赤い椅子

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初めての能楽堂

2024-11-09 14:01:57 | 日記

11月3日 文化の日。昨日の大雨が嘘みたいな秋晴れ!

予てからの友人Yさんが能の舞をされており、その会の大会があるというので

ぜひ…ということで友人と連れ立って神戸長田のまで行ってきた。

上田観正会能楽堂…長田神社の参道の商店街の中ほど、

急な坂道の途中にある住宅街の中に異世界があった!

信号待ちの時、道端の人に道を尋ねたら「あ~太鼓の聞こえる家やな!」と

教えてくれたが、中に入って本格的な能舞台があり驚いた。

本格的な能舞台…と書いたが、三田屋の本店で食事をしたときに

眺めた以外は知らないのだが~

本舞台に友人がはかま姿で道明寺を舞い、謡もやる。

堂々たる足さばき、舞い姿をみせてもらって感激をした。

簡単に説明をすると、「道明寺は大阪の藤井寺にあります。

むかし道明寺の境内のなかに、菅原道真を祀る天満宮がありました。

天神と救世観音世は同一体という、神仏習合の考えです。

道真は大乗教を書いた経巻をこの境内に埋めたところ、

その跡から木げん樹という木が生えたのです。

ワキの僧・尊性は、この木げん樹の実を使って数珠を作り、百万遍念仏を唱えると極楽往生できるという夢をみました。

ワキ僧がこの道明寺の木げん樹を訪ねてくるところから能は始まります。」

舞台をどんと踏む音や周りの太鼓、鼓、笛、謡など男性9人従えて

舞うYさんは立派でした。あまり予備知識もなく見に行ったのですが、

Yさんさんが舞ったのはワキの僧だったようです。

舞台で舞うYさんさんが撮れなくてざんねんでしたが~

舞台で、橋掛かりと言われる、左手に橋のようなものがあるが、

単なる通路ではなく例えば、幕の奥を「幽界」本舞台を「現世」と

位置づけ、その間をつなぐものになぞらえるなど、能の世界は難しそうだ!

機会があればぜひもう少し深く知りたいと思うが…

知識もなくこんな書き込みをしたが、知識ある方が見られたら

お叱りを受けそうなことを書いたかもしれない<(_ _)>

帰路は雰囲気を戻して友人たちと商店街の純喫茶に入り、

楽しくワイワイと過ごして帰宅…お疲れさまでした。

 

 

 


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