阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

大谷翔平選手の会見と自民党裏金議員の対応

2024年03月26日 08時53分52秒 | スポーツ
 大谷翔平選手、水原一平通訳の違法賭博問題についての関与や自身の送金について、記者会見で明確に否定しました。この一週間、自分の言葉で説明する機会を待ち望んでいたことが伝わる会見でした。文章を用意していましたが、しっかり前を向き、ほとんどメモを見ることもなく、堂々と、必要なこと、私たちが知りたいこと、今日の時点で言えることを自分の言葉で伝える様子に感銘を受けました。普段の野球少年の顔とは違い、選手生命にかかわる危機において、緊張した様子も見せず、明快な言葉で話す姿は、説明責任の在り方についても模範を示したように思います。裏金問題についての自民党議員の『説明』とはまさに対極の姿だったと感じました。これ以上ないほどの大谷選手の好感度をさらに上げる会見だったと思います。
 
 大谷選手を支える大きな役割を果たしてきた水原通訳がギャンブルによって窮地に追い込まれ、違法行為と嘘を重ねることになった経緯、大変残念に思います。大谷選手、信頼していた人の裏切りからの気持ちの切り替えは簡単ではないと思いますが、この苦境を乗り越えてのさらなる活躍を願いたいと思います。




山本太郎代表来訪の一日と決意表明-消費税廃止と平和外交に向けて

2024年03月24日 07時24分34秒 | 政治
 22日は山本太郎代表を迎えての各務原市での『増税?ダメ♡絶対!デモ』と岐阜市でのおしゃべり会を実施しました。デモのコースは普段は閑散とした場所。実施が正式に決まった13日からあらゆる手を尽くして必死で集客&アナウンスに奔走してきたのですが、想定、そして期待を大きく超える方々に来ていただき、温かい雰囲気で盛り上がりました。準備や運営、撮影などに協力してくださった皆さん、そして、前日を含め2日間に3つの国会質疑を終えて駆けつけ、無尽蔵のエネルギーで思いを伝えてくださった山本代表には心から感謝を申し上げます。

 また、先導してくださった警察の方々などや、沿道にお住いの方々にも感謝を申し上げます。家々から、お店から手を振って頂き、予想外に雰囲気につつまれたデモになりました。ポスターも少し見えにくい場所も含めれば沿道に16か所(23枚)貼ったのですが、山本代表も多くに気づいてくれて報われた思いでした。

 デモとおしゃべり会の冒頭の挨拶の機会で私が訴えたことは2つ。

 消費税を廃止するには次の衆議院選挙でれいわ新選組が躍進し与党を過半数割れに追い込むことが必要。交渉でキャスティングボードを握り、山本太郎総理を誕生させる状況を作ろうということ。そのためには比例区だけでなく小選挙区で勝つ議員を増やさなくてはなりません。裏金、脱税問題で信頼が地に落ちた自民党。私の岐阜3区は大いに可能性があり、れいわ新選組としては初めての小選挙区当選を目指していきます。

 もう一つは平和外交について。紛争地域で何度か銃撃、襲撃を受けた経験、とりわけ引き金に指を掛けた状態で4本のライフル銃を突き付けられ、死を覚悟した瞬間の記憶についてお話しました。その上で、今、自分が安全な場所にいる口だけ勇ましい議員が、日本を戦争ができる国にしようとしている。実際には情報も、戦略も全てアメリカ依存で、私たちの思いとは裏腹に戦争に巻き込まれる可能性が大きくなっていること。この状況は絶対に変えなくてはいけないこと。私たち日本が目指すべきは、世界の平和に貢献し、全ての命や尊厳を守る国として信頼や尊厳を受ける国になることであり、それこそが安全保障にもつながる真の国益であると訴えました。紛争地のリアルを経験した人間として、譲れない思いを言葉に込めました。

 終了後、多くの方が写真や映像の編集をして送ってくださいました。当日の様子を多めに写真と映像で報告します。









































 

 


3月22日(金)山本太郎代表来訪-17時各務原市でデモ、19時岐阜市でおしゃべり会を実施

2024年03月17日 20時41分54秒 | 政治
3月22日(金)山本太郎代表が各務原市と岐阜市に来ます。

◆増税?ダメ絶対!デモin各務原:
16時30分 各務原市民公園(緑の街角。那賀交番向かい)集合
17時~18時 各務原市役所前駅にて流れ解散
◆山本太郎とおしゃべり会:
19時~21時 岐阜市民会館大ホール

ひとりでも多くの方に来ていただくため、連日、ポスターの掲示や街頭活動、またSNSの拡散などを行っています。今日はボランティアの方々、20人以上で岐阜市でPR活動を行いました。

有名な政治家はよく街頭演説を行いますが、だいたい15分~20分ほど、自分が話したいことだけ話し、「次がありますので」「公務がありますので」と、あっという間にいなくなってしまいます。
山本太郎代表は約2時間、アンチを含む、質問を希望する方々からあらゆる質問を受け、真摯に向き合って毎回全てに答えています。今の時代、失言や認識不足は攻撃の対象になり、世界中に晒されます。絶え間ない勉強が必要ですし、今の社会を変えようと本気で思っているからこそ、こんなリスクを追う勇気があるんだと思います。

是非、山本太郎に会いに来てください。私も挨拶しますので、是非、盛り上げて頂きたいと思います。

https://reiwa-shinsengumi.com/reiwanews/20005/


各務原市でのデモの案内です


岐阜市でのおしゃべり会の案内です









命の終焉を覚悟した瞬間の記憶と平和外交への決意

2024年03月13日 12時29分51秒 | 政治
引き金に指をかけた4本のライフル銃を突き付けられ、命の終焉を覚悟した平和構築の現場経験をもとに、平和外交への決意を語っています。
自分は安全な場所にいて国民には血を流す覚悟を求める『勇ましい』政治家が日本を戦争に巻き込む危機を生み出しているのが日本の現実。
私は自分の経験の全てを懸けて、全ての人々の命と尊厳を守り世界の平和に貢献する日本に変える覚悟で再挑戦しています。地球益、人類益に貢献し、本当の信頼と尊敬を勝ち取ること、それが一番の国益であり安全保障と確信しています。

東京からのボランティアで撮影に来てくれたプロの映像チームの撮影です。これまでカメラの前では語ったことがない経験を引き出してくれました。

命の終焉を覚悟した瞬間の記憶と平和外交への決意

https://drive.google.com/file/d/1ElSh22_kKV_RbhnPiZCScu3XNCcIvjO7/view?usp=share_link

東日本大震災から13年目の朝、原発廃止に向けての国民投票への思い

2024年03月11日 10時31分54秒 | 政治
東日本大震災から13年目の朝。街頭活動をしていたら多くの方々から声を掛けて頂きました。あの日は、議員会館から出て地下鉄に乗った途端、嵐に翻弄される小舟のように大揺れに見舞われました。天井が落ちてくるかと思いました。すぐに部屋に戻り、議員仲間と相談し、政権与党の国会議員としてまずできることとして、SNSに寄せられる情報を議員ごとに地域を決め政府につなげる役割をみんなで担いました。「水がそこまで来ています。助けて」切実な訴えが次々に届く中、まずは一次情報をできる限り伝えることに時間を忘れて集中していたことを昨日のことのように思い出します。

昨日は、各地で3.11原発ゼロACTIONの集まりがありました。被災地への思い、そして、私たちには制御不能な原発に依存する社会や経済の仕組みを改めること、そして、そのためのプロセスについての考えを下記のメッセージに託しました。

「こんにちは。れいわ新選組、衆議院岐阜3区総支部長のさかぐち直人です。今日はお招きいただきありがとうございます。原発の廃止に向けて、皆さんの粘り強い行動に心から敬意をと表したいと思います。

私は安倍晋三元総理に対し、衆議院予算委員会で原発の在り方について質問したことがあります。

まず、原発の是非を問う国民投票についての考えを質しました。ひとつの政策について徹底的な議論を行い、国民自ら決定することは日本の民主主義を鍛える意味でも意義があると思います。諮問型国民投票であれば憲法改正がなくても実施は可能です。ところが安倍総理の答弁は、国民から選ばれた国会議員が議論して方向性を決めるべきであり、国民に委ねるのは国会議員としての責任放棄だとの驚くべきものでした。多くの自民党議員が電力会社から多額の政治献金を受け取るなど、国会議員と電力会社の利権構造があることが政策の方向性を歪めているのが現実なのに、国民に委ねるのは責任放棄との考えは到底受け入れられないものでした。

最終処分の在り方は大きな問題です。フィンランドの最終処分所「オンカロ」では原発は無害化するまで10万年管理することを想定しています。使用済み核燃料を保管する最終処分所は400メートルの岩盤の下、2キロ四方の地下要塞のような場所にあります。それでもわずか2基分の使用済み核燃料しか入りません。10万年前と言えば、ネアンデルタール人の時代。そもそも、情報が正確に伝わるのかどうかわかりません。日本は地震大国であり、10万年後に存在する建築物が存在するとも思えません。数年、数十年のエネルギーのために、未来の世代に何万年にもわたって犠牲を強いてもいいのでしょうか?

未来への責任を果たす政治に変える。そのためのもっとも重要な課題である原発廃止に向け、今後も力を合わせて参りましょう」

今、名古屋で代読してくださった方から連絡があり、安倍首相への質問のくだりには拍手レスポンスがあったそうです。原発をなくすための手段としての国民投票については今後も問題提起を続けていきます。