民主党は昨日、韓国・李明博大統領による島根県竹島上陸、そして天皇陛下への謝罪要求発言に抗議する国会決議の原案をまとめました。
私は2009年8月の当選以来外務委員会に所属していますが、外務大臣はこれまで竹島に関して「不法占拠」という言葉は使いませんでした。経済や文化における重要なパートナーとしての韓国に対する一定の配慮ゆえだったと思いますが、私は不満でした。しかし、与党民主党が、韓国政府による竹島占拠を「不法」とし、「一刻も早く停止することを強く求める」と明記して、国会決議を行う姿勢を示したことは大きな前進だと思います。衆参本会議における採決をできる限り早い段階で行うことで強い意志を内外に示すべきです。
それぞれの国民が自分なりの愛国心を持つことは素晴らしいことです。自国への愛国心を持つと同時に他国の国民の愛国心を理解することも同じように重要です。また、日本が韓国を侵略・併合し、文化やアイデンティティーを踏みにじる政策を取ったことについては猛省する必要があると思います。一衣帯水の隣国として、できる限り友好的な二国間関係を築くことを私も強く求めています。
しかし、現在の領有権問題は切り離して考えるべきでしょう。双方の主張に隔たりがある場合、公正な解決を目指し、国際司法裁判所に判断を委ねることは有効な解決方法だと思います。有効な手を打つことなくこれらの問題を先送りしてきた自民党政権とは一線を画し、今回日本政府が、日韓両国で国際司法裁判所に共同付託する提案書を韓国外務省に提出する方針を決めたことは、日本外交におけるタイムリーヒット。もし、韓国が提案を拒否した場合は、単独提訴し、韓国に合意を求めれば良いのです。韓国は認めないかもしれませんが、本当に正当性があるなら応じるよう、国際社会に働きかけるべきでしょう。竹島の領有権に関して日本の主張の正当性を示し、国際法に基づく判断を求め、その結果についてはどんな結果も受け入れる。断固とした姿勢でフェアな解決を求めることで、国際社会に対する問題提起を行う方法を私は支持します。李明博大統領による今回の暴挙を、この問題を解決する転換点にすべく、断固闘うべきです。
私たちは、香港の活動家らによる沖縄県・尖閣諸島上陸事件についても「極めて遺憾で、全く受け入れることはできない」として強く抗議し、日本政府が中国政府に対し、再発を防止するための適切な対応を求める決議案も作成しています。この件での国会決議も過去に例がありません。看過できない対応については断固抗議し、フェアな解決を求める姿勢。領有権を巡る問題に関しては今後も続けていくべきです。
>外務大臣はこれまで竹島に関して「不法占拠」という言葉は使いませんでした。
>経済や文化における重要なパートナーとしての韓国に対する一定の配慮ゆえだったと思いますが、私は不満でした。
法的に日本の領土である竹島を韓国が侵略している状況について、自民党の麻生政権時代には、「不法占拠」という言葉で表現していました。
ところが、民主党の閣僚は国会で「韓国による占領は不法占拠なのですか、そうではないのですか?」という質問に誰ひとりまともに答えることができず、逃げの答弁をしていましたね。
【竹島は「不法占拠」と口が裂けても言えない民主党政権 】
http://www.youtube.com/watch?v=zKjc0CdMbJI&feature=player_embedded
阪口さんが、民主党内閣の態度に不満を感じていらしたのだったら、その時点でブログではっきりとそう書いていただきたかったですね。もし、そういう記述があったならば、「阪口さんは他の民主党議員とは違って、日本の国益を考えている」と応援する気になったのですが。
今になって「私は不満でした」という文字を読んでも、アリバイ作りをしているようにしか感じられません。
でも。もし本当に日本の国民の生活を第一に考えて政治を志されたのならば、日本の国民ではなく、外国人に選挙の応援を頼み、日本人には内緒で、外国人に有利な政策を進めることを約束するような民主党の現状を終わらせるように、今のうちに声をあげてください。
【韓国民団の選挙協力に感謝する、民主党野田佳彦議員】
http://www.youtube.com/watch?v=3k79ozsd_-8
今回の日韓の問題についても、民主党は「毅然な対応」を取ると表では言っても、結局、スワップは延長し、韓国国債も購入するようだし、韓国政府と裏で取引して、また日本の国民を騙そうとしているのだなあという疑念はぬぐえません。
ここで日本の国民が納得できる措置を取れないようならば、民主党は次の選挙で完全に壊滅するということを肝に銘じてください。
ブログで私ら県民にもわかりやすーおしえてください!!
古くは戦国時代の戦を彷彿させます
日本古来の領土といっても
誰が先に唾をつけたかの問題
日本の領土を守ると固執すれば解決策はないでしょう
平和主義者であれば折衷案があってもいいと思います
隣地の筆界協定も双方譲歩なければ定まりません
政府の対応を見ていると
揉め事嫌いな人間はイライラします
>隣地の筆界協定も双方譲歩なければ定まりません
自分が平和主義者だから、相手も平和主義者に違いないという前提で、外交に臨むのはとても危険なことです。
韓国は「竹島」だけでなく、今は「対馬」も韓国の領土だという主張をしていますし、中国は「沖縄も日本の領土ではない」といい始めています。
そういう状況で、国際法に照らしても、日本の領土であることが明らかな土地を、自分が平和主義だからと譲歩したら、今度は「対馬」「沖縄」に紛争地が変わるだけで、平和にはなりません。