を象徴する日本の拠点としての可能性を強く感じました。

 また、関西空港への近さは、経済を活性化する優位性のひとつです。環境ビジネスの拠点として人と投資を呼び込み、エコライフの拠点化と合わせて日本の「環境首都」を目指す。和歌山を活性化させるのは、それが最も有効な方法だと思います。

 私の政治活動、そして本番の選挙戦も、できる限り「エコスタイル」でやっていきます。



 写真:新宮市の熊野速玉大社前で。入り口近くに気持ち良さそうな芝生があり、思わず腕立て伏せをしていたら、旅行者の方に見つかって笑われました。その縁で写真を撮って頂きました! 和歌山在住者ではなかったのが残念でしたが・・・!


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「消えた年金記録」問題

2007年06月03日 00時13分20秒 | 政治
 この3日間は、ひたすら自転車で走って、大勢の人と対話をしました。約130キロ走りましたが、何よりも、自転車に乗っての活動自体が、対話のきっかけを作る手段として本当に有意義であることを実感しました。

 田辺市、串本町、那智勝浦町、古座川町、新宮市、そして橋本市と走りましたが、路上で、畦道で、店先で出逢った方々からは、本当にいろんなお話を伺いました。皆さんがまさに怒り心頭なのは、「消えた年金記録」に関する安倍首相・および自民党の国会対応でした。

 僅か4時間の衆院での審議で強引に採決を行ったこと、それは国民の安心よりも参議院選挙に向けた既成事実作りを優先する態度と多くの方が感じているようでした。小沢代表はもっと徹底的に追求すべきというお叱りも少なからず受けましたが、この問題が参議院選挙の大きな争点であること、改めて実感しました。

 このテーマについての調査は今後も続けます。明日も自転車で伺いますので、是非、事例、および皆さんの声をお知らせ下さい。 


写真:このブログで出逢ったあらいぐまマンさんが、娘さんと一緒に走ってくれました。 


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