赤い椅子

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大原野へ

2024-10-14 14:46:23 | 日記

10月4日、4回目の大原野へ…

ふとしたご縁で(実際には遺歌集となったが)歌集の端くれをの

お手伝いをさせていただいたことから、ず~と後を引き継いだ

長女のOさんとお付き合いをさせていただき、

たびたびお訪ねさせていただいている(^_-)-☆

今回は大原野スタジオギャラリーと藤袴園、正法寺と大原野神社と

いう予定で、駅までお迎え付きで探訪することになった次第です。

故Yさんの歌集の挿絵(ご自身の作)をスタジオと正法寺で展示公開され、

おりしも前の藤袴園が見頃だと案内してくれることに…

 

駅で同行の知人と合流した後、まず大原野神社のお蕎麦屋さんへ!

 

暖簾をくぐる前の溝にかけられた鉄板の橋の店名…珍しい~

手打ちそばとサーモン炙りの寿司2切れ!

雰囲気のいいお店で美味しかった!

   由緒ある大原野神社。   

    

784(延暦3)年創建。奈良の平城京から長岡京への遷都の際に、

藤原氏の氏神であった春日大社の神様の御分霊を新しい都の

守り神として勧請し、小塩山の麓にお祀りしたのが[大原野神社」

狛犬ではなく狛鹿が珍しい。

『源氏物語』の作者・紫式部も氏神様として崇め、
彼女の詠んだ和歌には小塩山が詠まれ、さらに源氏物語の中では
大原野へと向かう帝の行列の様子などが描かれています。

今テレビの「光る君」で大原野にも人が増えてきたということです。

今頃は大原野神社もこんなに紅葉しているころだろう。

上右はネットの写真です <(_ _)>

平成30年9月4日に通過した大型台風21号によって

折れた神木の樅の木がある。樹齢は約500年であったそうだ。

根元の中部が朽ちて空洞になっていたため折れたが、

歴史ある神木を折れたままにしておくのは忍びなかったため、

現在では入り口と屋根をつけて中に入ることができるようにされている。

  

500年という時の流れを感じられたかどうかな~Hさん…

      

今や満開の藤袴…山上憶良が万葉集で歌を詠んで以来、

秋の七草の一つとして知られているが

アサキマダラが(それも雄)遥々この花にわたってくるというのは、

香りなんだろうか?

アサギマダラは旅をする蝶としても知られ、

台湾や東南アジアなどから日本へやってくるそうです。

中には2500㎞もの長旅をして、日本に飛来するというから驚きです!

  苦手な蝶の画像をお借りしました。

当日は曇り時々小雨…という天気で、幸か不幸かアサキマダラに

会いませんでした(^_-)-☆

いよいよお目当てのYさんの作品展のギャラリーへ!

歌集の挿絵にたくさんあるのですが、額装にして改めて見ると

また新鮮だし、やはり優しい癒される絵です。

 たくさんの絵をノートに残されてい

ましたが、長女さんと今回のギャラリーのサンスンサンの力添えで

流れるように開催、展示にこぎつけたそうです。

正法寺さんも素敵なお寺でした。そこにも何枚か展示されていました。

  これは衝立に表装されて、Y家の

お座敷に置かれていたのを見せてもらったことがあります。

古木の風格ある桜の素敵な絵でした。

帰りに大原野のよもぎ餅までお土産にいただいて、大原野散策の

1日を堪能したよい日でした!

 

 

 

 

 

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山小屋をキャンセル

2024-10-10 17:22:53 | 日記

室堂山小屋の夜は、結構な土砂降りの雨でした。

一面の星空を見て、4時には作ってもらったお弁当を下げて、

立山のご来光を見る予定だった3人も、まだ部屋にごろごろして

朝を迎えました。

作ってもらった朝食の弁当を食べる3人と、食堂の朝食を食べる私は

同じテーブルで、ため息をついて外を眺めています。

今日下山する人たちは、レインコートの武装をして

チェックアウトをしていきます。大変だな~

 

空を見ながら、部屋にいたけれど行きたかったみくりが池は

部屋の窓から、雨で見えたり見えなかったり~

山の天気は一瞬たりともじっとしていない!

フロントの人に話を聞いたり、雨雲レーザーを睨めっこしていた

次女たちが出した結論は、この調子で今夜泊まっても

今日はもちろん、明日の朝の立山も望めなさそうだから…

思いきって、その日の山小屋をキャンセルして帰阪しようと

持ち掛けてきた。私としては何処にいてもボーと過ごすのだから…

とは思ったけれど、そう決めたのなら従おうということで、

1泊キャンセルで雨の止み間に急いでチェックアウト!

今なら霧だが雨に降られないですむというので、娘に腕を組まれて

小屋から室堂駅まで急ぎ足!

今日は一人のんびり、室堂平を散策してみくりが池を探訪して~と

楽しみに付いてきたけれど、未練たっぷりに駅まで小走りに…

アザミが咲いているし、草紅葉が始まっているし…残念至極だ!

途中のベンチの陰から何かが動いた気配…

アッと声をかけてみんなが見たものは~ライチョウでした!

メスがちょこちょこと走り出て辺りの草をつついています。

ベンチの陰でオスは変な声で、威嚇してきます。

 オスの赤い鶏冠が鮮やかです!

室堂の思い出のたった一つの収穫です(^_-)-☆

来た時とは逆のコースを、小雨の霧のダム堤をこえ、

もう私の人生では来ることもなかろう黒部ダムを後にしました。

トロリーバスを降りた帰りかな~

扇沢で自分たちの車に乗り換えて、松本へ向かう。

山に霧がたなびき、のんびりとした安曇野の風景です。

少し濁った水をとうとうと流して梓川が横を流れています。

せっかくなので、おいしいものでも食べよう~と婿殿が検索した店は…

三河産のウナギ屋さんでした!

もうすぐ閉店の2時…というところに滑り込み~

古民家を移築したという風格のある

素敵なお店でした、たっぷりのウナギが香ばしくて美味しかった!!!

お腹がいっぱいと言いながら、途中の和菓子屋さんを覗いて

クルミおはぎという珍しいおはぎを買い込んで…

珍しいし美味しかったな~  食べてばっかり~!

そこのお店の敷地に(安曇野の水)を汲ませてくれる場所があり

大きな容器を下げて並んで汲んで帰る様子…いいな~

わがやは(安曇野の水)を買っているのに~

持ち合わせのペットボトルにそれぞれいただいて帰ることに…

帰阪せねば~と休憩をはさみながら自宅についたのは夜9時前!

ありがとう!!!楽しかったよ~少し残念だったけれど…

 

 

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雨で残念は山小屋

2024-10-07 14:44:08 | 日記

10月に入ったのに、昼は暑い日が続いています。

そのせいか今年は彼岸花も遅かったようです。

今日近所で白彼岸花を見つけてきました。

まだ蕾があるのでしばらく散歩が楽しみです(^_-)-☆

 

書き込みが遅くなってしまいましたが・・・

9月18日、19日に立山の山小屋を予約したよ!…と約ひと月前に

次女宅から電話があったきりで、音沙汰なしで日が迫った15日に

17日出発…という連絡が入り、日にち調整し生協なども断りの

電話を入れたりバタバタし、17日朝、迎えが来ました。

 

旅の1日目は、それも仕事の調整で、11時ころの出発でした。

新車のアルファード(ベルファイヤー)の乗り心地はやはり快適!

何回かの休憩を取り、夕方も遅く松本の浅間温泉の宿に到着。

賑わったであろうなつかしい雰囲気の温泉街の「梅の湯」着。

チェックインして間もなく、落ち着く暇もなくタクシーで

予約した夕食のお店へ向かう。

    

着いたときは、カウンターに人がいっぱいで奥の座敷に案内された。

 

地産の馬刺し、稚鮎の天ぷら、鮎の一夜干し、地産の野菜の天ぷらなど、

地酒と一緒にのん兵衛さんは堪能した様子!

宿の温泉はかけ流しの、気持ちのいい湯で、貸し切り状態で娘と…

 

2日目は旅館を朝食なしで早くに出発。

立山黒部アルペンルートの扇沢駅に向かう。

10時30分の関電トンネルバスに乗車。約30分。

日本最大級の黒部ダム、アルプスの高峰が眼前に迫る黒部平から、
ロープウェイ、トロリーバスを乗り継ぎ、標高2,450mの室堂平へ。
雄大な大自然!

階段200段上るという迫力コースに挑戦してみることに…

家族に守られているから何とかなるさ…と強気に出る!

 

 

ダム展望台から少し下ってコンクリートバケット・滑車の前で…

担いでいるのはクレーンのケーブル、実物の太さ!

「黒部ダム(黒四ダム)のダム堤体部分のコンクリート打設は、

昭和34年9月にスタートし、 最盛時には、月間最大量14万7314.5立方メート

ル、1日最大量8653立方メートルという驚異的な記録を残しています。

当時の電力不足を背景に、発電所をできるだけ早期に稼働させるため、

ダムの完成を待たずにコンクリート打設中の昭和35年10月に湛水を開始し、

11月には発電所の通水を開始、昭和36年1月には発電の一部営業運転を

開始しています。

黒部ダムの建設資材を運搬するための関電トンネルは、

扇沢側(長野県大町市)の入口から1691mの部分で、

大量の水が湧き出す破砕帯(はさいたい=岩が細かく割れた軟弱で地下水を溜

め込んだ地層)にぶつかり、7ヶ月を費やして突破するなど、

資材の輸送に遅れが生じていたのです。

その遅れを取り戻すために、突貫工事で行なわれたダム堤体部分の

コンクリート打設は、容積立方メートル大型コンクリートバケットを

25tケーブルクレーンで移動させて、1回9立方メートルのコンクリートを 

ダム上に運んで、打設。

単純計算しても1日最大量の8653立方メートルを達成するには、

962回の作業が必要になります。

合計の回数は、なんと17万7571回分という気の遠くなるような数字で、

両岸にはケーブルクレーンの遺構(土台部分)も残されています。」

ネットの説明です。こんなデカイ物をクレーンで運んだなんて

感動でした!  殉職者の慰霊碑です。

  

レストハウスで早い目の昼食。

 

富山の白エビの白エビ丼とカレー  ダム湖の堤を模したアーチに緑っぽい

カレールーは黒部湖の緑とか…カツは湖に浮かぶ船だったか流木だったか~

利用者でいっぱいだったが回転が速く、おいしかった!

 

 

黒部平からの大観峰へロープウェイに乗る。

途中に支柱が1本も設けられていないワンスパン方式を採用している。

すごいな~この斜面を距離を支柱なしでロープウェイが動くとは~  

紅葉にはまだ少し間がありそうだが、何となく気配は感じる。

霧が出てきて、黒部湖も山々もぼんやりしてきた。

大観峰はすでに霧。現在日本に唯一残るトロリーバスに乗り室堂へ。

トロリーバスは「バス」と呼ばれますが、実は「電車」の仲間。

普通のバスのようにタイヤで走行し、運転操作もハンドルを使用しますが

電車線から電力の供給を受けて走ります。

正式名称は「無軌条電車」で、

法律上も「鉄道」に分類されているユニークな乗り物です。

今年11月30日でラストランになるそうで、名残を惜しむシム人たちが  

記念写真を撮っていました。

涼しいです!

       

室堂は雨でした。しばらく雨雲レーダーを見ながら様子を見る。

今なら山小屋まで、降られずにに到着できるという頃を見計らって

4人で素早く走る。娘に腕を組んでもらい霧の中を山小屋着!

何とかやれやれチェックインをして部屋に落ち着く。 室堂山小屋は日本最古の山小屋を残し

保存しているということで、暮れかけの時間にほんのり電灯をともし、

展示している様子だが、明日ゆっくり見ようと横目で通過!

部屋も個室を取ってくれていてきれいだったし、

お風呂もお湯もたっぷりのいいお風呂だった(^_-)-☆

夕食は食堂へ…

唐揚げと小鉢のなかなかのご馳走❕味噌汁とご飯はお替り自由。

今日山から下りてきた人、明日上る人たちが思い思いに楽しんでいる。

外はすごい雨と雷…稲光がダイナミックに窓に光る。

明日のご来光はどうなるか…迷いながら目覚ましをかけて就寝!

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

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