4月18日、熊野古道を歩く日だが、天気が気になる。
午後から南のほうから崩れてくるという。その南の方に行くのだが…
雨具、傘を入れて、少し肌寒いので暖かくして出かける。
今回の富田坂から安居(あご)の渡しまで約14キロ。
道そのものが世界遺産だというコースで、
大辺路最初の難所といわれる富田坂、七曲りの坂とも言われている。
芦雪ゆかりの草堂寺駐車場にバスが着き、ストレッチをして出発。

駐車場の藤がきれいだ。もう直ぐ門の横のつつじが咲きそうだ。
今回の案内人は63歳の男の人で、なんだか歴史にも詳しそうだ。

先ず草堂寺のこのお堂が欅の一木で出来ているという説明。
すごい大きな木だったんだろうと驚く。
寺の石垣に沿って世界遺産の道を上り始める。

雰囲気のいい里山を10分ばかり登ると一里松跡につく。
竹やぶから出た筍を猪が掘った跡があちこちにある。

昔は旅人のために、街道の距離の目安として一里ごとに松を植えたが、
ここの大きな松が枯死したので一里松跡という。立っているのはガイドさん。
1キロばかり小川に沿って林道を登ると七曲りの上り口につく。
急な勾配のあるつづら折れの坂を少しあえぎながら登る。
ガイドさんの足が速くて懸命についてゆく。

きれいな黄緑の草があちこちに群生している。
油の皿を置いた燈台の形に似ているのでトウダイグサと言うそうだ。
眺望のよい場所に着きようやく休憩。あ~しんど!

白浜半島と出発点の富田平野を見下ろす。
半島の中ほど、土色のところが白浜空港だという。
山つつじがきれいに咲いて、緑の山道のアクセントだ。

七曲りを約30分で通過しあと30分ばかり登りきると峠の茶屋跡につく。

大正8年まで茶屋は営業をしていたと言う。
少し早い目だがぽつぽつ雨が降ってきたようなのでここで昼食。
竹の皮の弁当箱にめはり寿司、さんま寿司、梅ご飯に副菜と
バラエティに富んでいて嬉しいが、雨が本降りになりそうなので
みんなの食べ終わるのの早いこと!
ここで雨具を着て出発。
この辺りで見つけたヤブレガサ。和傘を開かずに立てたような形が面白い。

テンナンショウ属ウラシマ草。ちょっと急いだのでピンボケ。

ウラジロ(お正月の飾りに使う)の新芽がカタツムリの角のように
ふたまたに出て、みんな日のほうに向き茂っている。

雨に降られながら約15分羊歯の茂る道を登れば安居辻松峠(標高390m)

ここが白浜町と日置川町の境だそうだ。
むかしはここにも大きな一里松塚があっそうだが枯れたので伐採したとか…
船形地蔵が祀られてある。

峠から椿温泉に下る分岐点もある。
林道に合流し急な下りなど約1時間半、三ケ川梵字塔がある。
大日如来や阿弥陀如来など十仏の梵字を刻んであるらしいが、
はっきり判らないくらい古い。

どんどん下る。雨がだいぶん降っているが肌寒いので雨具も気にならない。
三ケ川の庚申塔がある。庚申さんは天邪鬼をつかんでいるそうな…

人里に下りてきた。かって盛んだった炭焼き小屋跡を通過し、
蜜蜂が飛びかう小屋(養蜂業)を通過すると県道37号線に合流し、
三ヶ川も日置川に合流します。

次回は安居の渡しを船で渡り仏坂を歩くそうです。
雨に降られた古道歩きだったが、雰囲気のよい古の道を歩き
森の空気を存分に吸い気持ちのよい一日だった。
午後から南のほうから崩れてくるという。その南の方に行くのだが…
雨具、傘を入れて、少し肌寒いので暖かくして出かける。
今回の富田坂から安居(あご)の渡しまで約14キロ。
道そのものが世界遺産だというコースで、
大辺路最初の難所といわれる富田坂、七曲りの坂とも言われている。
芦雪ゆかりの草堂寺駐車場にバスが着き、ストレッチをして出発。

駐車場の藤がきれいだ。もう直ぐ門の横のつつじが咲きそうだ。
今回の案内人は63歳の男の人で、なんだか歴史にも詳しそうだ。

先ず草堂寺のこのお堂が欅の一木で出来ているという説明。
すごい大きな木だったんだろうと驚く。
寺の石垣に沿って世界遺産の道を上り始める。

雰囲気のいい里山を10分ばかり登ると一里松跡につく。
竹やぶから出た筍を猪が掘った跡があちこちにある。

昔は旅人のために、街道の距離の目安として一里ごとに松を植えたが、
ここの大きな松が枯死したので一里松跡という。立っているのはガイドさん。
1キロばかり小川に沿って林道を登ると七曲りの上り口につく。
急な勾配のあるつづら折れの坂を少しあえぎながら登る。
ガイドさんの足が速くて懸命についてゆく。

きれいな黄緑の草があちこちに群生している。
油の皿を置いた燈台の形に似ているのでトウダイグサと言うそうだ。
眺望のよい場所に着きようやく休憩。あ~しんど!

白浜半島と出発点の富田平野を見下ろす。
半島の中ほど、土色のところが白浜空港だという。
山つつじがきれいに咲いて、緑の山道のアクセントだ。

七曲りを約30分で通過しあと30分ばかり登りきると峠の茶屋跡につく。

大正8年まで茶屋は営業をしていたと言う。
少し早い目だがぽつぽつ雨が降ってきたようなのでここで昼食。
竹の皮の弁当箱にめはり寿司、さんま寿司、梅ご飯に副菜と
バラエティに富んでいて嬉しいが、雨が本降りになりそうなので
みんなの食べ終わるのの早いこと!
ここで雨具を着て出発。
この辺りで見つけたヤブレガサ。和傘を開かずに立てたような形が面白い。

テンナンショウ属ウラシマ草。ちょっと急いだのでピンボケ。

ウラジロ(お正月の飾りに使う)の新芽がカタツムリの角のように
ふたまたに出て、みんな日のほうに向き茂っている。

雨に降られながら約15分羊歯の茂る道を登れば安居辻松峠(標高390m)

ここが白浜町と日置川町の境だそうだ。
むかしはここにも大きな一里松塚があっそうだが枯れたので伐採したとか…
船形地蔵が祀られてある。

峠から椿温泉に下る分岐点もある。
林道に合流し急な下りなど約1時間半、三ケ川梵字塔がある。
大日如来や阿弥陀如来など十仏の梵字を刻んであるらしいが、
はっきり判らないくらい古い。

どんどん下る。雨がだいぶん降っているが肌寒いので雨具も気にならない。
三ケ川の庚申塔がある。庚申さんは天邪鬼をつかんでいるそうな…

人里に下りてきた。かって盛んだった炭焼き小屋跡を通過し、
蜜蜂が飛びかう小屋(養蜂業)を通過すると県道37号線に合流し、
三ヶ川も日置川に合流します。

次回は安居の渡しを船で渡り仏坂を歩くそうです。
雨に降られた古道歩きだったが、雰囲気のよい古の道を歩き
森の空気を存分に吸い気持ちのよい一日だった。
足元の植物が面白かったなぁ!
ゴアテックスの雨具…優れものだよね~
大辺路に入って王子(様(^_-)-☆)がいなくなりましたが、今回の道は本当によかったね!
これからの季節、山歩きをするといろんな植物に会えるから嬉しいね~